2019年04月02日
プロ野球開幕。先の大戦で亡くなられたプロ野球は69名もいることを知ってますか。
世間では「平成最後の」という謳い文句が付けられ、世間の新元号の盛り上がりに興覚めしてるのは愚生だけではあるまい。恰も4月1日から改元されるかの騒ぎっぷりだが、改元は来月1日、践祚改元奉告祭を執り行った後に改元となる。
天皇の大権である元号制定権を簒奪した安倍が、新元号制定に当たって談話を発表するというが、何か勘違いしてはいないか。正に奸臣の所業であり万死に値する。
大化の改新以降、元号は、主として吉凶禍福とか瑞祥などに由って行われ、歴代の天皇は数年から10年を目途に「改元」して巧みに時代転換をして来た。
元号こそ、節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧でもあり、我が国の悠久の歴史が天皇を中心に織りなされて来たという厳然たる事実の証明でもある。だが、安倍は元号制定に於いても天皇を排除して、政治的介入を謀った。
皇統断絶に与し、国柄を大きく変える愚策を強行し乍ら、何が「戦後レジームから脱却」か。保守を自任するなら、現憲法の天皇条項の矛盾を糺し、旧皇室典範の復元を果たし、元号制定権と共に天皇に奉還すべきではなかったのか。
閑話休題。プロ野球が開幕した。愚生の住む東北地方というと昔はジャイアンツ戦しか中継しなかったし、熱烈的な長嶋茂雄ファンということもあって、どうしてもジャイアンツが気になってしまう。広島との開幕3試合はジャイアンツの2勝1敗とまずまずのスタートを切った。広島からジャイアンツに移籍した丸選手は昨日、ヒットが出て10打数1安打と低調だが実力が現れるのはこれからだろう。
愚生は、キャンプインや開幕前にはプロ野球選手団が、靖國神社に参拝し、犠牲となられた先輩方に首を垂れ、顕彰することを熱望している。平和の尊さと、当たり前に野球がやれる有難さを実感して欲しいと思っているからだ。
ジャイアンツは昨年、草創期から58年間も続けてきたキャンプイン前日の恒例行事である宮崎神宮への必勝祈願参拝を取り止めたのは記憶に新しい。広島は、開幕に当たって地元広島の護国神社に参拝した。これが広島の強いところだろう。
先の大戦で亡くなられたプロ野球選手は、東京巨人軍(読売ジャイアンツ)澤村栄治投手を始め、試合の途中で出征した方や、幾度かの戦火を潜り抜けるも再び出征して終には戦場に斃れた方など実に69名もいるのを知っているだろうか。
澤村投手がどんなに凄い選手かは説明するまでもないが、年間最優秀投手に与えられる「沢村賞」はプロ野球選手の最高の名誉である。澤村投手は野球だけではなく、普段の何事に対しても真摯な態度で挑む人で、実に立派な方だったという。
「巨人軍の選手たるもの紳士たれ」というのは、澤村選手のこうした行動を見習ってのことだろうと思っている。ジャイアンツの背番号「14」は永久欠番だが、ベーブルースを三振にしたくらいで永久欠番になる訳はなく、プロ野球選手として志し半ばで出征し、異国の地で散華されたその崇高な精神を忘れない為のものである。
名古屋軍(現・中日ドラゴンズ)の石丸進一投手と朝日軍(現・横浜DeNA)の渡邉静内野手は特攻作戦で散華されている。石丸投手は鹿児島県の海軍鹿屋基地から出撃の直前、最後のキャッチボールをして飛び立っていった。どんな思いでキャッチボールをされたのか、これこそが渾身の悩みであり、心中を察するに余りある。
渡邉静選手も鹿屋基地から沖縄へ出撃した。夢見て憧れて入団したプロ野球人生での打席はたった二度しかなかったという。戦争が悲しい現実を彼に与えてしまった。さぞ心残りだったろうが、未来を後輩に託して見事に散華されたのだ。
彼らは野球への情熱を戦争という悲劇の中でその尊い命を捧げ、愛する人を、故郷を、沖縄を、そして祖国日本を死守すべく散華された。自らを犠牲にし護国の英霊となられた彼らの至高の精神を、今を生きる我々は決して忘れてはならない。
広島カープの強さの一因は練習量もあるが、そういう先人や先輩方への思いを受け継ごうと護国神社に詣で、野球がやれる幸せと感謝を捧げるその姿勢にあるのではなかろうか。ジャイアンツを始め、他の球団も見習って欲しいものだ。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
天皇の大権である元号制定権を簒奪した安倍が、新元号制定に当たって談話を発表するというが、何か勘違いしてはいないか。正に奸臣の所業であり万死に値する。
大化の改新以降、元号は、主として吉凶禍福とか瑞祥などに由って行われ、歴代の天皇は数年から10年を目途に「改元」して巧みに時代転換をして来た。
元号こそ、節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧でもあり、我が国の悠久の歴史が天皇を中心に織りなされて来たという厳然たる事実の証明でもある。だが、安倍は元号制定に於いても天皇を排除して、政治的介入を謀った。
皇統断絶に与し、国柄を大きく変える愚策を強行し乍ら、何が「戦後レジームから脱却」か。保守を自任するなら、現憲法の天皇条項の矛盾を糺し、旧皇室典範の復元を果たし、元号制定権と共に天皇に奉還すべきではなかったのか。
閑話休題。プロ野球が開幕した。愚生の住む東北地方というと昔はジャイアンツ戦しか中継しなかったし、熱烈的な長嶋茂雄ファンということもあって、どうしてもジャイアンツが気になってしまう。広島との開幕3試合はジャイアンツの2勝1敗とまずまずのスタートを切った。広島からジャイアンツに移籍した丸選手は昨日、ヒットが出て10打数1安打と低調だが実力が現れるのはこれからだろう。
愚生は、キャンプインや開幕前にはプロ野球選手団が、靖國神社に参拝し、犠牲となられた先輩方に首を垂れ、顕彰することを熱望している。平和の尊さと、当たり前に野球がやれる有難さを実感して欲しいと思っているからだ。
ジャイアンツは昨年、草創期から58年間も続けてきたキャンプイン前日の恒例行事である宮崎神宮への必勝祈願参拝を取り止めたのは記憶に新しい。広島は、開幕に当たって地元広島の護国神社に参拝した。これが広島の強いところだろう。
先の大戦で亡くなられたプロ野球選手は、東京巨人軍(読売ジャイアンツ)澤村栄治投手を始め、試合の途中で出征した方や、幾度かの戦火を潜り抜けるも再び出征して終には戦場に斃れた方など実に69名もいるのを知っているだろうか。
澤村投手がどんなに凄い選手かは説明するまでもないが、年間最優秀投手に与えられる「沢村賞」はプロ野球選手の最高の名誉である。澤村投手は野球だけではなく、普段の何事に対しても真摯な態度で挑む人で、実に立派な方だったという。
「巨人軍の選手たるもの紳士たれ」というのは、澤村選手のこうした行動を見習ってのことだろうと思っている。ジャイアンツの背番号「14」は永久欠番だが、ベーブルースを三振にしたくらいで永久欠番になる訳はなく、プロ野球選手として志し半ばで出征し、異国の地で散華されたその崇高な精神を忘れない為のものである。
名古屋軍(現・中日ドラゴンズ)の石丸進一投手と朝日軍(現・横浜DeNA)の渡邉静内野手は特攻作戦で散華されている。石丸投手は鹿児島県の海軍鹿屋基地から出撃の直前、最後のキャッチボールをして飛び立っていった。どんな思いでキャッチボールをされたのか、これこそが渾身の悩みであり、心中を察するに余りある。
渡邉静選手も鹿屋基地から沖縄へ出撃した。夢見て憧れて入団したプロ野球人生での打席はたった二度しかなかったという。戦争が悲しい現実を彼に与えてしまった。さぞ心残りだったろうが、未来を後輩に託して見事に散華されたのだ。
彼らは野球への情熱を戦争という悲劇の中でその尊い命を捧げ、愛する人を、故郷を、沖縄を、そして祖国日本を死守すべく散華された。自らを犠牲にし護国の英霊となられた彼らの至高の精神を、今を生きる我々は決して忘れてはならない。
広島カープの強さの一因は練習量もあるが、そういう先人や先輩方への思いを受け継ごうと護国神社に詣で、野球がやれる幸せと感謝を捧げるその姿勢にあるのではなかろうか。ジャイアンツを始め、他の球団も見習って欲しいものだ。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
cordial8317 at 05:11│Comments(0)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。