2019年10月28日
「女性天皇容認81%」に見る共同通信社の世論調査を嗤う
世論というのは国民の声ではなく、マスコミの作為的な報道で形成されていく。キチンと突き詰めた議論が成されない儘、安っぽいムードだけで、実に曖昧な次元で賛同者が殖えて行く。最近の「女性宮家」論はその最たるものだ。
地元紙には、左翼の巣窟でもある共同通信社の世論調査が出ている。菅原一秀前経産相の議員辞職を求める声が48%もあるという。野党にも同様の案件があるがそうしたことは全く無視して我田引水的な世論誑かしの質問が列記されている。
「女性天皇」と「女系天皇」の質問では、「皇位継承できるのは男性に限られている」だとか「天皇は父方が天皇の血筋を引く男系で継承されてきた」とし、何故に男系が大事かを教えることなく男女平等であるべきとの思惑が滲み出る。
女性は天皇になれるが、女性が天皇に就くというのは普通の生活は送れないということを意味する。女性天皇論者は、天皇としての国事行為や祭事の重要性を理解していないから安易に語れる訳で、天皇を軽んじてる証左でもある。
第一章に明記される公務の代行は皇太子(皇嗣)殿下しか成し得ないということ。女性皇族は精精「外国の大使及び公使を接受すること」や「儀式に参加する」ことくらいで、何より天皇としての祭祀を代行することは出来ない。
野党やマスコミが天皇を慮るかの如く「公務の御負担を女性宮家を創設ですることで軽減する」と訴えてはいるが、国民を誑かす詭弁の何ものでもない。
天皇制廃止論者である共産党や立憲民主党の枝野幸男や辻本清美らが「女性宮家創設」や「女系天皇」「女系天皇」論を訴えていることでもその危険性が分かるというものだが、国民レベルでは女系天皇容認が多いことに驚く他はない。
「女系天皇問題」が活発に論議されていた平成17年、女系天皇容認論に対して、故三笠宮寛仁親王殿下が会長を勤める福祉団体「柏朋会」の会報「ざ・とど」で、女系天皇に明確に反対し旧皇族の皇籍復帰などを求めた文章を発表した。
「世間では『女帝問題』がかまびすしいので私の意見を『ともさんのひとり言』として聞いて頂きます」から始まる論文の論点は二つ。
一つは「2665年(当時)年間の世界に類の見ない我が国固有の歴史と伝統を、平成の御世でいとも簡単に変更して良いのか」と疑問を呈している。
「万世一系、125代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実です」と、皇統の歴史的な正統性を重んじるべきとの考えを示している。
二つ目は、男系継承を維持する為の方法として、皇室典範を改正して、歴史上の幾つかの方法論を提起している。
1.臣下降下された皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰。
2.現在の女性皇族(内親王)に旧皇族(男系)から養子を取れる様にし、その方に皇位継承権を与える。(差当たり内廷皇族と直宮のみに留める)
3.元皇族に廃絶になった宮家(秩父宮・高松宮)の祭祀を継承して戴き、宮家を再興する。(将来の常陸宮家・三笠宮家もこの範疇に入る)
4・嘗ての様に「側室」を置くという手も有りますが、国内外共に今の世相からは少々難しいかと思うと述べられ、余談として明治・大正両天皇共に側室との間に出来た子供であることも記している。
最後に寛仁殿下は「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりませんから、民主主義の世であるならば、国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、2665年(当時)歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論にまで発展するでしょう」と結んでいる。
正に殿下の意見は隻眼を有するもので、この意見に倣い「臣下降下された皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰」の実現を図るべきで、女性皇族(内親王)に旧皇族(男系)から養子より先んじて、旧皇族の皇籍復帰を成すことが求められる。
「今上陛下の血筋を受け継いでる後継者」なる価値観が散見するが、昭和天皇も上皇陛下より神武天皇からの男系の血筋を引く旧宮家の男子がいることを無視するというのは、皇統の正統性を認めたくない為のものであるのは明らか。
「女性宮家」では祭祀が叶わない。旧皇族の復帰を図り、廃絶になった宮家(秩父宮・高松宮、女性皇族しかいない常陸宮と三笠宮)の祭祀を継承して戴き、宮家を再興することこそ皇統を盤石の安きに置く最善最良の策である。
蠢きだした「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」論は左翼の反天皇運動の一環であり、国民はマスコミ主導の実に怪しげな世論誘導に騙されてはならない。
※コメントは会員のみにさせて頂いておりますが、コメント入力希望の方はパスワードを教えますのでmr.cordial@live.jpへ御気軽にメールを寄せられたい。
《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ
地元紙には、左翼の巣窟でもある共同通信社の世論調査が出ている。菅原一秀前経産相の議員辞職を求める声が48%もあるという。野党にも同様の案件があるがそうしたことは全く無視して我田引水的な世論誑かしの質問が列記されている。
「女性天皇」と「女系天皇」の質問では、「皇位継承できるのは男性に限られている」だとか「天皇は父方が天皇の血筋を引く男系で継承されてきた」とし、何故に男系が大事かを教えることなく男女平等であるべきとの思惑が滲み出る。
女性は天皇になれるが、女性が天皇に就くというのは普通の生活は送れないということを意味する。女性天皇論者は、天皇としての国事行為や祭事の重要性を理解していないから安易に語れる訳で、天皇を軽んじてる証左でもある。
第一章に明記される公務の代行は皇太子(皇嗣)殿下しか成し得ないということ。女性皇族は精精「外国の大使及び公使を接受すること」や「儀式に参加する」ことくらいで、何より天皇としての祭祀を代行することは出来ない。
野党やマスコミが天皇を慮るかの如く「公務の御負担を女性宮家を創設ですることで軽減する」と訴えてはいるが、国民を誑かす詭弁の何ものでもない。
天皇制廃止論者である共産党や立憲民主党の枝野幸男や辻本清美らが「女性宮家創設」や「女系天皇」「女系天皇」論を訴えていることでもその危険性が分かるというものだが、国民レベルでは女系天皇容認が多いことに驚く他はない。
「女系天皇問題」が活発に論議されていた平成17年、女系天皇容認論に対して、故三笠宮寛仁親王殿下が会長を勤める福祉団体「柏朋会」の会報「ざ・とど」で、女系天皇に明確に反対し旧皇族の皇籍復帰などを求めた文章を発表した。
「世間では『女帝問題』がかまびすしいので私の意見を『ともさんのひとり言』として聞いて頂きます」から始まる論文の論点は二つ。
一つは「2665年(当時)年間の世界に類の見ない我が国固有の歴史と伝統を、平成の御世でいとも簡単に変更して良いのか」と疑問を呈している。
「万世一系、125代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実です」と、皇統の歴史的な正統性を重んじるべきとの考えを示している。
二つ目は、男系継承を維持する為の方法として、皇室典範を改正して、歴史上の幾つかの方法論を提起している。
1.臣下降下された皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰。
2.現在の女性皇族(内親王)に旧皇族(男系)から養子を取れる様にし、その方に皇位継承権を与える。(差当たり内廷皇族と直宮のみに留める)
3.元皇族に廃絶になった宮家(秩父宮・高松宮)の祭祀を継承して戴き、宮家を再興する。(将来の常陸宮家・三笠宮家もこの範疇に入る)
4・嘗ての様に「側室」を置くという手も有りますが、国内外共に今の世相からは少々難しいかと思うと述べられ、余談として明治・大正両天皇共に側室との間に出来た子供であることも記している。
最後に寛仁殿下は「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりませんから、民主主義の世であるならば、国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、2665年(当時)歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論にまで発展するでしょう」と結んでいる。
正に殿下の意見は隻眼を有するもので、この意見に倣い「臣下降下された皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰」の実現を図るべきで、女性皇族(内親王)に旧皇族(男系)から養子より先んじて、旧皇族の皇籍復帰を成すことが求められる。
「今上陛下の血筋を受け継いでる後継者」なる価値観が散見するが、昭和天皇も上皇陛下より神武天皇からの男系の血筋を引く旧宮家の男子がいることを無視するというのは、皇統の正統性を認めたくない為のものであるのは明らか。
「女性宮家」では祭祀が叶わない。旧皇族の復帰を図り、廃絶になった宮家(秩父宮・高松宮、女性皇族しかいない常陸宮と三笠宮)の祭祀を継承して戴き、宮家を再興することこそ皇統を盤石の安きに置く最善最良の策である。
蠢きだした「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」論は左翼の反天皇運動の一環であり、国民はマスコミ主導の実に怪しげな世論誘導に騙されてはならない。
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cordial8317 at 07:25│Comments(0)
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