2022年07月18日
「山の日」が8月11日に固定されてるのに「海の日」はハッピーマンデーに
本日は「海の日」。だが、本来は7月20日でなければならない理由がある。明治9年6月2日、明治天皇は東北・北海道へ約50日間に及ぶ巡幸に臨まれた。そして横浜に帰港されたのが7月20日。この日に因んだ記念日が「海の日」である。
明治天皇巡幸の目的は「賊軍」の汚名を着せられ、戊辰戦争に敗れて以降、艱難辛苦の日々を送っていた人々を明治天皇が慰撫し激励する為に他ならない。
灯台巡行船「明治丸」で福島県いわき市に寄港。一路馬車で郡山へ向かう。福島から仙台、岩手、青森と北上。明治丸で津軽海峡を渡り函館を経て、三陸沖を海路を戻るというコースを辿っている。 この間、東北の人々は巡幸の先々で奉迎した。
賢くも明治天皇は、各地で開墾や産業の振興に尽くした功労者を労らわれている。愚生の住む郡山(福島県安積郡)では、荒野を拓いて出来たばかりの桑野村まで分け入り、開拓者の苦労話に耳を傾けられ、金5万円を下賜されたという。
青森県弘前に在る「東奥義塾」では当時では珍しい外国人教師による英語教育が行われていて、生徒10名が英語を披露した。明治天皇はその進取の気象に感心され「ウェブスター辞書を買う代金に」と一人一人に金5円を与えられたという。
また或る地では、小学生が献上してくれた蛍一籠を嘉納され、岩手県では太布半纏(ふとのばんてん)と呼ばれる農民の仕事着まで買い上げられたという。東北に住む人々との間に親しく絆を結ぼうと努める明治天皇の面影が偲ばれる。
この様な由緒を持つ記念日が左翼の策謀に因って、その意味を薄れさせ単なる休日になってしまった。「海の日があるのに山の日が無いのは」との理由から山の日が、語呂合わせで8月11日に固定されているのに、何故にハッピーマンデーなのか。
「ハッピーマンデー」の目的は国體破壊であり、左翼陣営はこうした既成事実を積み重ねることで、我が国の歴史や伝統、文化を否定するのは常套手段である。この愚策に自民党や保守を標榜する政治家が同調して来たのは実に御粗末なことだ。
自民党は以前より、所謂「ハッピーマンデー」となっている「海の日」を、従来の7月20日に変更する祝日法改正案の提出を計画していた。国柄を重んじるべき保守政党として当然の行為であろうと考える。だが、いつの間にかを断念してしまった。
改正法案提出を断念したその理由は、「三連休が減ることで、観光産業への打撃を懸念する党内の慎重派に配慮したからだ」というが、何たる認識か。何が「観光産業への打撃」か。「祝日」は単なる「休日」ではないのだ。分かるか、自民党よ。
国體破壊を目指す左翼陣営の最終目的は、「勤労感謝の日(新嘗祭)」と「建国記念日(紀元節)」を「ハッピーマンデー」に組み入れることである。国民も「連休は嬉しい」などと安易な気持ちで同調することがあってはならない。
現在の祝日の半分が神道の祭日ということを知ってる人は少ない。戦前は殆どが神道の祭日だった。現在でも、祝祭日の半分が神道の祭日に由来する。
諸外国に比べ、我が国の祝祭日ほど「国柄」の分かる素晴らしい伝統、文化はない。だが、悲しい哉、多くの日本人が祝祭日を単なる休日としか考えていない。
GHQが謀った日本弱体化工作は何も日本国憲法ばかりではない。現在の「祝日法」も同じく、我が国の歴史や伝統、文化の否定から始まったものだ。そこに左翼陣営が便乗して再改悪を謀り、我が国の国柄を毀損し続けているのが現状である。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円(月2500円)。法人120000円。協賛会員は300000円~。
明治天皇巡幸の目的は「賊軍」の汚名を着せられ、戊辰戦争に敗れて以降、艱難辛苦の日々を送っていた人々を明治天皇が慰撫し激励する為に他ならない。
灯台巡行船「明治丸」で福島県いわき市に寄港。一路馬車で郡山へ向かう。福島から仙台、岩手、青森と北上。明治丸で津軽海峡を渡り函館を経て、三陸沖を海路を戻るというコースを辿っている。 この間、東北の人々は巡幸の先々で奉迎した。
賢くも明治天皇は、各地で開墾や産業の振興に尽くした功労者を労らわれている。愚生の住む郡山(福島県安積郡)では、荒野を拓いて出来たばかりの桑野村まで分け入り、開拓者の苦労話に耳を傾けられ、金5万円を下賜されたという。
青森県弘前に在る「東奥義塾」では当時では珍しい外国人教師による英語教育が行われていて、生徒10名が英語を披露した。明治天皇はその進取の気象に感心され「ウェブスター辞書を買う代金に」と一人一人に金5円を与えられたという。
また或る地では、小学生が献上してくれた蛍一籠を嘉納され、岩手県では太布半纏(ふとのばんてん)と呼ばれる農民の仕事着まで買い上げられたという。東北に住む人々との間に親しく絆を結ぼうと努める明治天皇の面影が偲ばれる。
この様な由緒を持つ記念日が左翼の策謀に因って、その意味を薄れさせ単なる休日になってしまった。「海の日があるのに山の日が無いのは」との理由から山の日が、語呂合わせで8月11日に固定されているのに、何故にハッピーマンデーなのか。
「ハッピーマンデー」の目的は国體破壊であり、左翼陣営はこうした既成事実を積み重ねることで、我が国の歴史や伝統、文化を否定するのは常套手段である。この愚策に自民党や保守を標榜する政治家が同調して来たのは実に御粗末なことだ。
自民党は以前より、所謂「ハッピーマンデー」となっている「海の日」を、従来の7月20日に変更する祝日法改正案の提出を計画していた。国柄を重んじるべき保守政党として当然の行為であろうと考える。だが、いつの間にかを断念してしまった。
改正法案提出を断念したその理由は、「三連休が減ることで、観光産業への打撃を懸念する党内の慎重派に配慮したからだ」というが、何たる認識か。何が「観光産業への打撃」か。「祝日」は単なる「休日」ではないのだ。分かるか、自民党よ。
国體破壊を目指す左翼陣営の最終目的は、「勤労感謝の日(新嘗祭)」と「建国記念日(紀元節)」を「ハッピーマンデー」に組み入れることである。国民も「連休は嬉しい」などと安易な気持ちで同調することがあってはならない。
現在の祝日の半分が神道の祭日ということを知ってる人は少ない。戦前は殆どが神道の祭日だった。現在でも、祝祭日の半分が神道の祭日に由来する。
諸外国に比べ、我が国の祝祭日ほど「国柄」の分かる素晴らしい伝統、文化はない。だが、悲しい哉、多くの日本人が祝祭日を単なる休日としか考えていない。
GHQが謀った日本弱体化工作は何も日本国憲法ばかりではない。現在の「祝日法」も同じく、我が国の歴史や伝統、文化の否定から始まったものだ。そこに左翼陣営が便乗して再改悪を謀り、我が国の国柄を毀損し続けているのが現状である。
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cordial8317 at 07:15│Comments(0)
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