米国大統領にバイデンが就くことは「米国のポチ」から脱却する好機でもある「わしゃ脳をやられちゅうきダメじゃ」(坂本龍馬)

2020年11月12日

政治というのは立派に動いていれば存在を意識されるものではない

 トランプが日米のマスコミから批判に曝されていた前回の選挙では、日米同盟や安保条約解消に向けてトランプが大統領に就いた方が我が国には都合が好いと応援していただけに、今回も不正選挙が暴かれて再選されれば酒も美味しいだろう(笑)

 前回の大統領選挙では、日米のマスコミは反トランプキャンペーンを行っていた。そんな中で、民衆の中でトランプ人気が徐々に盛り上がって行った。

 保守派らが愛読する産経新聞でさえ前回の選挙ではクリントンを支持しトランプ候補を腐した。社説でもある「主張」の中で、トランプ人気をこう解説する。

「政治経験のないトランプ氏の人気は既成の政治への不満であり、大衆の本音をずばり口にするポピュリズムである」とポピュリズム的トランプ人気に釘を刺していたが、ポピュリズムは別にトランプに限ったことではない。

 政治経験の無い人物が政治家になるというのは別によくあることで、我が国でも「無用の長物」である参議院議員なんぞにはそんな素人議員がうじゃうじゃいる。大統領選を批判する前に国内に蔓延するポピュリズムを糺すべきだろう。

 我が国の政治家どもは選挙目当てで大衆に媚び諂い、選挙中には「国民の目線に立った政治を行う」との台詞を吐く。だが、民主主義の本質は国民目線に立つことではないし、平均的な国民を創ることが政治家の務めではない。

「国民の目線」とはワイドショーに煽られた平均的意見である。マスコミは国民の安直な正義感に迎合し、自分達の主張こそが「正義」であり、「真の民主主義」であるかの主張を居丈高に振り翳し、国民を煽動し続けているのが現状だ。

 政治とは、国家観を重んじながら、国民目線とかけ離れた歴史観、人間観、世界観、時には高度な権謀術数を必要とするものなのだ。経済もまた然り。

 前回の大統領選はマスコミや評論家らの下馬評を覆してドナルド・トランプが当選。その選挙結果を不服だとして民主党支持派やそれに便乗する反米勢力によるデモや騒乱が起きたことは記憶に新しい。今回の反バイデンデモも恒例行事。

 こうしたデモやネガティブキャンペーンなどを見てると、民主主義というのは正に衆愚政治でもあるというのを実感する。バイデンが当選確実となるや民主党支持者のレデイ・ガガら多くの芸能人が狂喜し、負けを認めないトランプを批判。

 米国の芸能人というのは政治に参加することを当然の権利であると信じて止まない。ハリウッド俳優の渡辺謙らが安倍政治を批判してたのもハリウッド俳優の真似事。尤も彼の場合は、共産党員の吉永小百合の洗脳というのが正しい(笑)

「大衆の多くは無知で愚かである」「熱狂する大衆のみが操縦可能である」と言ったのはアドルフ・ヒトラー。有権者というのは実に利用し易いものだ。中でもマスコミや左翼らに洗脳されたタレントや有名人は都合好く利用される。

 ヒトラーはこうも言う。「私は間違っているが世間はもっと間違っている」。こういう幼稚で始末の悪い大衆が現在の有権者であり、そんな大衆の一票一票を集めて当選してるのだから大衆に諂ったマヌケなヤツしか当選しない。

 現在の選挙制度やマスコミに誘導された世論で当選した政治家にバカが多いのは当然の結果であり、そんなアホな政治家に期待する方がバカだ。

 ネットでは自分の仕事そっちのけで日本の将来を熱く語り、意にそぐわない意見には反論し批判するが、そういう人もまた扱い易いというもの。本来、政治というものがきちんと機能していれば、大衆が政治に係わることなどないものだ。

「胃痛の時に初めて胃の存在が意識されると同様に、政治なんてものは、立派に動いていれば、存在を意識される筈のものではなく、況して食卓の話題なんかになるべきものではない。政治家がちゃんと政治をしていれば、鍛冶屋はちゃんと鍛冶屋の仕事に専念していられるのである」との三島由紀夫の言葉は実に正鵠を射てる。

 そういう意味では、自分が然も政治家になったつもりで一喜一憂し、あ~だこ~だと嘆いてる米国も日本も、政治がまともに機能していない証左とも言える(笑)

 我が民族の将来と国家の前途を思い、政治を糺すのは大いに結構な心掛けだが、政治や選挙の仕組み、マスコミの報道姿勢が旧態依然なのだから変わり様がない。

 斯くいう愚生も、正統右翼浪人を自任し日本人としての正論を語ってきたつもりでいるが、訴える相手側に「敬」も無いのに聞き入れる訳もなく、右翼が毛嫌いされてるのに、熱く正論を吐いたところで聞き入れられる訳もない(笑)

 国民不在の国会を見るまでもなく、衆愚政治はこれからも続くだろう。そして行き着く処まで行かなけりゃ国民が目覚めることも無い。そしてその時に「維新」という革命が起こるのだ。そう、歴史は常に繰り返されるものであるのだから。

 バイデンが米国大統領に就くことでアジアや世界の相関図が変り混乱期を迎えるだろう。愛国者並びに全維新者は皇運を扶翼すべく一旦緩急に備えよ!

※コメントは煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント入力希望の方やメッセージはmr.cordial@live.jpへ御気軽にメールを寄せられたい。

《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ

cordial8317 at 06:23│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

米国大統領にバイデンが就くことは「米国のポチ」から脱却する好機でもある「わしゃ脳をやられちゅうきダメじゃ」(坂本龍馬)