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2017年07月03日

「都民ファーストの会」の圧勝は旧態依然の自民党政治の終わりの始まりか

 東京都議会選挙が行われ大方の予想通り、自民党が34議席減らし23議席にと止まり大敗を帰し、小池百合子率いる「都民ファーストの会」が49議席増の55議席を確保して圧勝した。小池というのは実にパフォーマンスが御上手(笑)

 マスコミは作為的に「加計学園」や「共謀罪」の強行採決への批判の現れだと論ずる。ならば民進党も議席を伸ばして然りだが、議席数を減らしていることをしても、今回の選挙結果は旧態依然の既成政党に対する批判と見るべきだろう。

 嗤えるのは自民党都連幹部で、自民党東京都連会長の下村博文が「予想以上の厳しい結果だ」と悔しい表情を滲ませていたが、こんな結果になるのは余程の選挙音痴じゃない限り予想出来たことではないか。こんなマヌケが都連会長とは(笑)

 抑々、自民党員だった小池百合子が東京都知事選挙出馬を表明すると、自民党都連は小池出馬に難色を示し、自民党員ではない増田寛也を推薦した。

 女の恨みは強烈なもので「都議会の冒頭解散」を打ち出し都政改革の必要性を訴えた。豊洲市場の移転問題も共産党の宇都宮健児と連帯して政局に持ち込む。

 この共産党というか宇都宮健児との申し合わせが後々事をややこしくしたが、対自民党の選挙戦では都民には分かり易い構図だっただろう。

 東京都知事は石原慎太郎が禅譲した猪瀬直樹、舛添要一と二人続けて任期途中で辞任するに至ったが、猪瀬のスキャンダルを取り上げて辞任に追い込んだのは都議会と自民党東京都連。その後に就任した舛添知事の公私混同疑惑問題は何ら追求することなく都議会と自民党東京都連は他人事を極め込んだ。

 小池は、こうした自浄能力皆無の都議会と旧態依然の自民党東京都連を都政改革の元凶(抵抗勢力)と捉え、都政改革を訴えると共に、世論を味方に「都政を(都民に)取り戻す」をスローガンに選挙戦を戦い、結果、自民党候補に圧勝した。

 都政最大のガンは既得権益を仕切るボス(内田茂)政治だった。小池が自民党政治を「忖度政治」と揶揄したが、内田茂自民党都連幹事長は、既得権益の権化として都議会に10数年君臨してきた正しく都議会のドンである。

 都知事選の結果を受け内田は引退を表明。自民党もこれを機に小池との和解を図れば好いものを、驕れる自民党はくだらんメンツを優先し小池批判を滔滔と繰り返した。都民や国民にも自民党の小池批判は醜く映った。

 抑々、自民党員だった小池を自民党として推薦しておけば、こんな無様な結果に襲われることは無かっただろう。既得権益を独占しようという旧態依然の手法に執着した結果がこれなのだから自業自得と言えばそれまで。

 旧態依然の自民党への批判は何も東京だけではなく全国的な流れだろう。愚生の地元を見渡してもミニ内田的な利権に集る自民党幹部が目に付く。

 郡山市議会の元議長の渡辺隆弘なんてのはその典型で、ああいう自民党のなんちゃってドンがのさばって利権漁りをしている限り、自民党の未来は無いだろう。

 都民ファーストのブームは当分の間続くだろう。都議選の結果を見れば、公明党が全23議席確保し、共産党が2議席微増の19議席。民進党に至っては2議席減の5議席と自民党の受け皿に成り得ず。今後は、創価学会公明党や共産党などの組織票がある党は別にして、既成政党無用論が全国的に波及して行くのではなかろうか。

 近々、衆院選挙になり、都民ファーストの会が全選挙区に立候補となれば既成政党は大きく議席を減らすだろうが、選挙に絶対は無い。どんな政党が躍進しようが所詮は「でもしか政党」であり、国民の不幸はここに極まれり。自民党よ、確りせい!

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cordial8317 at 07:23│Comments(0)

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