アジテーター(扇動者)としての役を演じている山本太郎中国共産党に忠誠を示す我が国政治家どもの歴史認識を嗤う

2023年08月28日

「24時間テレビ 愛は地球を救う」というが、愛では地球は救えんよ(笑)

 偽善番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が終了した。これで「24時間テレビに協賛してます」という目障りなCMが垂れ流されなくなると思うとホッとする。

 抑々、「愛」なんぞで地球は救えない。その「愛」はキリストの教えだとしたら尚更に地球は救えはしないだろう。その「愛」には、不動明王の倶利迦羅剣の様な力が備わっていなければならないのだ。力があってこそ愛を与えられる。

 夏の風物詩というべき24時間テレビ。ギャラを貰って登場するタレントが、如何にも御涙頂戴的に盛り上げよう盛り上げようと必至なのだが、滑稽の極みだ。

 所詮は制作会社やテレビ局の営利至上主義の手の中で踊らされてるだけ。身障者が必死で頑張る姿やタレントの裏話を見聞きして感動の涙を流して何になるの。

 翌日になればその感動も過去のものとして忘れ去り、日々の生活に流される。これも制作会社やテレビ局の思惑通りなのだろう。愚生からすれば身障者を見世物にしてるとしか思えないし、不幸を売りものにする美談には胡散臭さしか覚えない。

 番組に協賛する企業の「24時間テレビに協賛してます」などとのCMにしても、単なる広告宣伝費としての節税対策なのに、如何にもボランテイアに熱心であるかの様な対応やその心根が卑しい。広告代理店にしてみりゃ24時間テレビ様様(笑)

 24時間テレビの番組制作費は数億円程度なのに、CM収入は数十億円に及ぶという。出演したタレントにはギャラを支払うが、一般人は無報酬のボランテイア。

 寄付されるのは一般人から寄付された約1億数千万円のみ。「愛は地球を救う」と言い乍ら、救われるのは日本テレビと制作会社とタレントということだわな(苦笑)

 24時間テレビのマラソンは、話題性のあるタレントに走らせることで感動を呼ぶ名物コーナーだが、マラソンを観て涙を流してる視聴者の気持ちが分からない。

 24時間テレビに熱中する人というのはやはり愛に飢えているのか。そこがテレビ局や制作会社の狙いなのか。だが、感動することなんてのは日常に溢れているのにそれに気付いてないだけで、何も24時間テレビの中にだけあるものでもない。

 偽善のボランテイアやキレイゴトというのはホント大嫌いだし、直ぐ涙を流す人は信じない。哀しさを堪える姿にこそ日本人の美しさを感じる。涙を人前で流すことで、それが優しさの現れだとしたら間違いだし、偽善と言わざるを得ない。

 ボランテイアや奉仕活動してるとアピールしてる人がいるが、「陰徳」とは世間に知られない行いであり、本来、奉仕というのは陰に隠れてやるものだと思う。

 右翼陣営にも、靖國神社の清掃奉仕をしただとか、皇居の勤労奉仕に行って天皇皇后両陛下に拝謁しただとか自慢げに話をしてる輩を見受けるが、そこには陰徳どころかさもしさしか感じない。右翼として教育勅語の徳目を実践してるのだろうか。

 教育勅語には「恭倹己(きょうけんおのれ)を持(じ)し」という徳目がある。「恭倹己を持し」とは、人に対しては恭(うやうや)しく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、その様をいう。要は、自分は控えめにしてなさいということだ。

 オレが「こうやった」「ああやった」「オレが、オレが」という自慢話や出しゃばりは、見ていて滑稽でもある。内に内に秘めれば自然と滲み出てくるものだ。

 24時間テレビは「こうやった」「ああやった」「オレが、オレが」という偽善ばかりが罷り通っている気がしてならない。こんな番組なんぞ止めてしまえ!

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cordial8317 at 04:30│Comments(0)

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