東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス世襲と元官僚が幅を利かす政治の世界こそ実力の世界に戻さなければならない

2022年12月09日

皇后陛下の御生誕日である「地久節」こそ「母の日」に相応しい

 本日12月9日は皇后陛下の御生誕日。謹んで御祝詞申し上げます。

 戦前は、皇后陛下の生誕日は「地久節」という記念日だった。地久(ちきゅう)とは、老子の「天長地久(天は長く地は久し)」からの典拠である。「天地の存在は永遠であること。天地が永久である様に物事がいつまでも続く」との喩え。

 昭和6年、昭和天皇の皇后である香淳皇后(こうじゅんこうごう)の御生誕日である3月6日が「母の日」に定められた。現在の母の日は3月6日ではなく、米国と同じ5月の第二日曜日となっている。こうした米国の価値観の押付けは数多に及ぶ。

 戦後、GHQが謀った日本弱体化工作に因り「天長節」が「天皇誕生日」に変更され、地久節は消されたが、本来ならば今日が日本国民の「母の日」でもある。

 テレビでは「皇后まさ子さまの誕生日」という報道が流され、新聞には皇后陛下の感想文が掲載されている。その脇には医師団の見解要旨が記載され、「依然として快復の途上にあり、体調には波がある」とのいつもの意見が添えられている。

 記者は、海千山千の強か者ばかりで、その多くは皇室に批判的な輩であり、尊皇絶対の大義を弁えている記者はいない。一問一答形式によって、陛下からの御言葉を引き出し、言葉尻を捉えて政治問題化し、世論誘導を企てる。

 天皇皇后両陛下並びに皇族方の定例会見は今後一切拒絶するのが妥当であり、宮内庁は会見とは別な形での国民への御発露の方法を考えるべきだと思う。

 それにしても思うのはマスコミの報道だ。如何にも皇后陛下への親しみ易さを演出しているが、陛下や皇室のことというのは、喩え褒めることであってもそれを軽々に口にすることは不敬である。親しみ易さは、一方では尊厳を薄れさせる。

「皇后陛下」と呼称せずに「皇后さま」とか「雅子さま」との呼ぶことは、「開かれた皇室論」という反天皇運動の実践であり、国民が殆ど知らぬまに、ソ連共産党から日本共産党へ送られた命令書の忠実な遂行を謀ってると言っても過言ではない。

 日本人であるならば「皇后陛下」「敬宮愛子内親殿下」「秋篠宮妃殿下(内親王殿下)」「悠仁親王殿下」と称するべきで、こうした敬称略・敬語不使用運動も反天皇運動の一環であり、我が国の伝統文化や美徳が喪失して行くことを自覚すべきだ。

 戦前の様に「畏れ多くも畏くも」とは言わないまでも正式な敬称で呼ぶべきで、日本国民として節度ある敬意を表するのは当然のことだ。皇室の御存在は決して開かれるべきものでもなければ、親近感を抱く様な軽々しい存在でもない。

 現憲法下、天皇の祭祀は否定され国事行為を行うだけの政府の傀儡と化してしまった。天皇は「象徴」と位置付けられてはいるが、国民以下の存在として都合好く利用されているに過ぎない。こうした不敬をいつまで赦すつもりなのか。

 奸賊を排し、迫る来る祖国の危機に対処し、天皇国日本を盤石の安きに置く行動が求められる。正にその存在の意義を示す神機は近付きつつあると確信する。全愛国者は、迫りくる一旦緩急に備え、遺憾無きを期そうではないか。すめらぎいやさか

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cordial8317 at 05:23│Comments(0)

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