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2018年02月09日

相撲協会VS貴乃花親方の構図を作り大相撲批判を繰り返すマスコミ

 マスコミは、相撲協会VS貴乃花親方の構図を作り、恰も貴乃花親方が相撲協会の陋習を打ち破ろうとしている改革者であるかの様に作為的に報道し、国民もまた貴乃花親方を支持する。だが、本当に貴乃花親方は改革者なのだろうか。

 貴乃花が理事長に就いたら相撲協会が変わるのか。イベントや興行的には好いかも知れないが、熱烈な相撲ファンである愚生からすればそうは思えない。

 現役時代、若貴ブームを作り、歴代横綱の中でも記録より記憶に残る力士だったのは間違いない。北の湖と共に一代年寄となったのはそうした功績の賜物だ。

 だが、プライベートでは女優でタレントの宮沢りえとの交際と婚約破棄、兄・若乃花との絶縁など、自分に厳しい結果だとマスコミは好意的に捉え持ち上げるが、貴乃花には心の余裕を感じられない。あの窮屈さは観ている此方も窮屈になる。

 白鵬のかち上げや張り手は頂けないが、相撲の技にあるのだから一概に批判は出来ない。あくまでも姑息な技は、横綱らしくないというだけのこと。

 貴乃花と若乃花の同部屋決戦では、若乃花が勝利し優勝を飾ったことは記憶に新しいが、あの一番は明らかに兄に花を持たそうとした八百長だった。

 また、怪我を押して武蔵丸との決戦に挑み勝利し、鬼の形相で勝ち名乗りを受け、表彰式で小泉純一郎総理が放った「感動した」は記憶に残る一言だろう。

 相手の武蔵丸にしてみれば、怪我をしてる相手に本気で勝負するなど出来ない性格だし、試合後に語った「取り難いよ」との言葉にその思いが込められている。怪我を押して強行出場した貴乃花は、相手に失礼だとは思わなかったのだろうか。

 そうした何気ないことにも貴乃花の相手を思う気持ちや、横綱としての慈愛の心の乏しさが現れていると感じている。相撲協会との拗れや蟠りも、己が正しいと言わんばかりに自我を通しているだけで、これが改革者である筈がなかろう。

 人間というのは、クルマのハンドルに「遊び」がある様に、心に余裕が無いと窮屈になるものだ。貴乃花を見ていると、自分自身に厳しいというより、その偏狭過ぎる厳しさが相手にも息苦しくさせるということも知るべきだろう。

 身内やマスコミ向けに笑顔を見せるが、あの顔にしても政治家が選挙の時などに有権者に見せる取り繕った笑顔にしか見えないし、どこかぎこちない。憮然としながらも慈愛に満ちた器の大きな故北の湖の様な親方を目指して欲しいものだ。

 最近の大相撲はスポーツとしてイベント化してしまったが、明治維新で「断髪令」が発せられても丁髷の伝統を貫き、戦後もずっと表彰式で国歌「君が代」を斉唱し、日本の「国技」を自称して来た保守の牙城とも言うべき組織でもある。

 その大相撲を目の仇にし、歴史・伝統・文化を否定する左翼や無自覚左翼の連中が、賭博やら八百長やらを執拗に煽り立て糾弾したことは記憶に新しい。

 事在る毎に大相撲批判を目にすると、大相撲の存続にも影響しかねないし、貴乃花は改革者の名の下にそうした反大相撲勢力に利用されてる様にも感じる。

「角を矯めて牛を殺す」という言葉がある。少々の欠点を直そうとして、反ってそのもの自体を駄目にすることも無きにしも非ず。相撲協会VS貴乃花親方の報道を目にする度に相撲ファンを落胆させる。この儘では大相撲も廃れてしまうだろう。

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cordial8317 at 08:00│Comments(0)

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