2018年07月07日
国家転覆を謀ったオウム真理教の凶賊らの遅過ぎる死刑執行
松本サリン事件7名、地下鉄サリン事件12名、坂本弁護士一家殺人事件など計30人を殺害(他に行方不明者多数)、負傷者数6000名という未曾有の犯罪行為を実行し、更には皇居や皇太子殿下御成婚パレードを狙った炭疽菌やボツリヌス菌の散布など、国家転覆を謀ったオウム真理教の凶賊らの死刑が執行された。
設立当初はヨガ好きの集まりだったのだろうが、在日朝鮮人説が絶えない麻原彰晃(松本智津夫)の欲望は逞しく、信者はそれに応えようと「グルを日本の国主に」との妄想を描き、組織の精鋭化を謀る。仏教の魂を救う教えから隔絶し、徐々に麻原個人の欲望を満たす為だけのものとなり、信者も麻原の言葉を盲信した。
そんな中、信者の殺害を機に教団内では麻原に対する不信感が募る。脱会する信者や信者の家族からの相談が相次ぎ、社会問題化して行く。中でも、坂本堤弁護士は反カルト教団、反オウム真理教の急先鋒として対峙していた。
当時、オウム真理教を日本の救世主の如く好意的な報道を垂れ流していたTBSは、坂本弁護士を取材し事情を聞いた。それをあろうことかオウム真理教幹部らにリーク。御丁寧にも取材費という御布施まで支払ったというから呆れ甚し。
TBSがオウム側へリークしてから9日後、今回死刑執行された早川紀代秀や新見智光、中川智正らは妻子の前で坂本弁護士を襲撃し殺害する。事件発覚を恐れて妻と1歳の子供まで惨殺した正に鬼畜の所業だった。
松本サリン事件では第一通報者だった河野義行さんを犯人と断定し、執拗に取材して糾弾していたのはTBSであり、中でも当時キャスターだった現参議院議員で立憲民政党の杉尾秀哉は河野犯人説を報じ、オウム真理教へのリークも否定した。
TBSは当初、取材テープをオウム側に見せたことを否定していたが、捜査の過程で事実が露呈して謝罪会見を行った。オウム真理教が精鋭化していくのはこの坂本弁護士殺人事件以降であり、そういう意味でもTBSの行為は万死に値する。
メディアは相変わらず「死刑により真相究明が遠退いた」「何故に今の時期なのか」「天皇の代替わりの為にこの日を選んだ」などと具にも付かない自説を垂れ流しているが、裁判で全容が解明されてることをも否定するのか。
麻原本人から事件の真相が語られてないだけで、別に麻原が卑怯にも黙秘しようが精神障害を偽装しようが事件の真相は裁判で解明されているではないか。
「天皇の代替わりの為に」などとは、何でもかんでも「アベガー」とする連中と同レベル。「真相が明らかにされてない中で、何故に死刑執行なのか」「闇が残った」というが、犯行動機も経緯も調書や裁判で明らかになってるし、その「闇」とはどんな闇か。何か、こうした批判はモリカケ問題のソレとダブる(苦笑)
今回の麻原らの死刑執行は「刑事訴訟法」に照らし合わせても遅きに失した感は否めない。「刑事訴訟法」では、死刑確定から6ヶ月以内の執行を定めており、何れも6ヶ月以内に検察庁が法務大臣に「死刑執行上申書」を提出し、規定通り押印し「法相の命令から5日以内に執行されなければならない」と定められている。
現在、国内には100名以上の死刑囚が居るが、これこそ刑事訴訟法を順守していない結果であり、職務放棄、職責怠慢以外の何ものでもない。
今回のオウム真理教に因る犯罪とは、身体的コンプレックスの塊だった松本智津夫が麻原彰晃というインチキ宗教家を演じ、その止む無き物欲と性欲、金銭欲が生んだ異常な犯罪であり、麻原の麻原に因る麻原の独壇場だった。
死刑執行は朝原の悪因悪果、自業自得。事件の真相解明は成されている。何故に国家転覆を謀り、30人を殺害し13名が死刑判決、189名の信者が起訴されたテロリスト集団への破防法適用を止めた理由は何だったのか、その闇こそ明らかにすべき。
思うに、事件前年の平成6(1994)年「自社さ連立政権」が誕生することとなった。自民党は神輿として日本社会党の村山富市を内閣総理大臣に祭り上げた。
政権誕生翌年の1月には、阪神淡路大震災が発生。「自衛隊違憲論」を唱える村山は、自衛隊出動を躊躇して多くの犠牲者を出すこととなった。そして、その阪神淡路大震災の2ヶ月後に発生したのが地下鉄サリン事件である。
オウム真理教への破防法適用を見送ったのは、やはり党利党略と政争から誕生した国賊・村山富市の意向が強く影響していたのは否定出来ない。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
設立当初はヨガ好きの集まりだったのだろうが、在日朝鮮人説が絶えない麻原彰晃(松本智津夫)の欲望は逞しく、信者はそれに応えようと「グルを日本の国主に」との妄想を描き、組織の精鋭化を謀る。仏教の魂を救う教えから隔絶し、徐々に麻原個人の欲望を満たす為だけのものとなり、信者も麻原の言葉を盲信した。
そんな中、信者の殺害を機に教団内では麻原に対する不信感が募る。脱会する信者や信者の家族からの相談が相次ぎ、社会問題化して行く。中でも、坂本堤弁護士は反カルト教団、反オウム真理教の急先鋒として対峙していた。
当時、オウム真理教を日本の救世主の如く好意的な報道を垂れ流していたTBSは、坂本弁護士を取材し事情を聞いた。それをあろうことかオウム真理教幹部らにリーク。御丁寧にも取材費という御布施まで支払ったというから呆れ甚し。
TBSがオウム側へリークしてから9日後、今回死刑執行された早川紀代秀や新見智光、中川智正らは妻子の前で坂本弁護士を襲撃し殺害する。事件発覚を恐れて妻と1歳の子供まで惨殺した正に鬼畜の所業だった。
松本サリン事件では第一通報者だった河野義行さんを犯人と断定し、執拗に取材して糾弾していたのはTBSであり、中でも当時キャスターだった現参議院議員で立憲民政党の杉尾秀哉は河野犯人説を報じ、オウム真理教へのリークも否定した。
TBSは当初、取材テープをオウム側に見せたことを否定していたが、捜査の過程で事実が露呈して謝罪会見を行った。オウム真理教が精鋭化していくのはこの坂本弁護士殺人事件以降であり、そういう意味でもTBSの行為は万死に値する。
メディアは相変わらず「死刑により真相究明が遠退いた」「何故に今の時期なのか」「天皇の代替わりの為にこの日を選んだ」などと具にも付かない自説を垂れ流しているが、裁判で全容が解明されてることをも否定するのか。
麻原本人から事件の真相が語られてないだけで、別に麻原が卑怯にも黙秘しようが精神障害を偽装しようが事件の真相は裁判で解明されているではないか。
「天皇の代替わりの為に」などとは、何でもかんでも「アベガー」とする連中と同レベル。「真相が明らかにされてない中で、何故に死刑執行なのか」「闇が残った」というが、犯行動機も経緯も調書や裁判で明らかになってるし、その「闇」とはどんな闇か。何か、こうした批判はモリカケ問題のソレとダブる(苦笑)
今回の麻原らの死刑執行は「刑事訴訟法」に照らし合わせても遅きに失した感は否めない。「刑事訴訟法」では、死刑確定から6ヶ月以内の執行を定めており、何れも6ヶ月以内に検察庁が法務大臣に「死刑執行上申書」を提出し、規定通り押印し「法相の命令から5日以内に執行されなければならない」と定められている。
現在、国内には100名以上の死刑囚が居るが、これこそ刑事訴訟法を順守していない結果であり、職務放棄、職責怠慢以外の何ものでもない。
今回のオウム真理教に因る犯罪とは、身体的コンプレックスの塊だった松本智津夫が麻原彰晃というインチキ宗教家を演じ、その止む無き物欲と性欲、金銭欲が生んだ異常な犯罪であり、麻原の麻原に因る麻原の独壇場だった。
死刑執行は朝原の悪因悪果、自業自得。事件の真相解明は成されている。何故に国家転覆を謀り、30人を殺害し13名が死刑判決、189名の信者が起訴されたテロリスト集団への破防法適用を止めた理由は何だったのか、その闇こそ明らかにすべき。
思うに、事件前年の平成6(1994)年「自社さ連立政権」が誕生することとなった。自民党は神輿として日本社会党の村山富市を内閣総理大臣に祭り上げた。
政権誕生翌年の1月には、阪神淡路大震災が発生。「自衛隊違憲論」を唱える村山は、自衛隊出動を躊躇して多くの犠牲者を出すこととなった。そして、その阪神淡路大震災の2ヶ月後に発生したのが地下鉄サリン事件である。
オウム真理教への破防法適用を見送ったのは、やはり党利党略と政争から誕生した国賊・村山富市の意向が強く影響していたのは否定出来ない。
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cordial8317 at 07:36│Comments(0)
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