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2017年07月18日

石破茂の安倍批判は小池百合子との連帯への布石か(笑)

 自民党内無自覚左翼の石破茂の安倍批判が止まない。石破の発言を持ち上げてるのは、朝日新聞を始めとする反安倍のマスコミばかりというのも何かを況や。

 回り諄い物言いで尤もらしく語ってはいるが僻みにしか聞こえないし、反安倍、反自民に利用されてるのが分からないのか。まあ、ポスト安倍に成れない石破にしてみれば、自民党からの除名は願ったり叶ったり。各政党を渡り歩いた石破の前歴を鑑みれば、今や大ブームの小池百合子都知事との連帯への布石だろうか(笑)

 その昔「政治倫理の確立」を訴え、理路整然と憲法を語り、国防を論じる石破茂に衝撃を覚え、こうした国家観を持った政治家の出現を嬉しく思ったものだ。だが、その後、自民党を離党し「改革の会」に参加した辺りから鍍金が剥がれ始める。

「新党みらい」「自由党」「自由改革連合」を経て「新進党」結成に参画したが、結局は古巣の自民党に復党。こうなったのも小沢との確執とも言われているが小沢と共通する部分も多く、中共に阿ることに於いては小沢を凌ぐのではなかろうか。

 石破というのは「国防」が得意分野ということで、「タカ派」のイメージを持っている人が多いが、その実は戦後民主主義にどっぷり浸かった無自覚左翼。

 所謂「田母神論文」が騒がれた際には、田母神俊雄幕僚長に対して異常ともいえる反論を行ったが、支那への批判は赦さず、中共に阿る姿は尋常ではない。

 第二次世界大戦は「日本に拠る『侵略戦争』である」と断じて憚らない。大東亜共栄圏が「侵略戦争遂行の為の詭弁でしかなかった」との認識を示しているのは周知の事実であり、こんなのが何故に保守か。保守したいのは議員という生業だろう。

「今迄に靖國神社には参拝したことがないし、これからも参拝するつもりはない」と公言し、内閣総理大臣の靖國神社参拝に対して反対を表明している。

 靖國神社の政治利用に異論はないが、石破の反対理由は詭弁である。石破が主張する「A級戦犯分祀」も実に胡散臭げ。石破は「A級戦犯の分祀が実現すれば天皇陛下が御親拝出来る環境が整う」などと、畏れ多くも陛下を利用し詭弁を弄するが、我が国には「A級戦犯」「B・C級戦犯」「戦争犯罪人」などという呼称はない。

 我が国が主権を恢復した昭和27年4月28日の講和条約が発効した翌年の第16国会の議決に由り、「戦傷病者戦没者遺族援護法」が改正され、それを以て法的に復権されている。連合国側が定めた、A、B、C級の区分に関係なく、刑死・獄中死された方は「法務死」と称され、靖國神社では「昭和殉難者」として御祀りしている。

 石破が公然と「戦犯」と呼称していること自体が、政治家として国会決議を無視してる証左であり、イカサマ保守というのが正しい。過去に中曽根康弘や小沢一郎、前原誠司ら曲学阿世の大馬鹿者どもが、韓国や中共の内政干渉に屈し、A級戦犯と呼称し、英霊を戦争犯罪人と断じて「分祀論」を提言し国民を撹乱しているが、こうした「分祀論」こそ、国家を誤る最も危険な愚論でもあるのだ。

 安倍批判なんぞどうでも好いが、こうした売国的主張が左翼ではなく、保守を標榜する議員から発せられること自体、実に悪質且つ危険なものと断じざるを得ない。石破が偉そうに安倍を批判しようが、ポスト安倍に成り得ることは不可能なことだ。

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cordial8317 at 06:24│Comments(0)

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