国家を貶し、安倍を腐し、国民を嗤う、左翼人士の映画監督・是枝裕和前原子力規制委員会委員長だった田中俊一は飯館村で悠悠自適

2018年06月13日

拉致問題の解決なくして我が国が北朝鮮を支援することはない

 世界が注目する中で、米朝首脳会談がシンガポール南部のセントサーチ島で行われた。金正恩は会談後、「世界は恐らく重大な変化を見ることになるだろう」といみじくも語った。この発言を北朝鮮が劇的な変換を遂げると捉えるのか、アジア極東情勢が大きく変化することで世界の趨勢も大きく変わるのか、何れにしてもその「重大な変化」の序章の幕が切って落とされたのは間違いないだろう。

 米朝会談の開催が決まると、マスコミは安倍外交を腐し「蚊帳の外」だと揶揄していたが、米朝会談後の記者会見の冒頭でトランプ大統領は「友人でもある日本の安倍晋三首相は日本と世界にとって何が正しいか教えてくれた」と語った。

 日米会談や安倍首相が目の前にいるならならいざ知らず、ああした発言は異例であり、社交辞令と言った類のものではなく、日本の首相が米朝会談の実現を陰で支えていたということの証であり、日本排除への暗黙の圧力でもある。

 拉致問題も安倍でなかったら提起されなかっただろう。安倍の新自由主義への妄信や陛下の退位や皇室典範への附加といった皇統問題は抜きにして、米国の大統領とこれだけ膝を詰めて話し合えた日本の首相は安倍を置いて知らない。

 拉致問題で安倍外交を腐すことは、北朝鮮を利するものでしかない。敵は相手側の足並みの乱れや意見の相違を突いて来るということを知るべきだ。

 共同声明に、拉致問題が明記されていないことから、「我が国の国益に照らして成功と言えるのか(玉木雄一郎)」といった批判の声も出ているが、日米朝会談ならいざ知らず、日米の首脳会談で拉致問題を盛り込むとも思えない。

 拉致問題が、トランプ大統領から問題提起された意義は大きく、「最終的には私と金正恩委員長で直接協議し解決して行く。問題解決に資する形で日朝首脳会談を実現させる」と、安倍首相が語った様に拉致問題はこれからが正念場である。

 早速、安倍首相は河野太郎外相を韓国に派遣した。韓国外相と米朝会談に出席し、今後の窓口となったポンペオ米国務長官と鼎談して今後の課題を話し合う。会談を終えたトランプは、金正恩を「一万人に一人の才能豊かな男」と持ち上げていた。つ~か、「一万人に一人」ってのはチョッと少なくないか(笑)

 トランプは朝鮮戦争にも触れ、「70年近く前に残酷な紛争が朝鮮半島を破壊した。休戦は合意されたが、今日この日まで戦争は終わらなかった。然し、我々は近く戦争が終わると希望を抱ける。そして終わるだろう」とも語った。

 昭和20年(1945年)8月9日未明、ソ連が参戦すると3日後の12日には朝鮮半島北部にまで侵攻する。朝鮮への侵攻準備が出来ていなかった米国はこれに慌て、急遽、朝鮮占領の協議が行われ、所謂「38度線」で分割することで合意した。  

 5年後の1950(昭和25)年6月25日、北朝鮮の突然の侵攻で同じ民族同士が相討つ戦争となり、数百万人が犠牲となる大惨事となった。「朝鮮戦争」である。

 アホな韓国人が「朝鮮戦争や朝鮮半島の分断は日本が原因だ」と言ってたのを記憶してるが、朝鮮半島が分断に至ったのは日本ではなく、ソ連の参戦が原因である。

 終戦間際、米国は広島、長崎に原爆を投下する。ソ連の参戦はヤルタ会談で決められた密約を忠実に実行されただけ。まさか参戦後3日で朝鮮半島北部に侵攻するとは思わなかったのだろうが、ソ連の参戦は米英の責任でもあるのだ。

 だが、そうしたことは一切語らず、また朝鮮半島分断の責任を認めて謝罪すらしていない。ありもしないことを安易に謝罪する日本と、事実を認めずに他人事の様に語る米国。自国の国益を守るというのはそういうものでもあるのだ。

「朝鮮半島の人々は優秀で勤勉、且つ、才能に恵まれている」と、朝鮮人を持ち上げ、金正恩を持て囃してる演説は、聞いてる此方が恥ずかしくもなるが、かなり北朝鮮の未来に踏み込んだ会談だったということが窺い知ることも出来る。

 非核化のコストについて聞かれたトランプは、「韓国と日本が北朝鮮を大いに助けてくれるだろう」と述べている。非核化は言うに及ばず、拉致問題の解決なくして我が国が北朝鮮を支援することがあってはならない。

 拉致問題の解決を図ることこそ、北朝鮮に重大な変化を齎すということをその「才能豊かな」金正恩は理解しているだろうが、実行は中々難しい。

 トランプ大統領が拉致問題を提起してくれた今、大事なのは拉致問題に対する国民の熱意と同胞を拉致されたという怒りを金正恩に分からせることだ。

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