2024年06月23日
「沖縄慰霊の日」に平和の意味を考えてみよう!
6月23日は沖縄戦が終結した「慰霊の日」。沖縄戦での日本人の死者・行方不明者は188,136人。沖縄出身者122,228人の内94,000人の民間人が犠牲となった。
マスコミは「沖縄戦では、県民の4人に1人が亡くなった」として悲惨さを煽るが、沖縄や日本を守ろうとした沖縄県民の自己犠牲の精神は立派なものだ。
昭和20年4月1日、米軍はついに沖縄に上陸する。それを牛島満中将指揮下の師団と旅団、及び大田実海軍少将指揮下の海軍部隊、棚町整海軍大佐が指揮する約7千人の航空関係員が迎え撃つ。更には「鉄血勤皇隊」や「ひめゆり学徒隊」に代表される少年少女など、軍は当然乍ら民間人も決死の沖縄防衛戦を展開した。
米軍の沖縄上陸に対して本土からは、第二艦隊の出撃として「菊水一号作戦」や、桜花隊や敷島隊等の航空特攻として「菊水二号作戦」を発動した。人間魚雷と言われた「回天」等の決死の戦闘空しく、同年6月23日組織的沖縄戦は終結に至った。
遡ること昭和19年10月20日、フィリピンのレイテ島に、圧倒的勢力で上陸を図ろうとする米軍部隊と連合軍に対して、日本軍は沖縄への上陸と本土決戦を阻止しようと、「神風特別攻撃隊」が編成される。神風精神は祖国愛の極致というべきもので、これこそ大東亜戦争が自存の為の祖国防衛戦争であったことの何よりの証である。
沖縄戦に於いては、特攻部隊が重要な役割を果たしている。鹿児島県の鹿屋基地(海軍航空)からの特攻で1981名、知覧基地(陸軍航空)からの特攻で1021名、合わせて3002名と特攻戦死者の実に76%が沖縄戦で尊い命を散らしている。
特攻作戦は零戦などの航空特攻だけではなく、特殊潜航艇、回天魚雷、空挺特攻、対戦車特攻、震洋特攻艇、陸軍海上特攻など劣勢を覆す為の攻撃が行われた。必死の特攻作戦で3972名が散華した。戦艦大和が沖縄戦に出撃したのは有名だろう。
大和の乗組員は全力を挙げて砲撃戦を行う予定であったが、出撃後の4月7日、惜しくも鹿児島沖の海に沈んだ。大和の船内には歯磨き粉、ブラシ50万人分、月経帯15万人分などの民生品を大量に積み込んでいたという。これはつまり、対米戦だけではなく、沖縄と沖縄の人々を必死に護ろうとした何よりの証明と云えよう。
沖縄では未だに「日本は沖縄を見捨てた」だとか「日本は沖縄を捨石にした」などというプロパガンダが蔓延っているが、いい加減、被害者意識を捨てて歴史の事実に目を向けたらどうだろう。被害者ぶったところでそこからは何も生まれない。
純粋に沖縄を護る為に、国の未来の為に尊い命を捧げてくれた若き英霊に対し、今を生きる我々が被害者意識丸出しでは一体どんな顔向けが出来るというのか。
沖縄戦で散華した大田少将は、自決前に「沖縄県民斯ク戦ヘリ県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と打電した。この一文からも、沖縄を死守すべく先人達は戦い、力及ばず敗戦の憂き目を見るが、決して沖縄を見捨てた訳ではないのだ。
戦後、米軍の統治下に置かれた沖縄県民の負った犠牲は気の毒なものだとは思うが、旧ソ連の残虐非道、鬼畜の如き蛮行により故郷を追われた北の島々の方々の被害やその想いに比べれば、占領したのが米国で未だマシだったとは思えないか。
「戦争に負ける」とは不条理を甘んじて受け入れることでもあり、先の大戦は「一旦始めた戦争は決して負けてはならない」という重要な教訓を遺したと言えよう。
政治家は「平和を守る」と口にし、先の大戦を「侵略戦争であり、間違った戦争であった」と反省を口にする。先の大戦の大義を学ぶことなく、たった一度の敗戦で軽々しく反省するなどとは余りにも短絡的であり、情けないことではないか。
我が国では、摩訶不思議なことに、国の礎となった英霊が祀られている靖國神社がそうであるが、国家から顧みられることがない。こうした不条理が、どれだけ国民精神の頽廃を招いているのか、我が国の政治指導者らは考えたことがあるのか。
国家の危機の要請に応じ、敢然と戦場に赴いて戦い散って逝った英霊に対し感謝の誠を捧げ、慰霊し顕彰することは世界の何処の国も余りにも当然なことである。
戦後の日本人は、GHQの謀った戦後民主主義を妄信し、自虐史観の洗脳から抜け出せないでいる。国家の大本である国防さえもその米国に依存してるマヌケさ。
「平和」というものは守るものではないし、平和を御念仏の如く口にしていれば未来永劫平和が続く訳ではない。戦争とは政治や外交の延長であり、平和というものは政治と外交を怠ることなく、自らの手で命懸けで創り出さなくてはならないものだ。
我が国の現在の平和や繁栄は、まやかしではあるが、先人の犠牲の上で成り立っていることを我々は決して忘れてはならない。末尾に当たり、沖縄戦で散華された英霊の御霊に感謝の誠を捧げると共に、全ての犠牲者に哀悼の意を表します。合掌。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
マスコミは「沖縄戦では、県民の4人に1人が亡くなった」として悲惨さを煽るが、沖縄や日本を守ろうとした沖縄県民の自己犠牲の精神は立派なものだ。
昭和20年4月1日、米軍はついに沖縄に上陸する。それを牛島満中将指揮下の師団と旅団、及び大田実海軍少将指揮下の海軍部隊、棚町整海軍大佐が指揮する約7千人の航空関係員が迎え撃つ。更には「鉄血勤皇隊」や「ひめゆり学徒隊」に代表される少年少女など、軍は当然乍ら民間人も決死の沖縄防衛戦を展開した。
米軍の沖縄上陸に対して本土からは、第二艦隊の出撃として「菊水一号作戦」や、桜花隊や敷島隊等の航空特攻として「菊水二号作戦」を発動した。人間魚雷と言われた「回天」等の決死の戦闘空しく、同年6月23日組織的沖縄戦は終結に至った。
遡ること昭和19年10月20日、フィリピンのレイテ島に、圧倒的勢力で上陸を図ろうとする米軍部隊と連合軍に対して、日本軍は沖縄への上陸と本土決戦を阻止しようと、「神風特別攻撃隊」が編成される。神風精神は祖国愛の極致というべきもので、これこそ大東亜戦争が自存の為の祖国防衛戦争であったことの何よりの証である。
沖縄戦に於いては、特攻部隊が重要な役割を果たしている。鹿児島県の鹿屋基地(海軍航空)からの特攻で1981名、知覧基地(陸軍航空)からの特攻で1021名、合わせて3002名と特攻戦死者の実に76%が沖縄戦で尊い命を散らしている。
特攻作戦は零戦などの航空特攻だけではなく、特殊潜航艇、回天魚雷、空挺特攻、対戦車特攻、震洋特攻艇、陸軍海上特攻など劣勢を覆す為の攻撃が行われた。必死の特攻作戦で3972名が散華した。戦艦大和が沖縄戦に出撃したのは有名だろう。
大和の乗組員は全力を挙げて砲撃戦を行う予定であったが、出撃後の4月7日、惜しくも鹿児島沖の海に沈んだ。大和の船内には歯磨き粉、ブラシ50万人分、月経帯15万人分などの民生品を大量に積み込んでいたという。これはつまり、対米戦だけではなく、沖縄と沖縄の人々を必死に護ろうとした何よりの証明と云えよう。
沖縄では未だに「日本は沖縄を見捨てた」だとか「日本は沖縄を捨石にした」などというプロパガンダが蔓延っているが、いい加減、被害者意識を捨てて歴史の事実に目を向けたらどうだろう。被害者ぶったところでそこからは何も生まれない。
純粋に沖縄を護る為に、国の未来の為に尊い命を捧げてくれた若き英霊に対し、今を生きる我々が被害者意識丸出しでは一体どんな顔向けが出来るというのか。
沖縄戦で散華した大田少将は、自決前に「沖縄県民斯ク戦ヘリ県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と打電した。この一文からも、沖縄を死守すべく先人達は戦い、力及ばず敗戦の憂き目を見るが、決して沖縄を見捨てた訳ではないのだ。
戦後、米軍の統治下に置かれた沖縄県民の負った犠牲は気の毒なものだとは思うが、旧ソ連の残虐非道、鬼畜の如き蛮行により故郷を追われた北の島々の方々の被害やその想いに比べれば、占領したのが米国で未だマシだったとは思えないか。
「戦争に負ける」とは不条理を甘んじて受け入れることでもあり、先の大戦は「一旦始めた戦争は決して負けてはならない」という重要な教訓を遺したと言えよう。
政治家は「平和を守る」と口にし、先の大戦を「侵略戦争であり、間違った戦争であった」と反省を口にする。先の大戦の大義を学ぶことなく、たった一度の敗戦で軽々しく反省するなどとは余りにも短絡的であり、情けないことではないか。
我が国では、摩訶不思議なことに、国の礎となった英霊が祀られている靖國神社がそうであるが、国家から顧みられることがない。こうした不条理が、どれだけ国民精神の頽廃を招いているのか、我が国の政治指導者らは考えたことがあるのか。
国家の危機の要請に応じ、敢然と戦場に赴いて戦い散って逝った英霊に対し感謝の誠を捧げ、慰霊し顕彰することは世界の何処の国も余りにも当然なことである。
戦後の日本人は、GHQの謀った戦後民主主義を妄信し、自虐史観の洗脳から抜け出せないでいる。国家の大本である国防さえもその米国に依存してるマヌケさ。
「平和」というものは守るものではないし、平和を御念仏の如く口にしていれば未来永劫平和が続く訳ではない。戦争とは政治や外交の延長であり、平和というものは政治と外交を怠ることなく、自らの手で命懸けで創り出さなくてはならないものだ。
我が国の現在の平和や繁栄は、まやかしではあるが、先人の犠牲の上で成り立っていることを我々は決して忘れてはならない。末尾に当たり、沖縄戦で散華された英霊の御霊に感謝の誠を捧げると共に、全ての犠牲者に哀悼の意を表します。合掌。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
cordial8317 at 05:56│Comments(0)
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