2023年12月06日
旧宮家の再興は廃絶した祭祀を継承して戴くということにある
岸田文雄首相は、「安定的な皇位継承策」を喫緊の課題と位置付け、臨時国会中の進展を目指すという。秋篠宮皇嗣殿下~悠仁親王殿下の皇位継承が確定している中で、女性皇族と旧宮家男子との養子縁組というのは「女性宮家」への姦策である。
2年前「安定的な皇位継承策を検討する政府の有識者会議(清家篤座長)」の報告書では、「皇族数が喫緊の課題」として①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する②養子縁組を可能にするとし、皇統に属する男系男子を皇族とするとの皇族数確保策二案を提出したが、婚姻後の女性皇族を皇族身分の保証は皇女制度と同じ。
皇女制度の創設に拠って国賓・公賓への接遇や会食などの御公務を皇籍離脱後にも関わらせようという都合の好い政治利用に他ならない。女性皇族の皇籍を維持させてまで、婚姻後も皇籍を維持させ皇室活動をやらせようとは本末転倒である。
女性皇族の皇籍維持や「皇女制度創設」はカタチを変えた「女性宮家論」であり、皇籍離脱させられた旧宮家の方々の皇籍復帰論を絶つ為の姦策というのが正しい。
宮家の本分とは皇室活動ではないし、天皇の国事行為を補佐するものでもない。旧皇族の皇籍を復活させることは、廃絶した祭祀を継承して戴くということにある。
「婚姻後の女性皇族の皇籍維持」は皇族数の確保ではなく、現憲法下での御公務や皇室活動などの公的行事をやらせる為の政府の傀儡としての強要でしかない。
天皇とは英国やスペインの様な「王室」や「国王」の存在だと思っている人も多いが、分かり易く言えば日本固有の信仰である神道を伝え導く神主(神官)の最高の地位者であり、ローマ法王などと同じく祈りを重んずる「祭主」である。
「女性宮家」では天皇の重んじる祭祀が叶わない。神に仕える神事を執り行うことが憚れるのだ。別に女性差別ではなく、これが伝統というものなのだ。女性皇族が行えるのは国賓・公賓への接遇や会食とイベントに華を添えることくらいなもの。
「女性宮家論」や「皇女制度」は、天皇の在り方や宮家の本分を理解することなく、皇族を単なる国事行為をする便利な存在としか思っていないから語れるのだ。
国民の多くは陛下の御負担(国事行為)について「女性宮家創設で軽減する」と思っている。だが、天皇が本来重んずべき「祭祀」の代行は名代として掌典長のみが許され、国事行為の代行は憲法第四条の第二項に基く委任か摂政のみが可能である。
現憲法下での国事行為の代行は、現時点では皇嗣殿下しか成し得ない。国事行為の御負担を「女性宮家創設で軽減する」というのは国民を誑かす詭弁でしかない。
皇女制度は都合の好い皇室利用である。皇族の本分でもある祭祀を継承するには旧皇族の復帰を成すことが重要であり、廃絶になった秩父宮・高松宮、女性皇族しかいない常陸宮と三笠宮の祭祀を旧宮家を再興し継承することこそ肝要である。
旧宮家の方々が皇籍復帰して頂くことで国賓・公賓への接遇や晩餐会での会食などの皇室活動はクリア出来るのに、何故に女性皇族の皇籍維持が優先されるのか。
養子縁組を可能とし乍ら、「旧宮家の子孫は皇位継承権を持たない」と明記されている。皇位継承で大事なのは神武天皇以来の「男系」の血筋である。「今上陛下とは血筋が違う」とは反天皇勢力に拠って創られた現代の価値観に過ぎない。
旧宮家とは、「伏見(ふしみ)宮」「閑院(かんいん)宮」「山階(やましな)宮」「北白川宮」「梨本宮」「久邇(くに)宮」「賀陽(かや)宮」「東伏見(ひがしふしみ)宮」「竹田宮」「朝香(あさか)宮」「東久邇(ひがしくに)宮」。
「山階」「北白川」「梨本」「東伏見」の四宮家は断絶してしまったが、東久邇家の系統には歴代天皇と男系で繋がる男子が7名おられ、悠仁親王殿下と又従兄弟になる男子が5名、更に4名が誕生しているというし、皇籍復帰で皇統は盤石となる。
東久邇宮盛厚王(明治天皇の孫)の妻は昭和天皇の長女である茂子内親王であり、上皇后陛下が民間から嫁がれていることをしても男系男子の正統性を有する。「安定的な皇位継承」というのなら、条件を付けず旧宮家の皇籍復帰を成すべきである。
旧皇族の皇籍復帰に反対する勢力と「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」を推進している連中は、如何にも皇室の将来を案じているかの如く装ってるが同じ穴の狢。奸賊に因って実に怪しげな世論が醸成されて行く。決して騙されること勿れ。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
2年前「安定的な皇位継承策を検討する政府の有識者会議(清家篤座長)」の報告書では、「皇族数が喫緊の課題」として①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する②養子縁組を可能にするとし、皇統に属する男系男子を皇族とするとの皇族数確保策二案を提出したが、婚姻後の女性皇族を皇族身分の保証は皇女制度と同じ。
皇女制度の創設に拠って国賓・公賓への接遇や会食などの御公務を皇籍離脱後にも関わらせようという都合の好い政治利用に他ならない。女性皇族の皇籍を維持させてまで、婚姻後も皇籍を維持させ皇室活動をやらせようとは本末転倒である。
女性皇族の皇籍維持や「皇女制度創設」はカタチを変えた「女性宮家論」であり、皇籍離脱させられた旧宮家の方々の皇籍復帰論を絶つ為の姦策というのが正しい。
宮家の本分とは皇室活動ではないし、天皇の国事行為を補佐するものでもない。旧皇族の皇籍を復活させることは、廃絶した祭祀を継承して戴くということにある。
「婚姻後の女性皇族の皇籍維持」は皇族数の確保ではなく、現憲法下での御公務や皇室活動などの公的行事をやらせる為の政府の傀儡としての強要でしかない。
天皇とは英国やスペインの様な「王室」や「国王」の存在だと思っている人も多いが、分かり易く言えば日本固有の信仰である神道を伝え導く神主(神官)の最高の地位者であり、ローマ法王などと同じく祈りを重んずる「祭主」である。
「女性宮家」では天皇の重んじる祭祀が叶わない。神に仕える神事を執り行うことが憚れるのだ。別に女性差別ではなく、これが伝統というものなのだ。女性皇族が行えるのは国賓・公賓への接遇や会食とイベントに華を添えることくらいなもの。
「女性宮家論」や「皇女制度」は、天皇の在り方や宮家の本分を理解することなく、皇族を単なる国事行為をする便利な存在としか思っていないから語れるのだ。
国民の多くは陛下の御負担(国事行為)について「女性宮家創設で軽減する」と思っている。だが、天皇が本来重んずべき「祭祀」の代行は名代として掌典長のみが許され、国事行為の代行は憲法第四条の第二項に基く委任か摂政のみが可能である。
現憲法下での国事行為の代行は、現時点では皇嗣殿下しか成し得ない。国事行為の御負担を「女性宮家創設で軽減する」というのは国民を誑かす詭弁でしかない。
皇女制度は都合の好い皇室利用である。皇族の本分でもある祭祀を継承するには旧皇族の復帰を成すことが重要であり、廃絶になった秩父宮・高松宮、女性皇族しかいない常陸宮と三笠宮の祭祀を旧宮家を再興し継承することこそ肝要である。
旧宮家の方々が皇籍復帰して頂くことで国賓・公賓への接遇や晩餐会での会食などの皇室活動はクリア出来るのに、何故に女性皇族の皇籍維持が優先されるのか。
養子縁組を可能とし乍ら、「旧宮家の子孫は皇位継承権を持たない」と明記されている。皇位継承で大事なのは神武天皇以来の「男系」の血筋である。「今上陛下とは血筋が違う」とは反天皇勢力に拠って創られた現代の価値観に過ぎない。
旧宮家とは、「伏見(ふしみ)宮」「閑院(かんいん)宮」「山階(やましな)宮」「北白川宮」「梨本宮」「久邇(くに)宮」「賀陽(かや)宮」「東伏見(ひがしふしみ)宮」「竹田宮」「朝香(あさか)宮」「東久邇(ひがしくに)宮」。
「山階」「北白川」「梨本」「東伏見」の四宮家は断絶してしまったが、東久邇家の系統には歴代天皇と男系で繋がる男子が7名おられ、悠仁親王殿下と又従兄弟になる男子が5名、更に4名が誕生しているというし、皇籍復帰で皇統は盤石となる。
東久邇宮盛厚王(明治天皇の孫)の妻は昭和天皇の長女である茂子内親王であり、上皇后陛下が民間から嫁がれていることをしても男系男子の正統性を有する。「安定的な皇位継承」というのなら、条件を付けず旧宮家の皇籍復帰を成すべきである。
旧皇族の皇籍復帰に反対する勢力と「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」を推進している連中は、如何にも皇室の将来を案じているかの如く装ってるが同じ穴の狢。奸賊に因って実に怪しげな世論が醸成されて行く。決して騙されること勿れ。
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cordial8317 at 06:13│Comments(0)
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