2024年07月23日
「病気とは何を食べどんな生活をして来たかに尽きる」という
「病気とは何を食べどんな生活をして来たかに尽きる」という。斯くいう愚生もここのところ調子が悪く、血液検査をしたら「要精密検査」。親が亡くなって初めて親の有難味が分かる様に、体調を崩して初めて健康の有難さというものを痛感する。
令和4年度の医療費は約46兆円で2年連続で過去最高を更新した。単純に、我が国の歳入約70兆円の約7割が医療費。医療費が50兆円を超えるのは必至で、歳入が減れば医療費に因って国家財政が危機的状況になってしまう可能性は少なくない。
何故に医療費が増大して行くのかといえば、日本医師会の我田引水的な拝金主義的医療制度に目を瞑り、票とカネ(政治献金)目当ての政治家に因って医療制度や医療行政の改革に手を拱いたことが大きな要因である言っても過言ではない。
医療制度の改革は先ず、自民党を始めとした政治家と日本医師会との卑しい関係を矯正し、補助金利権の闇を糺す必要があるが、その実行は限りなく不可能に近い。医療や社会福祉を優先する余りに、国家が破綻することがあってはならない。
以前、自民党の麻生太郎が医療費負担について「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と語り、物議を呼んだことは記憶に新しい。
麻生は、医療費の抑制策として、健康で病院に通わずに医療費の負担が無かった高齢者に対して「『10万円をあげる』と言ったら、医療費は下がる。それが最もカネが掛からない方法だ」とのアイデアを披歴したが、一理あるアイデアだった。
医療費に限らず、介護保険でもそうだが「利用しなきゃ損」みたいな風潮に一石を投じる意味でも、麻生の「健康高齢者褒賞金制度」は面白い試みであり、是非とも実行して頂きたいものだと思ったものだが未だ実現には至っていない。
麻生は終末医療についても「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをして貰う必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことが出来ないと死ねません。いい加減、死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、叶わない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねる様にして貰わないと」と語ってるがこれも正論だ。
「残存生命期間にかける金が月に一千何百万円だという現実を厚労省も一番よく知っている筈だ」とし、終末医療での財政負担が重い現状を指摘している。
人工透析患者も飽食の時代の弊害か年々増加の一途を辿る。透析治療には年間一人約500万円が投入され、一級身体障碍者としての給付金など財政を窮迫している。人工透析の予算はあらゆる病理に対する社会保障の中でも伸び率が断トツで高い。
以前、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が、自身のブログ「本気論・本音論」で「医者の言うことを何年も無視し続けて、自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?」と訴え、「人工透析患者は実費負担にさせよ。無理だと泣くなら殺せ!」と問題提起した。検証の上に立った正鵠を射た意見だったが、何故か「殺せ!」が曲解され総バッシングを受けることとなった。
国家予算に占める医療費負担は年々殖えるばかりで、今や我が国の財政を危機的な状況にしている。医療費の現実や医療の実態を国民一人一人が知り、考えることは大事なことで、長谷川のブログはそうした医療の現状に一石を投じるものだった。だが、ブログの真意が曲解され伝わっていることに違和感と危機感を覚えた。
長谷川の「医者の言うことを何年も無視し続けて、自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ」との主張と、麻生の「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」との意見は然程変わらないと思うが、何故か長谷川だけが糾弾された。
ブログでの「殺せ!」との言葉だけを以て指弾されるのであれば本末転倒である。長谷川への抗議や番組降板の裏で全国腎臓病協議会(全腎協)や日本医師会の圧力があったのだとすれば言語道断、忌忌しき事態であると言わざるを得ない。
「医者の言うことを何にも聞かず、医者が処方する薬も正確に飲みもせず、看護師に暴言を吐き、家族が止めても酒を飲み続け『うまいもん食って何が悪いんだ!』と暴れ…その結果、人工透析まで至った患者がいますよね?正直に答えてくださいよ。大変申し訳ないが、かなりの数、いますよね?そういう人たちにまで、『全額を国で負担しましょうね~』なんて…そんなシステム…もう持つわけないでしょうが」
その上で長谷川は、全腎協などに対し「責任ある社団法人の、それは勤めではないですか?あなた方は透析患者と透析病院の利権集団のおつもりか?だとしたら、とっとと解散すべきだ。そんな集団は今の時代に合わない!」。これこそブログタイトル通りの「本気論」「本音論」だと思うが、長谷川の苦言は届くことは無かった。
愚生の身近な人工透析患者も、或いはサウナなどで会った人工透析を受けてる人になった原因を聞くと、「バカみたいに暴飲暴食を繰り返す」「腹は出る、腰は痛める。周囲に注意されているのに、無視」「それでも食べ続け、運動もしない」「周囲は必死に注意。でも無視」「で、糖尿病になる」「にも関わらず、運動もしない、食事も先生から言われたことをろくに守らず好き放題」と、長谷川が指摘した通り。
そして、ついに人工透析患者になった。愚生の周りには、刺青や覚醒剤が原因でC型肝炎になった奴も少なくないが、これも自業自得で、それらの治療の優遇制度にも違和感を覚える。肝炎になった要因次第では治療費の見直しは必要だと思う。
正に「病気とは何を食べどんな生活をして来たかに尽きる」に尽きる訳で、長年の日常生活の悪因悪果は自業自得という他は無い。そうした自堕落な生活を問題にせず、無制限に血税を投入することに違和感を覚えるのは当然のことで、長谷川に限らず現在の医療行政に一石を投じることは、恕(じょ)から出でる正義感でもある。
斯くいう愚生の病状も自堕落な生活からの悪因悪果か。高度医療などは財政的余裕が無いから自然治癒に頼るしかない。余命宣告でも受けたら、その天命を諒として、余生を維新者として足掻いてみたいとは思うが、晩節は穏やかな日々を過ごした方が好いな。まぁ「憎まれっ子世に憚る」で意外と自然治癒するかもな。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。会費一般30,000(月2,500)円。法人120,000円。協賛会員300,000円~。
令和4年度の医療費は約46兆円で2年連続で過去最高を更新した。単純に、我が国の歳入約70兆円の約7割が医療費。医療費が50兆円を超えるのは必至で、歳入が減れば医療費に因って国家財政が危機的状況になってしまう可能性は少なくない。
何故に医療費が増大して行くのかといえば、日本医師会の我田引水的な拝金主義的医療制度に目を瞑り、票とカネ(政治献金)目当ての政治家に因って医療制度や医療行政の改革に手を拱いたことが大きな要因である言っても過言ではない。
医療制度の改革は先ず、自民党を始めとした政治家と日本医師会との卑しい関係を矯正し、補助金利権の闇を糺す必要があるが、その実行は限りなく不可能に近い。医療や社会福祉を優先する余りに、国家が破綻することがあってはならない。
以前、自民党の麻生太郎が医療費負担について「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と語り、物議を呼んだことは記憶に新しい。
麻生は、医療費の抑制策として、健康で病院に通わずに医療費の負担が無かった高齢者に対して「『10万円をあげる』と言ったら、医療費は下がる。それが最もカネが掛からない方法だ」とのアイデアを披歴したが、一理あるアイデアだった。
医療費に限らず、介護保険でもそうだが「利用しなきゃ損」みたいな風潮に一石を投じる意味でも、麻生の「健康高齢者褒賞金制度」は面白い試みであり、是非とも実行して頂きたいものだと思ったものだが未だ実現には至っていない。
麻生は終末医療についても「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをして貰う必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことが出来ないと死ねません。いい加減、死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、叶わない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねる様にして貰わないと」と語ってるがこれも正論だ。
「残存生命期間にかける金が月に一千何百万円だという現実を厚労省も一番よく知っている筈だ」とし、終末医療での財政負担が重い現状を指摘している。
人工透析患者も飽食の時代の弊害か年々増加の一途を辿る。透析治療には年間一人約500万円が投入され、一級身体障碍者としての給付金など財政を窮迫している。人工透析の予算はあらゆる病理に対する社会保障の中でも伸び率が断トツで高い。
以前、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が、自身のブログ「本気論・本音論」で「医者の言うことを何年も無視し続けて、自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?」と訴え、「人工透析患者は実費負担にさせよ。無理だと泣くなら殺せ!」と問題提起した。検証の上に立った正鵠を射た意見だったが、何故か「殺せ!」が曲解され総バッシングを受けることとなった。
国家予算に占める医療費負担は年々殖えるばかりで、今や我が国の財政を危機的な状況にしている。医療費の現実や医療の実態を国民一人一人が知り、考えることは大事なことで、長谷川のブログはそうした医療の現状に一石を投じるものだった。だが、ブログの真意が曲解され伝わっていることに違和感と危機感を覚えた。
長谷川の「医者の言うことを何年も無視し続けて、自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ」との主張と、麻生の「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」との意見は然程変わらないと思うが、何故か長谷川だけが糾弾された。
ブログでの「殺せ!」との言葉だけを以て指弾されるのであれば本末転倒である。長谷川への抗議や番組降板の裏で全国腎臓病協議会(全腎協)や日本医師会の圧力があったのだとすれば言語道断、忌忌しき事態であると言わざるを得ない。
「医者の言うことを何にも聞かず、医者が処方する薬も正確に飲みもせず、看護師に暴言を吐き、家族が止めても酒を飲み続け『うまいもん食って何が悪いんだ!』と暴れ…その結果、人工透析まで至った患者がいますよね?正直に答えてくださいよ。大変申し訳ないが、かなりの数、いますよね?そういう人たちにまで、『全額を国で負担しましょうね~』なんて…そんなシステム…もう持つわけないでしょうが」
その上で長谷川は、全腎協などに対し「責任ある社団法人の、それは勤めではないですか?あなた方は透析患者と透析病院の利権集団のおつもりか?だとしたら、とっとと解散すべきだ。そんな集団は今の時代に合わない!」。これこそブログタイトル通りの「本気論」「本音論」だと思うが、長谷川の苦言は届くことは無かった。
愚生の身近な人工透析患者も、或いはサウナなどで会った人工透析を受けてる人になった原因を聞くと、「バカみたいに暴飲暴食を繰り返す」「腹は出る、腰は痛める。周囲に注意されているのに、無視」「それでも食べ続け、運動もしない」「周囲は必死に注意。でも無視」「で、糖尿病になる」「にも関わらず、運動もしない、食事も先生から言われたことをろくに守らず好き放題」と、長谷川が指摘した通り。
そして、ついに人工透析患者になった。愚生の周りには、刺青や覚醒剤が原因でC型肝炎になった奴も少なくないが、これも自業自得で、それらの治療の優遇制度にも違和感を覚える。肝炎になった要因次第では治療費の見直しは必要だと思う。
正に「病気とは何を食べどんな生活をして来たかに尽きる」に尽きる訳で、長年の日常生活の悪因悪果は自業自得という他は無い。そうした自堕落な生活を問題にせず、無制限に血税を投入することに違和感を覚えるのは当然のことで、長谷川に限らず現在の医療行政に一石を投じることは、恕(じょ)から出でる正義感でもある。
斯くいう愚生の病状も自堕落な生活からの悪因悪果か。高度医療などは財政的余裕が無いから自然治癒に頼るしかない。余命宣告でも受けたら、その天命を諒として、余生を維新者として足掻いてみたいとは思うが、晩節は穏やかな日々を過ごした方が好いな。まぁ「憎まれっ子世に憚る」で意外と自然治癒するかもな。呵呵
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《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。会費一般30,000(月2,500)円。法人120,000円。協賛会員300,000円~。
cordial8317 at 06:28│Comments(0)
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