菅義偉政権下でも森友学園&加計学園問題を追及するんだってよ(苦笑)共産党と同じ憲法観を有する元自民党幹事長・小沢一郎

2020年09月17日

死刑執行数最多の上川陽子が法相に再登用!

 菅義偉総裁が地味なら、内閣の広報官である官房長官にもパッとしない加藤勝信が就いた。広域暴力団が70歳前後ばかりの幹部ばっかで嗤えない状況だが、自民党の新執行部もヤクザ社会と同じく高齢化社会の縮図に見えなくもない(笑)

 女性閣僚を多用するのかと思ったが橋本聖子五輪相と上川陽子法相の二人だけ。上川法相というと歴代最多の16名の死刑執行を命じたことが記憶に残る。

 30人を殺害(他に行方不明者多数)、負傷者数6000名という未曾有の犯罪行為を実行し、皇居などへ炭疽菌やボツリヌス菌を散布するなど国家転覆を謀ったオウム真理教の凶賊らの死刑執行に対し抗議の声が上がったのは記憶に新しい。

 何故かこの日本史上最悪のテロ集団を庇い、「麻原彰晃の供述が無いままに死刑執行したことは人権無視の暴挙だ」とか「狂っている」と騒ぎ立てた。中でもオウム真理教取材で一躍有名になった有田芳生の異常さが際立っていた。

 別に麻原が卑怯にも黙秘しようが、オウム真理教に因るサリン事件を始めとした凶悪事件の真相は裁判で解明されている。麻原の精神障害らしき症状は「詐病」とされており、麻原の三文芝居に付きやってやる必要も無い(苦笑)

 抑々、死刑執行も命じない法相と言うのは職務怠慢に他ならない。ここ10年で20人程の法務大臣が誕生してるが、死刑執行をしなかった大臣は半数以上に上る。

 刑事訴訟法では、死刑確定から6ヵ月以内の執行を定めており、何れも6ヶ月以内に検察庁が法務大臣に「死刑執行上申書」を提出し、規定通り押印し、「法相の命令から5日以内に執行されなければならない」と定められている。

 法務大臣の死刑制度への心情なんぞ関係なし、法務大臣の任を享けたのならば覚悟を以て大臣としての職務を遂行するべきでだ。それも出来ないのなら法務大臣の就任は拒否するべきで、大臣なら何でも頂いておこうとという気持ちがさもしい。

 我が国の死刑制度というのは、明治新政府が制定した「仇討ち禁止令」や「決闘禁止」に代わるものとして、明治6(1873)年2月、司法卿であった江藤新平が「復讐禁止令(仇討ち禁止令。太政官布告第37号)」を発令したことに始まる。

 幕末から維新期の派閥、政論の対立による暗殺とその報復という面があったことから、「この種の紛争を断ち切る」という目的だった。明治22年には「決闘罪ニ関スル法令」も発布され、敵討ちや復讐は全面的に禁じられた。

 主君や親兄弟などを殺した者を討ち取って恨みを晴らすことは、日本人の美意識の顕れともいえる。江戸時代には武士階級の慣習として公認され「敵討ち」と認められれば罪に問われなかったばかりか、それは美化され大衆の支持を得た。

 主君の仇討ちを成した「赤穂浪士」が、未だ日本人の美学とされているのもそういうことだ。現代でも「死刑制度」を容認する国民が80%以上もいるのは、国が遺族に代わって遺恨を晴らして欲しいという気持ちの顕れに他ならない。

 死刑廃止論者は、その理由を「国際人権基準」がどうのだとか、「非人道的」とか、「生きる権利の侵害」だとか「死刑囚の資料を精査する十分な時間があったとは思えない」と犯人側に立つ意見ばかりで、被害者側に寄り添う言葉は無い。

「死刑廃止は今や世界の大勢で日本もそうすべきだ」という意見は少なくない。果たしてそうだろうか。いつも思うことだが、この「世界では」とか「どこそこの国では」という都合の好い屁理屈というのは、実に胡散臭げなものばかり。

「世界ではこうだ」というが、世界で美的感受性や道徳の圧倒的高さを有する国家は我が国を措いて他はない。歴史の浅い諸外国の都合の好い部分だけを模倣しようなどというのは、それこそ外国人コンプレックスの裏返しでもある。

 世界中が嘘八百並べても日本だけは絶対にしない。絶対に世界の真似をしないという、そういうの貧人としての自信や誇りというものを失ってはならないのだ。そういう意味では孤高の日本で良いし、死刑制度も日本独自で維持するべきだ。

 死刑廃止の理由を列挙すれば「法により国が人を殺す事は罪悪で人道に反する」「死刑には期待する程犯罪防止効果は無い」「冤罪の場合に取り返しが付かない」「人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しているのだ」など様々。

「冤罪」というのは、袴田事件を見るまでもなく確かに有り得なくはないが、それは警察捜査の傲慢さと科学捜査の正確さが乏しい時代のものが殆どで、少しでも冤罪の疑いのある事件は前例に囚われず再審対象にすれば好いだけの話しだろう。

「人道に反する」とは「人を裁けるのは神のみ」というキリスト教的欧州思考に冒されている典型で、そんなものに八百万の神を信ずる日本人が与する方が間違い。

 左翼人士や自称・人権派弁護士などにこうした主張をする人を見かけるが、日頃、反米を唱えながら、また共産主義の無神論者でありながら、米国でもキリスト教でも我田引水的に利用してやろうという心根は見苦しいばかり。

 残虐な犯行をした者が、死刑廃止で国法により生命を保証されるというのも如何なものか。況してや麻原を始め再審請求を利用して執行停止を謀るなど笑止千万。「生」に拘るより「死」を以て償うべき。上川法相は粛々と死刑執行を命じよ!

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cordial8317 at 05:25│Comments(0)

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