畏れ多くも天皇とは憲法以前の御存在であらされる「ともさん(三笠宮寛仁親王殿下)のひとり言」

2017年12月07日

歪曲、偽造、捏造、虚構のでっち上げ、我が国を貶め続けるNHK

 放送法64条1項には、「受信設備を設置した者は、NHKと受信契約を結ばなければならない」と定められている。NHKの強制的受信料制度に関して上告審判決が行われ、最高裁は「合憲」と結論付けた。最高裁とは、一審二審の判決が日本国憲法に合致してるか否かを判断する所であり、判決が別に正義とは限らない。

 大法廷は「NHKに国家機関等からの影響が及ばない様にし、広く公平に負担を求める仕組み」だと判断している。だが、NHKは国民から強制的に受信料を貰っている特殊法人でありながら、幾多の株式会社の持ち株会社となり、その収益を視聴者(受信契約者)へ還元しないのは公共性とは大きくかけ離れるものだろう。

 NHKから訴えられた男性は、愚生の考えと同じく「放送内容が偏っている」ということで支払いを拒否しているが、こうしたNHKの偏向報道への違和感を共有する国民は多い。偏向内容が正されずに受信料のみを合憲とする事に違和感は更に募る。

 偏向報道で有名なのは、日本の台湾統治を描いた「アジアの一等国」だろう。これは田辺雅泰というNHK幹部が作成した番組だった。 冒頭から「台湾は漢民族のもの」と如何にも台湾は中華人民共和国の一部であるとの認識を示して、「差別された。だから名前を日本名に変えた」と台湾一中卒の老人にインタビューを流す。

 この老人は「台湾は実は親日的ではない。今迄口に出せなかっただけで、今やっとNHKにホンネを吐露出来た」と語るシーンが流された。 この番組を見た台湾一中の同窓生らが驚き、当人に問い質すと「そんなことは言っていない」と応えた。

  何のことはない、NHKお得意の意図的な切り貼りだった。 朝鮮人の届出制とは違い台湾人の創氏改名は許可制であり、その殆んどは「不可」。冒頭での「差別され日本名に変えた」というのが嘘だと分かる。 番組制作者の田辺雅泰はそうした事実を捻じ曲げ、老人に語らせた言葉を切り貼りし、虚構をでっち上げた。

 NHKのETV特集シリーズ「戦争をどう裁くか」第2夜「問われる戦時性暴力」では、「第二次世界大戦中において旧日本軍が組織的に行った強姦、性奴隷制、人身売買、拷問、その他性暴力等の戦争犯罪を、裕仁(昭和天皇)を初めとする9名の者を被告人として市民の手で裁く民衆法廷」が放映された。

「女性国際戦犯法廷」では、「裕仁は有罪、日本政府には国家責任がある」との判決を下しているが、余りにも侮蔑に満ちた偏った内容は公共放送局が取り上げるべきものではない。この「法廷」では慰安婦問題を扱っており、慰安婦問題を焚き付けた責任は重い。こうした番組を垂れ流しながら謝罪もしていない。

 国家機関からの影響というより、戦後民主主義や自虐史観に拘泥してるNHK幹部やNHK御用達の制作会社の政治思想や価値観の押し付けが目立ち、根拠のない偏向番組が垂れ流され、そうした妄動が大きく国益を損ねているのも事実である。

 公共放送の役割とは、事実を淡々と報じることで、多数の視聴者の常識から逸脱してはならない。だが、NHKは公共放送局として存続に値しない特殊法人であって民営圧迫の最たるもので、早急に解散させるべき特殊法人であるのは間違いない。

 歪曲、偽造、捏造、の常習犯。虚構をでっち上げ、我が国を貶め続けるNHKは受信料を払ってまで見る様な類のものではなく、視聴者が「受信料拒否」で抗議することはそれこそ憲法で認められるべき国民の表現の自由であり手段でもある。

 国民の多くは最高裁判所とは「最高の判決を下す裁判所」だと思っているが、最高裁で「違憲」判決が下されたならば、現憲法を見直せば好いだけのこと。

 放送法第1条第2項は、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること」と謳われ、第4条第2項には、「政治的に公平であること」と、同条第4項には「意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と記されている。

 だが、公共放送のNHKの報道はどう見ても真実及び自律を保障を遵守しているとは思えない。最高裁は「表現の自由を確保するという放送法の目的を達成する為に必要で合憲」との判断を示した。我が国の品格を貶め、国民の倫理意識を低下させ続けている元凶であるが、最高裁はそれらを正さずNHKに与した。

 マスコミは口々に「知る権利」を振り翳すが、それはマスコミの知る「権利」ではなく、国民が真実を知る「権利」でなくてはならず、マスコミは知り得た情報を公平公正に国民に伝える役目を担っているに過ぎない。公共放送局であるNHKは、知り得た情報を公平公正に国民に報道しているとは到底思えない。

 NHKにしても最高裁も何か勘違いしているが、親方日の丸に胡坐をかいてやりたい放題のNHKのこうした諸問題を放置し続けた政治家の不作為は赦し難い。

 護憲派の集まりとも言うべき最高裁は正義は二の次。国の基本法として機能してはいない日本国憲法下では「違憲」判決は次々と下されるだろう。だが、「違憲」判決が下されたならば時代や世情に鑑みて現憲法を見直せば好いだけのこと。

 安倍首相も憲法9条への附加とか解釈とか、まどろっこしいことをやってないで、国の基本法として機能していないクソ憲法を放棄しろっての。序に、民営圧迫のNHKを解体すれば、アベノミクスにも博が付くというものだろう。呵呵大笑。

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cordial8317 at 07:31│Comments(0)

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