大玉村議会「大規模太陽光発電所と自然環境保全と調和に関する宣言」を全会一致で採択日本国憲法「第一章」第一条~第八条の天皇条項の矛盾と問題点を明らかにせよ!

2019年06月22日

安倍政権下、天皇の御存在が現憲法の単なる傀儡となる

 政府は「即位正殿の儀」の概要を決めた。憲法以前の御存在であらされる天皇を現憲法で語り、左翼陣営との憲法論争を避ける姿勢は嗤うしかない。

 現憲法との整合性ばかりを優先し天皇の祭祀を軽んずる。何故に左翼陣営と対峙し、天皇の御存在や祭祀を理由に憲法改正の狼煙を上げないのか。

 保守を気取るのなら憲法九条より、第一条から第八条までの天皇や皇室に関わる「第一章」の条項の矛盾と問題点を明らかにして、如何に現憲法が我が国皇統の歴史に相応しくないかを国民に示し、憲法を論ずるべきではないのか。

 第一条は「天皇の地位は主権の存する日本国民の総意に基く」と在る。反天皇を叫ぶ共産党などが存在する限り「国民の総意」ではないということになる。

 つまり天皇の地位は共産党が指摘してる通り違憲の存在となっているのだ。その共産党が「女性宮家」や「女系天皇」を容認している意味を知るべきだ。

 第四条第一項は「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と在るが、都合の好い天皇の政治利用ではないのか。

 譲位遊ばされた上皇陛下は、この第四条を念頭に「憲法の定める国事行為を、高齢もあって全う出来なくなった」と、吐露なされただけである。

 四条第二項に「天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる」なら、第七条に明記されてる天皇の国事行為を、皇太子殿下や秋篠宮殿下が輔佐、或いは代行出来る環境を整えれば済んだこと。

 あの御発露を受けて執るべきは、天皇条項の見直しだったが、何故か「生前退位」なる共産党造語が流され、国民世論を誘導し、退位特例法案が成立した。

 安倍は保守票欲しさに「憲法改正」を訴え、自衛隊を憲法に明記するのに躍起だが、天皇条項に対しては現憲法との整合性を優先するというのは矛盾してないか。要は、安倍の九条改憲論は保守票欲しさの目晦ましと言うのが正しい。

 安倍は白々しくも「戦後レジームからの脱却」を訴える。戦後レジームの最大の問題は天皇の御存在を軽々しくしたGHQの策謀に在る。国體と皇統破壊を目指して創られた現憲法で祭祀を語ること自体が大間違いである。

 占領下で謀られた様々な弱体化政策を見直すことが「戦後レジームからの脱却」であるなら、天皇の御存在、つまり国體を明徴にすべきだ。それには現憲法を破棄し旧憲法の復元を図るべきだが、九条信者の安倍にそんな意識は無い。

 現皇室典範はGHQにより改悪され、現憲法には天皇が優先されるべき祭祀や大嘗祭の規定は存在しない。現憲法と現皇室典範こそ国體破壊の元凶であり、現皇室典範も現憲法同じく復元改正し陛下に奉還すべきは国民の義務でもある。

 先の退位礼では宣命は行われず「剣璽等承継の儀」は、草薙剣と勾玉を政府が取り上げ、翌日に政府から侍従を通し渡されるという不敬を働いた。

「剣璽等承継の儀」には男性皇族のみが加わるというのが習わし。だが、旧皇族の皇籍復帰に反対する安倍らは旧皇族の参列に難色を示した。

「男性皇族のみ」というのが、男女共同参画社会や女性宮家論者らの逆鱗に触れるということも、剣璽等承継の儀を執り行わなかった理由だろう。

「即位礼正殿の儀」も、憲法順守から宗教色を薄めて行うという。また高御座(たかみくら)を総理大臣が仰ぎ見る形は平等主義に反するという下らん理由で、皇居宮殿中庭ではなく、陛下と同列の宮殿正殿で聖寿万歳を唱和するという。

 臣下である総理大臣が陛下と同列とは何事か。憲法論争を避けるというが、天皇そのものを違憲と断じる共産党や天皇廃止論者らが納得することはない。些細なこともイチャモン、難癖を吐けてくるのは火を見るより明らか。

 案の定、即位礼で陛下が御立ちになる高御座は権威付けの為のもので、皇位継承の証である剣璽や勾玉が置かれることに、「三種の神器は天孫降臨の神話であり、高御座はそれを現すもので政教分離に違反してる」との声もある。

 政府は、即位正殿の儀の後に賓客を招く「饗宴の儀」の簡素化を発表している。こうしたことも即位正殿の儀が、憲法違反の疑いのある「大嘗祭」と認識してる故の措置なのだろうが、憲法を都合よく解釈して一体何をしたいのか。

 大嘗祭の簡素化を図り、更なる憲法の従順化を謀ろうとしている安倍政権。次々と実行が謀られる天皇関連儀式は、我が国の長久の歴史の改竄と皇統断絶の一里塚であり、安倍こそ天皇廃止論者に与する究極の護憲派である。

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