2018年03月08日
僅かな放射線を必要以上に怖がることは福島の復興を妨げることでもある
地元紙の一面に、消費者庁が行った福島県産の食品購入への意識調査の結果が載っている。意識調査や世論調査に意味があるとも思えないし、放射線を理解していない人には却って福島県を貶める材料になっているのではあるまいか。
紙面では「ためらう最小更新」とのタイトルでも分かる通り、好意的に報じてはいるが、未だに放射性物質に不安を感じてる国民が13.9%もいることに驚く。少数派の多くは反原発派やマスコミに煽られてる国民だろうことは推測出来る。
原発事故当時、原子力安全・保安院は、福島原発から放出されたセシウムの量が広島原爆の168倍とする試算を公表し、マスコミが大きく報じた。その後に、専門家の反論で「広島原爆の168倍」という数字が全く意味のないものだったことが分かったが、国民の放射線への恐怖や不安を植え付けるのには効果的だった。
広島・長崎の原爆では放射線セシウムで死んだ人はいない。死者の殆どは熱線、爆風、そして半減期の短い強力な放射能に因るもの。福島県産食品への不安はマスコミや反原発派に煽られた集団ヒステリーというのが正しく、これら少数派がこれから先、福島県産の食品を購入するとは思えないし、買って欲しいとも思わない。
山本太郎ら反原発派は「福島県内の農家は汚染物を作り、ばら撒き続けている」「福島県産を買うくらいなら中国産を買う」「福島の人達は命に怯えながら生きている」と口外して憚らない。福島原発事故は「チェルノブイリよりも規模は大きい」と根拠のない嘘を垂れ流す。チェルノブイリの原発事故は最大50シーベルトと言われているが、福島原発事故はその1000分の1以下だ。
チェルノブイリより酷いのは中華人民共和国が行った地上核実験で、この核実験に因って放出された放射線量はチェルノブイリ原発事故の実に800万倍に及んだということを山本らは知らない様だ。東京オリンピックが開催された昭和39(1964)年から中共の核実験は始まった。以来、黄砂と一緒に放射性物質が日本全国に降って来た。中でもストロンチウムは福島原発事故の1万倍の量とも言われている。
セシウムの生物半減期が100日なのに対し、ストロンチウムの生物半減期は15年。中共の核実験の結果、飛来したストロンチウムに因る日本人の体内被曝量は1~7ミリシーベルトに及んだ。だが、そのストロンチウムに因ってどんな影響があったというのか。東京オリンピックに働き盛りだった多くの人は長寿を謳歌している。
その時代に育った団塊の世代と言われる連中は健康そのもの。唯、思想が芳しくない。アレは戦後民主主義教育というより、ストロンチウムの影響か(笑)
原発事故以来、過酷な環境の中でロクに休養も取らず、家族にも会わず、原発構内で懸命に努力している作業員ですら、放射線で死亡した人はいない。
そういった方々の努力や犠牲の上に今の我々の生活が成り立っている。そんなことも忘れて、僅かな放射線を必要以上に怖がることは、福島の復興を妨げることになっていることに気付くべきだ。山本ら反原発派は、それこそ同志でもある中共の核実験を例に出して福島原発事故の不安を払拭するのに努力すべき立場だと思うが、所詮は原発事故を党勢拡大と革命謀略の為に利用しているに過ぎない。
福島原発事故後、原子力規制委員会は「放射線防護対策」の年間被曝線量は20ミリシーベルト以下であれば人体に影響が出ることもないとの提言を行っている。「年間20ミリシーベルト」は科学的に決められた世界の常識でもある。
未だに1ミリシーベルトが改められず不安を払拭しようともしないのは正に政治の怠慢か、それとも除染利権の為に「年間1ミリシーベルト以下」でなくてはならないということなのか。政治の不作為と「子どもたちを放射線から守れ!」という反原発派のキレイゴトが福島県と県民差別に繋がり、復興は愚か復旧をも阻害する。
「ふくしまからはじめよう!」という言葉が実に白々しく響く。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
紙面では「ためらう最小更新」とのタイトルでも分かる通り、好意的に報じてはいるが、未だに放射性物質に不安を感じてる国民が13.9%もいることに驚く。少数派の多くは反原発派やマスコミに煽られてる国民だろうことは推測出来る。
原発事故当時、原子力安全・保安院は、福島原発から放出されたセシウムの量が広島原爆の168倍とする試算を公表し、マスコミが大きく報じた。その後に、専門家の反論で「広島原爆の168倍」という数字が全く意味のないものだったことが分かったが、国民の放射線への恐怖や不安を植え付けるのには効果的だった。
広島・長崎の原爆では放射線セシウムで死んだ人はいない。死者の殆どは熱線、爆風、そして半減期の短い強力な放射能に因るもの。福島県産食品への不安はマスコミや反原発派に煽られた集団ヒステリーというのが正しく、これら少数派がこれから先、福島県産の食品を購入するとは思えないし、買って欲しいとも思わない。
山本太郎ら反原発派は「福島県内の農家は汚染物を作り、ばら撒き続けている」「福島県産を買うくらいなら中国産を買う」「福島の人達は命に怯えながら生きている」と口外して憚らない。福島原発事故は「チェルノブイリよりも規模は大きい」と根拠のない嘘を垂れ流す。チェルノブイリの原発事故は最大50シーベルトと言われているが、福島原発事故はその1000分の1以下だ。
チェルノブイリより酷いのは中華人民共和国が行った地上核実験で、この核実験に因って放出された放射線量はチェルノブイリ原発事故の実に800万倍に及んだということを山本らは知らない様だ。東京オリンピックが開催された昭和39(1964)年から中共の核実験は始まった。以来、黄砂と一緒に放射性物質が日本全国に降って来た。中でもストロンチウムは福島原発事故の1万倍の量とも言われている。
セシウムの生物半減期が100日なのに対し、ストロンチウムの生物半減期は15年。中共の核実験の結果、飛来したストロンチウムに因る日本人の体内被曝量は1~7ミリシーベルトに及んだ。だが、そのストロンチウムに因ってどんな影響があったというのか。東京オリンピックに働き盛りだった多くの人は長寿を謳歌している。
その時代に育った団塊の世代と言われる連中は健康そのもの。唯、思想が芳しくない。アレは戦後民主主義教育というより、ストロンチウムの影響か(笑)
原発事故以来、過酷な環境の中でロクに休養も取らず、家族にも会わず、原発構内で懸命に努力している作業員ですら、放射線で死亡した人はいない。
そういった方々の努力や犠牲の上に今の我々の生活が成り立っている。そんなことも忘れて、僅かな放射線を必要以上に怖がることは、福島の復興を妨げることになっていることに気付くべきだ。山本ら反原発派は、それこそ同志でもある中共の核実験を例に出して福島原発事故の不安を払拭するのに努力すべき立場だと思うが、所詮は原発事故を党勢拡大と革命謀略の為に利用しているに過ぎない。
福島原発事故後、原子力規制委員会は「放射線防護対策」の年間被曝線量は20ミリシーベルト以下であれば人体に影響が出ることもないとの提言を行っている。「年間20ミリシーベルト」は科学的に決められた世界の常識でもある。
未だに1ミリシーベルトが改められず不安を払拭しようともしないのは正に政治の怠慢か、それとも除染利権の為に「年間1ミリシーベルト以下」でなくてはならないということなのか。政治の不作為と「子どもたちを放射線から守れ!」という反原発派のキレイゴトが福島県と県民差別に繋がり、復興は愚か復旧をも阻害する。
「ふくしまからはじめよう!」という言葉が実に白々しく響く。
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cordial8317 at 09:06│Comments(0)
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