玄侑宗久の「使わせてもらってます」という地元紙のコラムを嗤う「日の丸」と「旭日旗」ほど美しく国柄を顕してる旗は無い

2019年04月22日

「兄が80歳のとき私は70代半ば。それからは即位できない」

「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからは即位できない」という、朝日新聞デジタルの秋篠宮殿下に対する作為的な記事がネットに躍っていた。

 記事では「『天皇になることを強く意識している』という皇室研究者の見方が報じられると『そんなこと思ったことがない』と打ち消す発言もあったという」と書かれてあるが、皇室研究者は誰で、秋篠宮殿下は誰に語ったのか。

 憶測らしき伝聞を然も真実の様に語ってるが、これは天皇廃止論者であろう売国記者の願望を込めた妄言というのが正しく、こういうインチキ記事を垂れ流しては、恰も秋篠宮殿下は即位辞退をするかの様に世論の撹乱を謀る。

 秋篠宮殿下が高齢を理由にこうしたことを若し述べたとしたなら、陛下と同じく憲法で明記されてる象徴としての国事行為に対する苦言ではあるまいか。

 憲法下での国事行為を最優先する余り、祭主である天皇が重んじるべき祭祀が軽視され簡素化され続けている現状こそ見直さなければならない。

 売国マスコミは畏くも陛下は「生前退位」を示されたと報じ、無能な政治家らは憲法に明記されてる国事行為や天皇条項の見直しを図ることなく、こうした風潮に便乗し、陛下の御苦労を慮ったフリをして退位特例法を成立させた。

 国民へ向けた御発露は、「生前退位」の報が一人歩きしていることを危惧された陛下が、天皇としての想いを語られたものと理会すべきもので、高齢に因り国事行為が困難ならば皇太子殿下や秋篠宮殿下が輔佐すれば好い事だった。

 歴代天皇の中で在位期間が62年宝算87年という長寿であらされた昭和天皇は、敗戦・占領という亡国の縁にあっても御譲位遊ばされなく、御不例の中では国事行為や祭祀を皇太子殿下であった今上陛下が代行なされたではないか。

 陛下が摂政を置くことに否定的なのは昭和天皇を輔佐した御自らの経験上のものであり、「昭和天皇のこころをこころとされる」とその決意を国民に語られたことでも「喩え臥しても天皇は天皇で在る」との御覚悟の顕れでもあったのだ。

 マスコミは陛下が「生前退位を示された」と捻じ曲げて報じ、無能な政治家がこれに便乗して陛下の御苦労を慮って退位させるというのが事実で、皇統の歴史より、現憲法を重んじる安倍こそ究極の護憲派であり、売国奴である。

 憲法9条への自衛隊明記は保守票欲しさの目晦ましであり、安倍が真の保守派なら第1条からなる天皇条項の矛盾と不作為を理由に憲法改正の狼煙を揚げるべきだが、あろうことか「譲位」ではなく「退位」の実行を謀った。

 安倍政権や反天皇勢力が「皇太子」を空位にし、共産主義者らの造語である「皇嗣殿下」と呼ぶ意味は後の秋篠宮悠仁親王殿下即位阻止が目的で、この裏には秋篠宮家の内親王殿下を女性宮家とする目的が透いて見える。

 天皇陛下の御意向により天皇位を退位が可能なら、同時に、皇位継承者の御意向により即位を辞退出来ることも可能になるということでもある。恰も、秋篠宮殿下が即位を否定したかの様な記事に違和感を覚えるのはそういうことだ。

 皇族を脅迫し退位させ、即位を辞退させ天皇位を廃止させることは天皇制廃止論者らが謀る反天皇運動の一つであることを忘れてはならない。

 近年、ネット上などで見られた皇太子妃殿下への誹謗中傷や秋篠宮真子内親王のスキャンダラスな報道は即位辞退への布石であり、「生前退位」で味を占めたマスコミはまたしてもインチキ記事で国民世論を誘導する。

 今回の秋篠宮殿下に関する朝日新聞デジタルの記事然り、今後は恰も「女性天皇」や「女系天皇」が国民に容認されているという作為的な記事を垂れ流し、「女性宮家創設は国民が求めているもの」との世論形成を謀って行くだろう。

 天皇の御地位というものは、天皇御自身の意志や国家権力によって左右されることがあってはならないが、正に退位特例法は天皇の政治利用であり後の世に禍根を遺すのは必然。マスコミの垂れ流す皇室関連の記事に騙されてはなりませぬ。

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cordial8317 at 04:48│Comments(0)

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