米軍は広島市に「リトルボーイ」を投下し14万人以上の無辜の民を虐殺広島はウラン型。長崎はプルトニウム型。米国が2つの原爆を投下した理由。

2022年08月07日

イベント化しつつある平和運動と保守陣営の靖國神社参拝

 毎年8月になるとテレビや新聞でも先の大戦に纏わる話も多くなり、6日の広島、9日の長崎と原爆投下の日に合わせて平和屋が蠢き出し、原爆投下に抗議する反米愛国を叫ぶ新右翼や旧ソ連の蛮行に抗議する右翼団体の活動も活発化してくる。

 昨日、平和祈念式が営まれた平和記念公園周辺では、労働組合や左翼団体、似非平和団体がシュプレヒコールを繰り返し、「反核」「平和」とは程遠い革命運動の予行演習を繰り広げた。「改憲阻止」「安倍の国葬反対」の何処が平和運動なのか。

 8月15日の所謂「終戦記念日」も同じ。反日売国集団「反天連」や左翼団体が反戦集会を開く。畏れ多くも陛下や英霊を冒涜し、何が反戦か、何が言論の自由か。

「集会の自由」にしても「言論」や「表現」「結社の自由」にしても、今や最高法規の日本国憲法より、条例や刑法が優先される不思議。現憲法の都合の好い部分だけを我田引水的に都合好く解釈し、権利ばかりを主張するとは勘違いも甚だしい。

 九段に在る靖國神社は国会から2キロほどしか離れておらず、「静穏保持法」の対象地域である。警察は「静穏保持法」に則り、左翼勢力や右翼団体からの集会やデモの申請は全て却下するべきであって、これ以上の不敬と冒涜を許してはならない。

 靖國神社の参拝に対し、諸外国から抗議や批判される筋合いはない。だが、8月15日の靖國参拝は、英霊の顕彰や平和を祈念する趣旨ではなく、政争の道具になってるのが現状である。こうした事態が続く限り、天皇陛下の御親拝は不可能だろう。

 弱腰軟弱外交著しい我が国政府も中韓の内政干渉に呼応し「終戦記念日には参拝しない」だとか、或いは、最近の保守ブームに便乗した似非保守が「終戦記念日に靖國に参拝しないとは何事か」などと応じるから靖國神社問題がややこしくなる。

 8月15日は終戦記念日ではなく「戦没者を追悼し平和を祈念する日」。戦没者は軍人だけではない。8月15日の参拝は三木~中曽根から続く靖國神社冒涜運動の継承であり、保守派が靖國に拘っている姿は正しく贔屓の引き倒しそのものである。

 何故に我が国が大東亜戦争に突き進んだのかという検証が成されていないのは正しく政治家の怠慢である。そんな中での広島・長崎を利用した平和運動にしろ、右翼陣営や保守派の靖國参拝にしろ、先の大戦を利用した単なるイベントでしかない。

 歴史を検証する上で、国際法違反である米軍に因る広島・長崎への原爆投下や、日本の各都市への無差別絨毯爆撃の罪を糾弾することを忘れてはならないし、また、中立条約を一方的に破棄して参戦し、鬼畜の如く振舞った旧ソ連の蛮行もまた然り。

 ロシアは火事場泥棒的蛮行を猛省することなく「対日戦勝記念日」を祝勝しているが、悲しい哉、我が国政府がロシアに抗議し、謝罪を要求したことはない。

 中共は軍事力を増強し続け、我が国の排他的経済水域に於いて不当な活動を繰り返し、先日は軍事訓練と称して我が国の波照間島海域にミサイルを撃ち込んだ。政府は中共へ抗議をしていないが、我が国が主権を放棄したものと見做されるだろう。

 武力を以て国土の拡張を実行しているのは今世紀地球上で中華人民共和国一国である。「反日」が国是の韓国も竹島を不法占拠し続け、北方領土海域に於ける漁業権確保をロシアとの間で契約し、慰安婦問題を始め悉く我が国を侮辱し続けている。

 つまり、ロシアに北方領土を強奪されて乍ら沈黙し、我が国に敵対行為を採っている周辺諸国の横暴には目を瞑り、相手を刺激する事のみを心配する論理は正に弱腰軟弱外交そのものであり、東京裁判史観に毒された自虐の思想そのものである。

 世界の外交史上、他国を刺激しないなどという外交戦略を行ってるのは日本だけだ。国家は自存の為に国益を主張し、国益は往々にして対立することを免れない。然らば、他国を刺激しないという理由は、自国の国益を放棄することに他ならない。

 近隣諸国を刺激しないという、戦後日本の国是は誤りであり、GHQの謀った戦後民主主義教育の弊害である。 皮肉なことに、過去に於いて被害者であったと声高に主張する国が、我が国の主権を侵し続けている。連中に被害を口にする資格はない。

 百歩も千歩も譲って、東京裁判がでっち上げた様に、我が国が過去のある時代に悪逆非道の犯罪者であったらどうだというのか。領土を強奪されて、恫喝やイチャモンを吐けられ、先人の名誉を傷付けられて黙っている訳には参らないのだ。

 歴史の検証をする際に我が国の犯した罪を公正に論じることは当然であるが、大事なのは古今東西、世界に蔓延る覇権主義の克服を主張する事であって、他国の覇権主義には目を瞑り、一方的に自虐の淵に止め処なく漬かり込むことではない。

 今こそ、戦後の歴史認識の基となっている東京裁判の不当性と占領下で実行されたGHQに因る様々な策謀や不条理と不正義を徹底して検証しなければならない。

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cordial8317 at 08:08│Comments(0)

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米軍は広島市に「リトルボーイ」を投下し14万人以上の無辜の民を虐殺広島はウラン型。長崎はプルトニウム型。米国が2つの原爆を投下した理由。