2019年01月22日
終戦間際の蛮行への抗議と賠償に沈黙しながら平和条約締結とは何事ぞ!

20日、広島市で行われた天皇盃第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、福島県チームが悲願の日本一に輝いた。テレビで観戦しながら順位が入れ替わる度に一喜一憂。6区の二本松市・東和中3年の宍戸結紀選手が粘り2位で襷を繋ぐと、箱根駅伝往路4区で区間新記録を出した東洋大の相沢晃選手が群馬を逆転しフィニッシュ。
福島県チームの活躍に感動と勇気を貰った。選手らの検討を称えると共に、この優勝は今後、陸上界だけではなく様々な所に好い影響を及ぼして行くことだろう。
フィニッシュテープを切る相沢選手の写真の下には、北方領土に関し、政府は色丹島と歯舞群島の「2島決着案」を検討しているとの記事が載っている。
「2島返還論」は、昔からロシア派の森喜朗元総理や鈴木宗男などが提案していたが、国民世論がそれを赦さなかった。それが何故に安倍政権下で容認されたのか。
政府は、ロシア側の強硬な姿勢を考慮して2島返還での決着を図りたい考えだが、こうした譲歩は更なる譲歩を生むこととなり、国後・択捉島の帰属は遠退き、全千島や南樺太の変換は夢のまた夢になるだろう。安倍首相はプーチンとの首脳会談の為に訪ロした。2島返還が確約出来れば両国間で平和条約を締結する方向だという。
平和条約は戦争を行った当事国で交わすものだが、日ソ中立条約を一方的に破棄して参戦した国との平和条約というのも違和感を覚えるし、終戦間際の蛮行とシベリア抑留への謝罪要求もせずに経済協力とは何事ぞ。先人は泣いているぞ。
ロシア国内では、北方領土の日本への返還に反対する声も多い。ラブロフ外相に至っては、「北方領土」という名称使用にも難色を示し、「南クリール諸島を含めた島々は第二次大戦の結果に拠るものだ」と返還に応じる気配は全く無い。
「第二次大戦の結果」とは如何なることか。ロシア幹部がこうした認識を示している中で、安倍が森や宗男に唆されたのかも知らないが、のこのことロシアに出向いて、プーチンと会談したところで、手の上で踊らされるだけ。
プーチンへの御土産として、国民の税金を支払うらしいが、言語道断と言う他はない。トランプとの仲の様には行かないことは明らか。安倍よ、驕る勿れ。
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cordial8317 at 07:11│Comments(0)
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