久しぶりに「徒然なるまゝに」シリーズを(笑)「自民党への不満と立憲民主党への不安」は益々広がって行くだろう

2023年10月23日

「職務の遂行に全身全霊を捧げた殉職隊員は我が国の誇り」

 防衛省市ヶ谷駐屯地で自衛隊殉職隊員追悼式が執り行われ、岸田文雄首相が参列。今年は沖縄県宮古島付近で陸上自衛隊ヘリコプターが墜落し登場者10人が殉職された。他にも陸上自衛官10人、海上自衛官5人、航空自衛官1人が殉死した。

 岸田文雄首相は「職務の遂行に全身全霊を捧げた殉職隊員は我が国の誇りだ。尊い犠牲を無にすることなく遺志を受け継ぎ、国民の命と暮らしを断固として守り抜く」と述べた。「殉職隊員が我が国の誇り」というのなら、祀り方も考えるべきだ。

 自衛隊殉職隊員追悼式は、昭和32年より任務遂行中に不幸にして職に殉じた自衛隊員の追悼する目的で防衛大臣主催が主催し、毎年この季節に実施されている。

 平成10年、防衛省が六本木から市ヶ谷へ移転されたことに伴い、防衛省敷地内に自衛隊殉職者慰霊碑が建立されることとなった。毎年、御遺族、内閣総理大臣、防衛大臣、自衛隊高級幹部などが参列し、殉職隊員追悼式が行われている。

 防衛省はその性格上から一般人が足を踏み入れることは出来ない。そうしたこともあって、広く国民が自衛隊員への慰霊や顕彰をすることは困難となっている。

 昭和25年の警察予備隊発足以来、東日本大震災などの災害派遣や平和と独立、国民の生命と財産を守る為の訓練等で実に2080名(陸自1122柱、海自490柱、空自437柱、機関31)もの自衛隊員が殉職していることを国民は知っているだろうか。

 政治家は、国民が殉職自衛隊員に感謝し、如何に慰霊と顕彰をすべきなのか考えたことがあるのか。自衛隊殉職者慰霊碑を防衛省から千鳥ヶ淵墓苑に移そうという声も聞く。だが、殉職隊員は、やはり靖國神社に祀り、崇高な精神を顕彰するべきだ。

 中共の覇権的海洋進出にフィリピンは困惑し、台湾進攻を見据える。朝鮮半島の緊張と日米安保の形骸化など、我が国周辺の安全保障環境は益々厳しいものとなりつつある今、一旦緩急を想定して万全の準備をすることが政治の務めである。

 若し、一旦緩急の戦争に於いて「戦死」した彼らを顕彰するのはやはり靖國神社を於いて他にない。2020名にも及ぶ殉職隊員も同じく靖國神社に祀り顕彰することは当然の行為であり、彼らの犠牲の上で平和を謳歌する我々国民の義務でもある。

 国家の危機の要請に応じ、敢然と戦場に赴いて戦い散って逝った英霊に対し感謝の誠を捧げ、慰霊し顕彰することは世界の何処の国でも当然のこと。 ところが残念なことに我が国では国の礎となった方々は国家から顧みられることが少ない。

 国家に殉じた英霊を軽んずる行為が、昨今の国民精神の頽廃を招いている要因となっていることを、我が国の政治指導者は真剣に考えたことがあるのだろうか。

 三島由紀夫は嘗て、その檄文で「自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与えられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与えられず」と喝破した。だが、三島の声は届かず、未だに自衛隊は違憲の儘、放置され続けているのだ。

 現憲法第9条・第2項に「陸海空軍の戦力は保持しない」と明記されている為に、悲しい哉、自衛隊は明らかな憲法違反の存在として放置され続けている。

 然し乍ら、大震災などの救援活動や民生支援など正に命を賭して活動し、日夜訓練に励む自衛隊を、まともな日本人ならば感謝こそすれ誰も否定はしまい。

 何故に堂々と現憲法の矛盾点と不条理を指摘し、国軍であるべき自衛隊を名誉ある軍にしないのだ。憲法の矛盾を解消することに誰に何を慮るというのか。

 我が国の危機管理と防災と国防が万全なものとなり、より高度な対策が構築されて行くことが、犠牲になられた方々の無念さに応える唯一無二のものである。

 殉職した自衛官の崇高な意思をどういう引き継いで、どの様に世界の平和と安定に貢献するのか。 殉職隊員に対し、憲法上の理由から国民が感謝の誠さえも捧げられないという誤謬に満ちたこの国の陋習と不条理を糺さなくてはならない。

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cordial8317 at 06:22│Comments(0)

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