2023年12月10日
SNS上での理論や蘊蓄を実践してるなら天才という他はない(笑)
「巧言令色鮮矣仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」という諺がある。その意味は、言葉巧みで、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けているものだという教えである。
対語は「剛毅木訥近仁(こうきぼくとつじんにちかし」。意思が強く強固で、素朴で口数が少ない人物こそが道徳の理想である仁に最も近い者であるという教え。
愚生は剛毅さはあると自負してるが、朴訥には程遠い。愛想の好い犬の様に、誰にでも好かれ様とは思わないが、巧言令色というのは無きにしに非ず(笑)
facebookやX(旧twitter)にしろ、SNSやネットで書き込んでる理論や薀蓄を読んで感じることは、皆さん、ホント凄い。アレがホントなら皆さん天才(笑)
でも、幾ら素晴らしい記事や理論を読んでみても、読んでる側に全く響いて来ないのは何故だろう。それは、やはり自分の言葉で語ってないからだと思う。
SNS上では、限られた仲間にしか通用しない理論や聞き齧った付け焼刃の薄っぺらい知識を殊更難しく語り、或いは、使い古された政治用語を斬新な言葉や理論であるかの様に語り、相手の反応など御構い無しに自分自身に酔ってる輩を目にする。
確かに仲間内で盛り上がったりはしているが、世の中どころか、意見を異にする人などを感化出来るとも思えないし、身近な友人さえも動かせない気がする。
長いこと右翼陣営を見て来たが、右翼関係者にはこういうのが多く、「巧言令色鮮矣仁」の如く、人から好かれようとホイホイと愛想を振りまく者が少なくない。
人というのは兎角、自分の短所や欠点を注意されることよりも、何やかんやと御世辞をいう、諂う友を周りに置きたがるものだ。だから孔子は、「良薬口に苦けれども病に利あり、忠言、耳に逆らえども、行に利あり」と教えている。
如何せん、そういう立派な友などそうそうはいない。多くは「朱に交われば赤くなる」の喩え通り、似た者同士が集まってしまうものである。実社会の人間模様を見渡せば、善友、必ずしも善友ではなく、悪友、必ずしも悪友とは限らない。
「毒を以て毒を制す」という言葉があるが、どちらかというと悪友の方が、結果として善友以上の働きを示すことの方が多い。例えば、畳にこぼれた水を拭き取るには、乾いたタオルでは綺麗に拭き取れない。タオルを充分に水に浸し、これをキリリと絞り上げてから使うタオルの方が水気が畳の水を綺麗に吸い上げるのだ。
日頃、キレイゴトを言ってるヤツなどは、いざという時にはクソの役にも立たない。そんな上辺だけの者より、共に笑い、共に泣き、ある時は共に悪い遊びをした様な友達の方がいざという時は親身になって心配してもくれるし、心強いものだ。
今どきの安っぽい風潮やマスコミの垂れ流す話題に流され、営業保守の請け売りの政治や歴史を偉そうに語るヤツより、そんなことは全く分からなくても、酒を愛し、趣味や惚れた女やスケベな話しを一生懸命話してるヤツの方が信用出来る。
仲間や身内可愛さから、相手の間違いや欠点には見て見ぬフリをすることが真の友人だとしたらお笑い草だ。日頃、国士を気取り「君子の交わり」などと言うのなら、また、かけがえのない友なら尚更、忠告してこれを善導すべきであると思う。
忠告を聞くか聞かないかは相手の判断次第なのは言うまでもないが、吉田松陰が「常に勅諌なくば」と訓えている様に、その場で相手の拙い点を諌めることは大事なこと。右翼とは削げ者であり、後先を考えない蛮勇こそが求められる。
まぁ、何事も自分の言葉で自分らしく語りかけた方が好い訳で、文章などもアップする際は、難しいものは分かり易く、簡単なものは格調高く、人生論は自分の失敗や経験なども織り交ぜて、また時にはユーモアを交えて書く様に心掛けるべし。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
対語は「剛毅木訥近仁(こうきぼくとつじんにちかし」。意思が強く強固で、素朴で口数が少ない人物こそが道徳の理想である仁に最も近い者であるという教え。
愚生は剛毅さはあると自負してるが、朴訥には程遠い。愛想の好い犬の様に、誰にでも好かれ様とは思わないが、巧言令色というのは無きにしに非ず(笑)
facebookやX(旧twitter)にしろ、SNSやネットで書き込んでる理論や薀蓄を読んで感じることは、皆さん、ホント凄い。アレがホントなら皆さん天才(笑)
でも、幾ら素晴らしい記事や理論を読んでみても、読んでる側に全く響いて来ないのは何故だろう。それは、やはり自分の言葉で語ってないからだと思う。
SNS上では、限られた仲間にしか通用しない理論や聞き齧った付け焼刃の薄っぺらい知識を殊更難しく語り、或いは、使い古された政治用語を斬新な言葉や理論であるかの様に語り、相手の反応など御構い無しに自分自身に酔ってる輩を目にする。
確かに仲間内で盛り上がったりはしているが、世の中どころか、意見を異にする人などを感化出来るとも思えないし、身近な友人さえも動かせない気がする。
長いこと右翼陣営を見て来たが、右翼関係者にはこういうのが多く、「巧言令色鮮矣仁」の如く、人から好かれようとホイホイと愛想を振りまく者が少なくない。
人というのは兎角、自分の短所や欠点を注意されることよりも、何やかんやと御世辞をいう、諂う友を周りに置きたがるものだ。だから孔子は、「良薬口に苦けれども病に利あり、忠言、耳に逆らえども、行に利あり」と教えている。
如何せん、そういう立派な友などそうそうはいない。多くは「朱に交われば赤くなる」の喩え通り、似た者同士が集まってしまうものである。実社会の人間模様を見渡せば、善友、必ずしも善友ではなく、悪友、必ずしも悪友とは限らない。
「毒を以て毒を制す」という言葉があるが、どちらかというと悪友の方が、結果として善友以上の働きを示すことの方が多い。例えば、畳にこぼれた水を拭き取るには、乾いたタオルでは綺麗に拭き取れない。タオルを充分に水に浸し、これをキリリと絞り上げてから使うタオルの方が水気が畳の水を綺麗に吸い上げるのだ。
日頃、キレイゴトを言ってるヤツなどは、いざという時にはクソの役にも立たない。そんな上辺だけの者より、共に笑い、共に泣き、ある時は共に悪い遊びをした様な友達の方がいざという時は親身になって心配してもくれるし、心強いものだ。
今どきの安っぽい風潮やマスコミの垂れ流す話題に流され、営業保守の請け売りの政治や歴史を偉そうに語るヤツより、そんなことは全く分からなくても、酒を愛し、趣味や惚れた女やスケベな話しを一生懸命話してるヤツの方が信用出来る。
仲間や身内可愛さから、相手の間違いや欠点には見て見ぬフリをすることが真の友人だとしたらお笑い草だ。日頃、国士を気取り「君子の交わり」などと言うのなら、また、かけがえのない友なら尚更、忠告してこれを善導すべきであると思う。
忠告を聞くか聞かないかは相手の判断次第なのは言うまでもないが、吉田松陰が「常に勅諌なくば」と訓えている様に、その場で相手の拙い点を諌めることは大事なこと。右翼とは削げ者であり、後先を考えない蛮勇こそが求められる。
まぁ、何事も自分の言葉で自分らしく語りかけた方が好い訳で、文章などもアップする際は、難しいものは分かり易く、簡単なものは格調高く、人生論は自分の失敗や経験なども織り交ぜて、また時にはユーモアを交えて書く様に心掛けるべし。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
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cordial8317 at 06:59│Comments(0)
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