2024年03月01日
会津若松市の「土地建物明渡事件」はスラップ訴訟の典型である
ライフワークブログの「汚れた顔の紳士達」で取り上げている会津若松市で起きている不法立ち退き問題は、何故か被害者が「土地建物明渡事件」として原告に訴えられている。この民事訴訟は流行りの「スラップ訴訟」の典型的なものである。
「スラップ訴訟」とは、金銭的余裕のある原告側が裁判費用や時間消費、肉体的精神的疲労等を相手(被告側)に負わせることを目的とした民事訴訟のこと。正式な裁判ではあるが、そこに公正さは無く、金銭的余裕のある原告が勝つ事例が殆ど。
司法研修所編「民事弁護の手引き」に、「正義の具現者としての弁護士が道義の遵法者であり、厳しい職業倫理に支配されるも当然である。旺盛な正義感を持たない弁護士は、世人の信頼を失い、悪徳の商人に堕することになろう」との一節が在る。
弁護士は依頼者を守るのは当然だが、商人の如く原告の言うが儘に動いてる弁護士に正義感を求めるのは無理というものなのか。倫理規定は単なるキレイゴト。スラップ訴訟はそうした金銭逞しい弁護士にとってはオイシイ仕事の一つでもある。
昨今は旺盛な正義感を持つ弁護士は消え失せ、弁護士とは名ばかりの悪徳商人以上のカネの亡者ばかりになってる気がしてならない。会津若松市で起きている不当立ち退き問題も、司法の劣化と正義感乏しい弁護士の登場で二次被害に及んでいる。
「土地建物明渡請求事件」は、原告である太田正吾(正職を持たない半グレ。愚生もこの人物から殺人予告を受けている)が被告が告発した脅迫及び器物損壊罪への報復である。こんな不正義な裁判に血税が支払われていると思うと腸が煮え繰り返る。法律は社会との約束であるのに、結果は資金力で決まるという不条理が罷り通る。
嘗て「世界一安全」と言われた我が国が、無能な自民党政権の「観光立国」や「移民政策」という愚策に拠って治安が乱され、安全が脅かされていることは余程のバカじゃない限り自覚している。そこに加えて警察と検察の対応の杜撰さは目に余る。
裁判を傍聴して痛感することは「法律は不完全」ということ。法律とは社会との約束であるなら、司法は勧善懲悪こそが採るべき道であるが、勧善懲悪どころか弱い者虐め。国際法違反である極東軍事裁判の勝者に因る敗者への嫌がらせに似たり。
検察では「人権に配慮して不起訴理由を出さない方向」と公言しているという。こうした法の平等の観点からも逸脱していると思われる通達は検事総長や政治家の意向なのか、政治家への忖度か。検察が犯罪者を処罰しない権利を「起訴便宜主義」という。検事の独断に因る「起訴の自由」を採ってる日本は世界でも稀である。
日本国内での犯罪では、検事が起訴した有罪率は99.9%なのは、御粗末な起訴便宜主義の下での起訴の自由を行使しているからに過ぎない。要するに、このくだらんメンツと有罪率99.9%を下げない為に面倒な案件は全て不起訴処分にしている。
犯罪は軽微なものを含めて検察は独断で判断することなく全て起訴し、裁判官に有罪無罪の判断を委ねることこそ大事。社会を不安に駆り立てる事件での不起訴処分は正義に逆行するものであり、国民の検察に対する疑心暗鬼は膨れ上がるばかり。
社員を恫喝して指を詰めさせたことで、脅迫罪及び強要で逮捕され実刑判決を受けたことのある人物を不起訴処分にした検察庁会津若松支部も同じく、犯罪者の人権を穿違えてはいないか。要は、今回の民事裁判は原告の目論見通りとなった。
「正義の具現者としての弁護士が道義の遵法者であり、厳しい職業倫理に支配されるも当然である。旺盛な正義感を持たない弁護士は、世人の信頼を失い、悪徳の商人に堕することになろう」との冒頭の「民事弁護の手引き」の言葉が虚しく響く。
司法の崩壊は国家解体に繋がる訳で、眼前の不正義や不条理を拱手傍観してる訳には参らない。会津若松市で起きている不法立ち退き問題や民事裁判は決して対岸の火事ではない。身近な問題として今回のスラップ訴訟を注視して欲しいものだ。
「土地建物明渡事件」の第三回公判が地裁会津若松支部1号法廷で今月6日午前10時から行われる。今回は原告である太田正吾が出廷するというから、どんな人物なのか見に来ては如何だろう。傍聴すれば司法の劣化と不正義を痛感するに違いない。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
「スラップ訴訟」とは、金銭的余裕のある原告側が裁判費用や時間消費、肉体的精神的疲労等を相手(被告側)に負わせることを目的とした民事訴訟のこと。正式な裁判ではあるが、そこに公正さは無く、金銭的余裕のある原告が勝つ事例が殆ど。
司法研修所編「民事弁護の手引き」に、「正義の具現者としての弁護士が道義の遵法者であり、厳しい職業倫理に支配されるも当然である。旺盛な正義感を持たない弁護士は、世人の信頼を失い、悪徳の商人に堕することになろう」との一節が在る。
弁護士は依頼者を守るのは当然だが、商人の如く原告の言うが儘に動いてる弁護士に正義感を求めるのは無理というものなのか。倫理規定は単なるキレイゴト。スラップ訴訟はそうした金銭逞しい弁護士にとってはオイシイ仕事の一つでもある。
昨今は旺盛な正義感を持つ弁護士は消え失せ、弁護士とは名ばかりの悪徳商人以上のカネの亡者ばかりになってる気がしてならない。会津若松市で起きている不当立ち退き問題も、司法の劣化と正義感乏しい弁護士の登場で二次被害に及んでいる。
「土地建物明渡請求事件」は、原告である太田正吾(正職を持たない半グレ。愚生もこの人物から殺人予告を受けている)が被告が告発した脅迫及び器物損壊罪への報復である。こんな不正義な裁判に血税が支払われていると思うと腸が煮え繰り返る。法律は社会との約束であるのに、結果は資金力で決まるという不条理が罷り通る。
嘗て「世界一安全」と言われた我が国が、無能な自民党政権の「観光立国」や「移民政策」という愚策に拠って治安が乱され、安全が脅かされていることは余程のバカじゃない限り自覚している。そこに加えて警察と検察の対応の杜撰さは目に余る。
裁判を傍聴して痛感することは「法律は不完全」ということ。法律とは社会との約束であるなら、司法は勧善懲悪こそが採るべき道であるが、勧善懲悪どころか弱い者虐め。国際法違反である極東軍事裁判の勝者に因る敗者への嫌がらせに似たり。
検察では「人権に配慮して不起訴理由を出さない方向」と公言しているという。こうした法の平等の観点からも逸脱していると思われる通達は検事総長や政治家の意向なのか、政治家への忖度か。検察が犯罪者を処罰しない権利を「起訴便宜主義」という。検事の独断に因る「起訴の自由」を採ってる日本は世界でも稀である。
日本国内での犯罪では、検事が起訴した有罪率は99.9%なのは、御粗末な起訴便宜主義の下での起訴の自由を行使しているからに過ぎない。要するに、このくだらんメンツと有罪率99.9%を下げない為に面倒な案件は全て不起訴処分にしている。
犯罪は軽微なものを含めて検察は独断で判断することなく全て起訴し、裁判官に有罪無罪の判断を委ねることこそ大事。社会を不安に駆り立てる事件での不起訴処分は正義に逆行するものであり、国民の検察に対する疑心暗鬼は膨れ上がるばかり。
社員を恫喝して指を詰めさせたことで、脅迫罪及び強要で逮捕され実刑判決を受けたことのある人物を不起訴処分にした検察庁会津若松支部も同じく、犯罪者の人権を穿違えてはいないか。要は、今回の民事裁判は原告の目論見通りとなった。
「正義の具現者としての弁護士が道義の遵法者であり、厳しい職業倫理に支配されるも当然である。旺盛な正義感を持たない弁護士は、世人の信頼を失い、悪徳の商人に堕することになろう」との冒頭の「民事弁護の手引き」の言葉が虚しく響く。
司法の崩壊は国家解体に繋がる訳で、眼前の不正義や不条理を拱手傍観してる訳には参らない。会津若松市で起きている不法立ち退き問題や民事裁判は決して対岸の火事ではない。身近な問題として今回のスラップ訴訟を注視して欲しいものだ。
「土地建物明渡事件」の第三回公判が地裁会津若松支部1号法廷で今月6日午前10時から行われる。今回は原告である太田正吾が出廷するというから、どんな人物なのか見に来ては如何だろう。傍聴すれば司法の劣化と不正義を痛感するに違いない。
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cordial8317 at 08:07│Comments(0)
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