右翼民族派よ、我が国の国體や皇統を害する主義思想に敢然と対峙せよ!江戸時代には武士の嗜みとして「酒道」という作法があった

2023年06月12日

浪人は長生きすればするほど惨めな生活しか待ってないよ(呵呵)

 藤井聡太が名人戦を制し最年少で七冠を達成した。次に見据えるのは前人未到の八冠。将棋や囲碁関係者に限らず「歴史に刻まれる偉業」であるのは間違いない。両氏共に中学生からプロの世界の中で生き抜いてきた天才であり、勝負師でもある。

 勝負師の世界では「タニマチが出来ると弱くなる」という言葉がある。打算的で、互いに持ちつ持たれつの関係のスポンサーとは違って、タ二マチ(谷町)というのは無償で人を育てる関係である。タニマチに甘んずるが故に勝負で遅れを取る。また「出世払い」という言葉がある。Wikipediaにはこう書かれてある。

「経済力の低い若年者などに金銭的な援助をしたいのにもかからず相手が遠慮をすることがある。そのようなときに、将来出世をした時に返してくれたら良いと言って明確に期限を設けずにお金を貸すという行為におよぶことがある。このようなお金のやり取りを俗に出世払いと称することが多い。お金を貸した方がすみやかな返済を求めたときに、借りた方が相変わらず出世をしていない場合、泥沼化する恐れがある」

 何か夢のない説明だわな。出世払いとは、その人に夢を賭けていることの証しでもある。そうした期待を裏切らない様に努力すれば好いし、その夢が潰えたとしてもそれは仕方ないことであって、協力してくれた方は裏切られたとも思うまい。

 愚生は勝負師ではないが、右翼現役時代には大手警備会社「テイケイ」の高花豊会長には物心両面で支援して頂いた。高花会長が70歳を機に事業から引退した。

 愚生にすれば、未だ未だ支援してくれるものだとばかり思っていたので、突然の引退で更なる経済的な危機「テイケイショック」に直面したのは言う迄もない。「タニマチが出来ると弱くなる」というのはこういうことなのだろうと痛感した。

 高花会長から、「佐久間さん、浪人は長生きすればするほど、惨めな生活しか待ってませんよ」と言われたことを思い出す。己の努力の足りなさは正にその言葉通り。この言葉の裏には「右翼は身体を賭けてナンボ」の嫌味も含まれていた(笑)

 別に金を追おうとも思わないが、金が無いというのは実に不便なもので、奢って貰う酒も美味しいとは感じない。「あんたが(カネを)持っていても俺が持ってなければ、酒なんざ飲んでも旨くない。酒とはそういうもんぜよ」とは坂本龍馬だが、愚生もそう思うから酒席の誘いも断ってるし、外に出ないから情報にも疎くなる。

 僻みではないが、金というのは持ってれば何かと便利という代物でしかない。金があれば生活は元より、混迷を極めている現在の右翼陣営の立て直しも出来る。

 その昔(昭和24年8月)、故野村秋介の師であり昭和維新を夢見た三上卓は、台湾からの密輸事件(海烈号事件)で逮捕されているが、これも革命(昭和維新)資金の調達が目的だった。三上先生の思想より、こうした蛮勇こそ尊敬に値する。

 現在の右翼の先生方を見れば、会社回りも順調で景気の良かった頃に蓄えた金で分不相応な家を購入し、居の安きに甘んじ、固定資産税に窮窮し、右翼を志した純粋な気持ちなんぞ疾うの昔に忘れ去り、「武士は相見互い」なんてのは死語となった。

 右翼の立て直しは資金確保の成否にあるが、そういう意味では鳩山由紀夫と一緒にクリミア半島を訪問した一水会の木村三浩の失墜は痛手だったと思う(笑)

 クリミア半島訪問後、畏友でもあった横浜在住の蜷川正大さんに介添えを進言したが軽く断られたことがある。愚生としては、鳩山との縁を持つことで右翼陣営の強力な資金提供者(タニマチ)にして欲しかったからだ。その思いは今も変わらない。

「鳩山が右翼に資金は出さないだろうし、鳩山のカネではダメだ」という声もあるが、革命資金を確保するのに思想や政治信条なんぞ関係ないだろう。どんな金でも金は金、カッコ付けてても、潤沢な活動資金(軍備)を確保出来なきゃ意味はない。そんな愚生の想いは通じず、袂を分かつ結果となってしまって現在に至る。

 愚生の場合、ヤル気の無さもあって支援金は年々減る一方。いざという時の為に集めていた品をヤフオクで売ったり競輪競馬でどうにか凌いでいたが、ツイてないときは何をやっても悪い結果になり、競輪競馬も裏目裏目と出る悪循環(笑)

 金権右翼と言われた防挺に所属し乍らその恩恵に預かったことはない。別に不如意は慣れてはいるが団体を辞し、東日本大震災以降は借金が益々殖えて行くばかり。

 まぁ借金も「出世払い」と同じく愚生の夢に賭けてくれていると思えば気が楽だが、田舎で喘いでいる右翼浪人が出来ることと言ったら高が知れている。

 しがない右翼浪人に支援してくれてるその期待を裏切ることなく、正統右翼浪人として人生を全うせねばと覚悟してるものの、そろそろ限界を悟ってきた。長い浪人生活は人を本物にするというが、最近は流石に心が折れそうになることもある。

「人間の財産と言うものは、いざと言う時に自分を支えてくれる人であると同時に各自が目指す目標実現の為の知恵袋である」という。窮し乍らも支えてくれる人が僅かにいるのは救いだ。先行きが不安になるということは歳をとったということ。自爆テロでも考えるか、今少し強力なタニマチが現れるのを待つしかないか。呵呵。

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cordial8317 at 04:50│Comments(0)

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