浪人は長生きすればするほど惨めな生活しか待ってないよ(呵呵)釣りと酒を愛した作家・開高健が好んで使った故事に倣う

2023年06月13日

江戸時代には武士の嗜みとして「酒道」という作法があった

 江戸時代には「酒道」という作法があり、武士の嗜みの一つだったという。酒を飲まない右翼人がいるが、武士の嗜みに乏しいばかりか人生を損していることさえも気付かない。互いの礼儀、けじめを正し、より一層の連帯感を高めるのが「酒道」の神髄というものだった。つまり酒に溺れるというのは酒道では以ての外。

 酒に酔っても、酒が原因で身を滅ぼすというのは武士としては愚の骨頂。酒を飲んでも乱れず、平常心を如何に保つということこそ大事。酒豪の武将と言えば上杉謙信だろう。謙信は愛用の特大盃に並並と酒を注いでは、梅干しを肴に飲み干したという。賑やかで明るい酒宴を好み、家臣らと談笑し酒を酌み交わしていたという。

 ただ飲んでいた訳ではない。酒を酌み交わして部下をよく観察していた。酒を飲んで大言壮語やら、酒を飲んで気が大きくなって我を忘れる様な部下は信用せず、側近にはしなかった。皆さんも、上司の言う「今日は無礼講だ」というのを勘違いして、羽目を外していませんか。上司はそんな貴方を観察してますよ(笑)

 吉田松陰は「花柳詩酒に陥る如きは真の道に志す者の必ず暇あらざる所なり」と、道を志したのなら、飲食街で遊んだり、詩や酒に狂っている暇は絶対にないと訓えているのだが、松陰先生というのはチョッと堅物過ぎるし、付き合い難いな(笑)

 水戸光圀(徳川光圀)の教えの一つに、「欲と色と酒を敵と知るべし」というのがある。これは吉田松陰の訓えとはチョッと違う。酒を飲まない人や欲の無い人が、態態、こういうことは記さない。若い時分に女と酒に溺れ、失敗した戒めだろう

「酒を飲まない人は人生の3分の2を損してる」といったのは山口瞳だったか誰だったか忘れたが、まぁ、人生の3分の2を損してるかどうかは知らないが、酒を飲む人は、飲まない人に比べて懐具合が3分の2は失ってるのは確かだわな(笑)

「酒は飲むべし酒は飲むべし 人生唯酒ありて肝を開く 酔中の快楽人知るなし」とは坂本龍馬。酒は飲む人じゃないとその愉しさは分からない。腹を割って忌憚無く喋れるには酒は貴重なコミュニケーションアイテムで本音を曝け出してくれる。

 どうせ飲むなら上等の酒が好い。愚生は日本酒なら純米酒が好きだが、その中でも酒蔵自慢の純米対吟醸や純米吟醸が好い。酒肴には拘らないが酒器は錫の御猪口とちろりでやる。そこに気の置けない酒敵や酒友がいれば言うことはない。 

 酒好きのことを「左党(さとう)」といい「ひだりきき」ともいう。「左」が付く言葉で「左団扇」とか「左党」とか好ましい意味もあるが、知能が足りない者などを「左巻き」というし、正しい道に反することを「左様」という。

「左」という言葉は悪い意味で捉えられることが多い。正しい道に反する「左様」という「さようでござるか」を「左翼でござるか」と当て嵌めると分かり易いだろう。要は、左党というのも酒飲みを揶揄してる言葉にも思えるな(笑)

 その点、「右」はというと「右肩上がり」とか「右腕」だとか「右」という字は好ましい意味で捉えられる。「右倣え」とは言うが「左倣え」とは言わない。

 左に倣うとロクなことにはならない。日本では何故か愛国者は右翼勢力と断じられるが愛国者でない左翼は日本だけの珍現象。やっぱ「左」はイケません(笑)

 山口瞳の小説「居酒屋兆治」だったか、呑み屋の極意は「一・人」「二・酒」「三・肴」と訓えている。居合わせた隣りの客にしろ、誘われた社長にしろ、これがイマイチだと酒が不味い。この三拍子と好酒敵が揃うというのは年に幾度もない。

 酒敵や酒友と飲む酒は大いに盛り上がる。酒での過失は数え切れず、それでもそのバカな数(失敗)は場数(経験数)となって、その人間味も益して行く。

 酒での過失は多けれど、酔っ払った心地好さは呑まない人には理解出来ないし、どんなことでもやった人じゃないとその愉しみは分からないだろうな。呵呵。

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cordial8317 at 05:53│Comments(0)

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