2023年01月02日
扨て、今年はどうなるものぞ。天皇陛下万歳、万歳、万々歳!
皇紀2683年、令和5年を迎へ、恭しく聖寿の万歳を寿ぎ奉り、愈々肇国の精神を顕揚し、本年が光輝ある年宰たらしめんことを堅く誓い、併而御厚情を賜る皆様方の御隆昌を祈念申し上げます。今年も拙ブログに御付き合い頂ければ幸甚の極み。
畏くも陛下の一年は「四方拝」で始まる。年初の未明から、陛下は潔斎し、古式に則った黄櫨染御袍の装束を身に纏い、伊勢神宮や陵墓、四方の神々に拝し、国の安寧や豊作を祈る。これこそが歴代天皇が行ってきた秘儀である。
平成の御代の後半から、陛下の負担軽減を理由に黄櫨染御袍正装ではなく、元旦の新年祝賀の儀を優先してモーニングを着ての拝礼で済まし、年始の祭典である「歳旦祭」もまた同じ負担軽減という理由から掌典職が代拝している。
こうしたことは、天皇にとって最も重んじるべき祭祀や祭事は現憲法下で「天皇の私事」とされてしまい、元旦に行われる「新年祝賀の儀」が憲法で規定されている「国事行為」である為にそれらを最優先しているからに他ならない。
「陛下の負担軽減」とは単なる屁理屈に過ぎないのだが、あろうことか、陛下の高齢を理由にして祭事の簡素化が謀られ不敬極まる退位法案までもが可決されてしまった。令和の御代になっても祭事の簡素化が続いていることに違和感を禁じ得ない。
正月三日は、国と国民の繁栄を祈る「元始祭」。四日は「奏事始め」。七日は「昭和天皇祭」など、宮中祭祀は年に二十件前後斎行されるが、現在は国事行為や公的行事が優先され掌典職に拠る代拝や短縮など更なる簡略化が謀られている。
皇極元年(六百四十二年)より受継いできた重要祭祀の「暁の儀」が取り止めとなっている。今後何らかの影響を齎すのは避けられない。天皇にとって大事なものは国事行為に非ず「祭事」であり、国事行為より優先されなければならない。
天皇の祭事の必要性を訴えず、祭事の簡素化を実行した宮内庁は正に獅子身中の虫であり、皇統断絶を謀る国賊と断じて好かろう。天皇が現憲法下の傀儡と化す。
天皇は国王ではないし、皇族は王室ではない。天皇とは祭主であり祈る存在である。国民の多くが天皇とはどの様な存在であるかを知らず、開かれた皇室論からタレントの如く扱われていることは日本国民の精神的未熟さを露呈している。
歴代天皇が司ってきた祭事を最優先し、国事行為や公的行為こそ軽減すべきである。また、女性皇族では天皇が重んじる神事を執り行うことが憚れるのだ。
こうしたことは別に女性差別ではなく、これが伝統というもの。女性皇族が行えるのは国賓・公賓への接遇や会食とイベントに華を添えることくらいなもの。
「女性宮家」の創設議論あ「女性天皇論」に見られる様に、宮内庁や共産主義者、無自覚左翼に因って皇統断絶が謀られていることに危機感を抱いている保守派や愛国者というのは限りなく少ない。そんなんだから左翼の策謀に嵌るのだ。
天皇陛下の退位特例法案を成立させたのを皮切りに、女性宮家問題や女性天皇など共産主義者が謀る天皇廃止運動は国民が気付かない儘に巧妙に実行されている。
昭和天皇の御言葉を重んじるなら、最後まで反対なされた旧皇族の皇籍離脱には何故に沈黙するのか。戦前を現代の道徳観や価値観で論うことに意味は無い。大事なのは敗戦後、GHQが謀り実行した多くの策謀と不条理を如何に糺すかである。
神武肇国から続く万世一系の皇統が、平成と令和の御代を境に崩れて行くのを拱手傍観してる訳には参らない。皇統断絶を謀ってる元凶は獅子身中の虫である宮内庁か、それとも皇統を軽んじる政治家どもなのか。剔抉粛正せねばならない。
末尾に当たり、本年も右翼浪人として、また一維新者として一旦緩急に備え、遺憾無きを期し、貧すると雖も志士の覚悟を忘れることなく、草莽の道を歩んで往こうと思っておりますれば何卒御付き合いのほど宜しく御願い申し上げます。
往く道は精進して 忍びて終わり悔いなし(高倉健)。扨て、今年はどうなるものぞ。すめらぎいやさか、すめらみこといやさか。天皇陛下万歳、万歳、万々歳!
平成5年 皇紀2683年 佐久間五郎拝
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
畏くも陛下の一年は「四方拝」で始まる。年初の未明から、陛下は潔斎し、古式に則った黄櫨染御袍の装束を身に纏い、伊勢神宮や陵墓、四方の神々に拝し、国の安寧や豊作を祈る。これこそが歴代天皇が行ってきた秘儀である。
平成の御代の後半から、陛下の負担軽減を理由に黄櫨染御袍正装ではなく、元旦の新年祝賀の儀を優先してモーニングを着ての拝礼で済まし、年始の祭典である「歳旦祭」もまた同じ負担軽減という理由から掌典職が代拝している。
こうしたことは、天皇にとって最も重んじるべき祭祀や祭事は現憲法下で「天皇の私事」とされてしまい、元旦に行われる「新年祝賀の儀」が憲法で規定されている「国事行為」である為にそれらを最優先しているからに他ならない。
「陛下の負担軽減」とは単なる屁理屈に過ぎないのだが、あろうことか、陛下の高齢を理由にして祭事の簡素化が謀られ不敬極まる退位法案までもが可決されてしまった。令和の御代になっても祭事の簡素化が続いていることに違和感を禁じ得ない。
正月三日は、国と国民の繁栄を祈る「元始祭」。四日は「奏事始め」。七日は「昭和天皇祭」など、宮中祭祀は年に二十件前後斎行されるが、現在は国事行為や公的行事が優先され掌典職に拠る代拝や短縮など更なる簡略化が謀られている。
皇極元年(六百四十二年)より受継いできた重要祭祀の「暁の儀」が取り止めとなっている。今後何らかの影響を齎すのは避けられない。天皇にとって大事なものは国事行為に非ず「祭事」であり、国事行為より優先されなければならない。
天皇の祭事の必要性を訴えず、祭事の簡素化を実行した宮内庁は正に獅子身中の虫であり、皇統断絶を謀る国賊と断じて好かろう。天皇が現憲法下の傀儡と化す。
天皇は国王ではないし、皇族は王室ではない。天皇とは祭主であり祈る存在である。国民の多くが天皇とはどの様な存在であるかを知らず、開かれた皇室論からタレントの如く扱われていることは日本国民の精神的未熟さを露呈している。
歴代天皇が司ってきた祭事を最優先し、国事行為や公的行為こそ軽減すべきである。また、女性皇族では天皇が重んじる神事を執り行うことが憚れるのだ。
こうしたことは別に女性差別ではなく、これが伝統というもの。女性皇族が行えるのは国賓・公賓への接遇や会食とイベントに華を添えることくらいなもの。
「女性宮家」の創設議論あ「女性天皇論」に見られる様に、宮内庁や共産主義者、無自覚左翼に因って皇統断絶が謀られていることに危機感を抱いている保守派や愛国者というのは限りなく少ない。そんなんだから左翼の策謀に嵌るのだ。
天皇陛下の退位特例法案を成立させたのを皮切りに、女性宮家問題や女性天皇など共産主義者が謀る天皇廃止運動は国民が気付かない儘に巧妙に実行されている。
昭和天皇の御言葉を重んじるなら、最後まで反対なされた旧皇族の皇籍離脱には何故に沈黙するのか。戦前を現代の道徳観や価値観で論うことに意味は無い。大事なのは敗戦後、GHQが謀り実行した多くの策謀と不条理を如何に糺すかである。
神武肇国から続く万世一系の皇統が、平成と令和の御代を境に崩れて行くのを拱手傍観してる訳には参らない。皇統断絶を謀ってる元凶は獅子身中の虫である宮内庁か、それとも皇統を軽んじる政治家どもなのか。剔抉粛正せねばならない。
末尾に当たり、本年も右翼浪人として、また一維新者として一旦緩急に備え、遺憾無きを期し、貧すると雖も志士の覚悟を忘れることなく、草莽の道を歩んで往こうと思っておりますれば何卒御付き合いのほど宜しく御願い申し上げます。
往く道は精進して 忍びて終わり悔いなし(高倉健)。扨て、今年はどうなるものぞ。すめらぎいやさか、すめらみこといやさか。天皇陛下万歳、万歳、万々歳!
平成5年 皇紀2683年 佐久間五郎拝
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cordial8317 at 06:56│Comments(0)
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