自民党員は新綱領や立党宣言を味読しその真善美の実現を図るべし!高市早苗の立候補表明に総理総裁への飽くなき野望を垣間見た

2021年09月08日

河野太郎と石破茂の共闘はリベラルというより中国共産党の第五列政権を目指す

 歴史認識や「女系天皇容認」を謀り皇統断絶で一致する河野太郎と石破茂が共闘するという報道が成されている。マスコミはリベラル政権誕生を期待してるが、保守系リベラルというより中国共産党自民党支部の如き第五列と言うのが正しい。

 マスコミは河野や石破を「国民に人気の高い」と報じる。この人気の数値は世論調査の結果ではあるが、マスコミの希望的世論誘導と言うのが正しく、石破は過去4回総裁選に立候補してるが地方票でトップになったのは平成20年9月の1回だけだ。

 その総裁選では決選投票で安倍晋三に惜敗し、平成30年9月の総裁選では地方票も安倍晋三に負けている。こうしたことからも、自民党総裁を選ぶ選挙なのに自民党員ではなく不特定多数の国民へ世論調査することに意味があるとも思えない。

 河野石破連合がマスコミ報道の様に容易に行くのかと言えばそうでもない。河野が所属する麻生派のボスである麻生太郎の石破嫌いは有名で、河野石破連合となれば麻生は支援どころか派内議員らに圧力を掛けるだろうことは想像に難い。

 麻生と石破の確執は、所謂「麻生おろし」が要因とされているが、そんなことより人として嫌いなのだろうと思う。石破の回り諄い言い回しや答えの無い批判や物言いは「生理的に合わない」し、何より歴史観や国家観が隔絶しているからだろう。

 昭和6(1931)年9月18日、柳条湖事変が勃発。「これが引き金となり日本は大陸への侵略を拡大させ、無謀な戦争に因ってアジアを中心とする諸国に多くの被害と損害を与えた」というのが我が国の歴史的認識である。石破や河野もこの認識。

 だが、柳条湖事変に至るまでの中村大尉殺害、万宝山事件と呼ばれる朝鮮人農民と支那人農民の衝突事件の他、日本人に対する無数のテロ事件があったことを認識してるとは思えない。正に第二次世界大戦前の我が国はテロとの戦いだったのだ。

 昭和12(1937)年7月7日、盧溝橋事件から始まる「支那事変」は、盧溝橋で日本軍を攻撃してきたのは中国共産党の方だったというのは今や歴史的事実である。

 我が国は「北京議定書」に基き在留邦人保護の為に軍隊を支那本土に駐屯させていただけであって「侵略」とは言わない。つまり侵略者は中国共産党である。

 盧溝橋での共産ゲリラの発砲が何故に大事件に繋がったのか。それには、それまでの無数のテロ事件と通州事件、大山中尉殺害事件を知らずしては語れまい。

 中でも、盧溝橋事件の約3週間後の7月29日未明に起こった通州事件では日本人が極めて残虐な方法で殺されており、日本人が憤激するのは当然のことだった。

 石破は、第二次世界大戦を侵略戦争だと断じ「西欧列強も侵略国家ではありましたが、日本も『遅れて来た侵略国家』である」という認識の持ち主である。

 第二次世界大戦について、歴史家の多くは1939年9月1日のドイツのポーランド侵攻が始まりだとしている。また、1939年8月13日の上海での中国軍の因る日本海軍への全面戦争こそが第二次世界大戦の始まりだとする歴史家もいる。

 この中国軍と日本海軍との戦争と、「満州事変」や「支那事変」などの所謂「日中戦争」は、明確に別な戦争であり、所謂「十五年戦争」と一線を画して論ずるべきであるが、何故か石破にしろ我が国の歴史家どもは上海での戦争を語らない。

 1936年以来、中華民国側は「抗日全面戦争」への意思が明確だった。他方、日本側は一貫して「不拡大方針」を堅持していたのはよく知られている。

 国際条約上の権利の下に上海に駐留していた僅か2500人の日本軍の海軍特別陸戦隊に対し、約10万人(12万人という説もある)以上の中国軍に因る攻撃で戦争が開始された日が「第二次世界大戦の始まり」とする主張の方が正鵠を射ている。

 石破は中国軍の策謀には目を瞑り「侵略戦争は怪しからんけし、この侵略戦争の責任はA級戦犯に在り、その戦犯が祀られている靖國神社に参拝なんぞしない」という悍ましい歴史認識の持ち主で在り、「日本は侵略国家として未来永劫、相手国(中朝韓)が納得するまで謝罪していろ」という政治スタンスを採っている。

 河野太郎も石破と同じく靖國神社への参拝に反対しているが、「侵略戦争の責任者であるA級戦犯が祀られている靖國神社」との認識は、何のことは無い中国共産党への忠誠であり、こうした歴史認識と左翼思想が国益を害すのは明らかだ。

 石破にしろ河野にしろ、占領下でGHQが謀った戦後民主主義教育を疑いもなく信じ、それを政治信条の主体としている故に国家観や尊皇精神が乏しいのだ。

 保守を自任すべき自民党にこんな議員が存在していることが戦後政治の悪しき象徴。自民党の劣化は甚だしいが、それ以上に御粗末な野党に救われているだけ。

 河野太郎や岸田文雄が自民党総裁になろうが我が国の政治の停滞と混迷は深まるばかり。河野と石破は総裁選後に新党を設立し第三極の流れを創った方が好い。

 正統の保守主義者に於いて時間を体験する仕方は、過去の意味を直視し、その中に価値を見出す発見によって未来を創造して行くものである。高市早苗こそが自民党を健全な保守政党として生まれ変わらせ日本再生を成し遂げてくれるだろう。

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