「女性皇族の皇籍維持」や「皇女制度」はカタチを変えた「女性宮家論」である今年も拙ブログに御付き合い頂き有難うございました。感謝・合掌。

2021年12月29日

猪苗代中田浜プレジャーボート殺人事件で佐藤剛被告が過失責任を否認

 令和2年9月6日午前11時頃、猪苗代湖中田浜で遊泳中の千葉県野田市の家族がプレジャーボートに巻き込まれ豊田瑛大君が死亡し、母親は命を取り留めたものの両足の膝から下を切断するという瀕死の重傷を負い、祖母も大ケガを負った。

 臨場した警察官が湖面に浮いている瑛大君の上半身の一部を発見。その2日後に湖底から下半身の一部と右腕、右脚を発見した。事故の悲惨さを物語る光景だ。冒頭陳述でも分かる通り、衝突に加えスクリューでバラバラにされたことが理解出来る。これだけの衝撃なのにその場に停まらずに遊びを優先させた神経は理解不能である。

 瑛大君の兄は「弟があの青い船に轢かれました」と助けを求めたという。目撃者からも「事故を起こしたプレジャーボートには約10名が乗っていた」という証言が出ていたが犯人特定に至らなかった。事故から約1年後の9月14日、福島県警はいわき市泉ヶ丘が本社の(株)佐藤剛建社長の佐藤剛を業務上過失致死傷容疑で逮捕した。

 福島地裁で行われた初公判で、逮捕後には容疑を否認していた佐藤だったが、事故を認めて謝罪した。一方で「前方左右を注意深く見ていたが被害者が浮いてるのは全く見えなかった。同乗者も誰も事故に気付かなかった」と過失責任を否認した。

「同乗者の誰も事故には気付かなかった」というのはどうなのだろう。事故を起こしていないのなら何故に今年の夏には中田浜に来なかったのか。事故を起こしたことを承知していたのは想像するに難い。同乗者と口裏を合わせていたのは明らかだろう。

 航行中に撮影された動画が警察に提出されている。異変に気付いた同乗者の「やばい」という声が記録され、救助に向かわずに去っていく様子が移ってるという。この同乗者からの動画が逮捕に繋がった。佐藤は同乗者に「何も無かったよな」と口止めしたことも判明している。どこまでも姑息で卑怯なヤツとしか言い様がない。

 検察側は冒頭陳述で「佐藤被告らは三隻で中田浜マリーナを出港し、佐藤被告の船の近くで複数の船舶が航行していた」と事故の状況を説明。佐藤の船と同じ方向に進んでいたモーターボートを運転していた知人が「百メートル以上の先のブイ付近に被害者がいたので舵を切った。数秒後に佐藤の船が追い越した」と証言している。 

 知人は「被害者らを轢いたのではと不安に思った」と言ってることでも、佐藤の「前方左右を注意深く見ていたが、被害者が浮いてるのは全く見えなかった。同乗者も誰も事故に気付かなかった」という陳述は知人を巻き込んだ見苦しい言い訳でしかなく、「前方左右を注意深く見ていた」という発言は罪を逃れる為の詭弁である。

 別の水上バイクで遊んでた人が事故当時の状況を「佐藤被告の船が湖面に浮く被害者の方向へ向かって行くのを見て『人』と叫んだが、船の通過後に湖面から何かが飛ぶのを見た」と証言している。見えなかったのは佐藤だけで、遊びに熱中する余りに注意義務を怠ったのは明らかだし、事故後に救助もせずに逃げたことは悪質である。

 交通事故での轢逃げ死亡事故は重罪。佐藤は「事故を認識してない」と言い訳してるが、事故後の対応を見れば事故を認識していたのは明らかで業務上の過失ではない。知人のボートを猛スピードで追い越して事故を起こし、逃亡を謀ったたことは、殺人逃亡事件であり、あらゆる法令を適用し厳罰に処するべきである。

 弁護側は衝突事故の事実は争わないとした上で「被告は当時事故を起こしたという認識はなかった」と反論。事故への注意義務は怠ってはいないというが、事故直後の同乗者の「やばい」という動画の音声や、同乗者へ向けた佐藤の「何も無かったよな」との口止めは、所詮は録音だから証拠にはならないとの考えなのだろうか。

「前方左右の見張り」に効果はないと争うらしい。こういうクソを庇う弁護士というのも哀れというか、まぁそれが弁護士の仕事なんだろうが因果な商売だわな(苦笑)

 将来を担う少年の命を軽々しく奪った罪は大きい。況してや口裏合わせとはどこまでも卑怯な男が、業務上過失致死で有罪になったところで反省はしないだろう。被害者遺族は民事訴訟で佐藤容疑者が震え上がるくらいの賠償請求をしてやりゃ好い。

 若くして会社社長となり、いわき市と東京都に会社を構えるなど事業者としては成功者だろう。だが、そこに驕りは無かったか。経営者としての人格はどうだったのか。社稷を重んじることなく営利主義から経営道徳も欠落していたと思われる。

 亡くなった瑛大君の両親は被害者参加制度を利用して初公判に臨んだ。閉廷後、報道陣の取材に応じ「初公判を迎えて一瞬の安堵はある」と応えたが、これは犯人が見つからないのではと思っていた不安を抱えていた故の正直な気持ちだろう。

 母親は公判に遺骨に一部を握って入廷した。母親自身も事故で両足の膝から下を失った。こうした現実を佐藤はどう感じてるのか。事故を認めての謝罪は被害者へのものではなく、裁判での情状酌量を求めるだけのものでしかない。心から謝罪したのなら、検察官側に控える両親に頭を下げるべきだが、目を合わせもしなかったという。

「事故から1年以上経っても瑛大がいないのが信じられない。戻って来ないという事実を突きつけられた」と未だに癒えることのない心境を語った。不条理にも突然に奪われてしまった幼い命の魂を救って欲しいと願わずにはいられない。合掌。

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cordial8317 at 07:11│Comments(0)

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