高血圧の基準値を下げたことで高血圧の患者が2100万人増加!「この世はあるがままで悟りの世界」と教えた「本覚思想」

2023年02月02日

亡国の危機と不安を煽り「信」じる「者」がいるから「儲」かる(笑)

 過日、投函されてた宗教団体・冨士大石寺顕正会のチラシを興味深く読んでみた。持ってきたのは先日、自宅に来た信者だろう。日蓮宗は宗教というより日蓮大聖人の教えであり、軍人や右翼の中でも信奉者は多く、日蓮上人の括目する言葉は多い。

 愚生は別に日蓮宗の信者ではないが、日蓮上人が立派だと感じるのは、流罪になっても決して挫けることなく、その信念を通し続けたことで尊敬に値する。

 日蓮といえば「立正安国論」が有名だが、上人が流罪となった51歳の時に書き上げた「開目抄」は、文字通り開眼の書である。時、恰も蒙古襲来の直前。未曽有の国難を予言した日蓮は、辻説法による戦闘的な布教活動を展開する。

 幕府から弾圧され流刑となるが、激しい使命感と捨て身の覚悟が、偉大な宗教家たらしめたのは言うまでもない。「我れ、日本の柱とならん。我れ、日本の眼目とならん。我れ、日本の大船とならん等と誓いし願破るべからず」とは獅子吼である。

 我が国が未曽有の国難に直面しているのであれば、右翼にしろ、左翼にしろ、活動家に求められるのは、この開目抄的決意と覚悟と信念を以て活動すること以外にはない。自分で言うのも何だが、愚生は信念はあるがイマイチ覚悟に欠ける。

 宗教に関する本というのは、反創価学会の顕正会にしても、池田太作の「人間革命」にしろ、坂本龍馬などの偉人が憑依するという幸福の科学の大川隆法にしろ、オウム真理教の麻原にしろ、読んでて参考になる部分は少なくない(笑)

 宗教の教えを訝しがって読めば、実践が伴って無いし胡散臭さしか残らないが、要は、読み手側が感ずる部分を読み取って、己の生き方の参考に出来るか否かが大事で、何事も信じ過ぎたり、信奉し過ぎると偏り過ぎてロクなことはない。

 日本人というのは大らかというか実に好い加減で、墓参りはすれど自分の宗派が何だったのか分からなかったり、戒名も何の為に貰うのかも知らない人は実に多い。家紋も同様で先祖からの家紋も知らず、また家紋の無い家系は怪しい(笑)

 戒名というのは、死んでこれから「貴方(御釈迦様)の弟子になります」というもので、生きてる時に仏の道なんぞ知りもしなかった者が、死んだら釈迦牟尼の弟子になって極楽浄土に行こうだなんて都合好過ぎだろう(笑)

 戒名にしろ墓参りにしろ、江戸幕府が邪宗門とされたキリスト教や不受不施派を締出し、宗教を統制する為に行った「寺受制度」の名残であり、「寺請制度」があったからこそ、葬式仏教に成り下がったクソ坊主や葬儀屋が儲かっている(笑)

 明治維新で江戸幕府が滅んだのに、この寺請制度だけは今も有り難がっているのは、極楽や地獄という有難い噓に対する畏怖の裏返しでもある(苦笑)

 江戸幕府の寺受制度を継承するなら、邪教の一掃や宗教への優遇制度を改めるべきだとも思うが、今や邪教の創価学会は政府中枢にまで入り込んだ。

 顕正会の折込チラシの日蓮大聖人の教えは括目するに値するが、この会長が政治を語ると仏の道に繋げたい思いから、政治問題を絡めると頓珍漢なものとなる。

 チラシの最後には「日本は亡国を招かんとしている」として不安を煽る。結局、新興宗教の悪い処は、こうした人の不安を煽り人の心に付け込むことだ。

  教祖様の嘘を「信」じる「者」がいるからこそ、宗教とは「儲」かる仕組みになっている。話題になった統一教会もその新興宗教の一つに過ぎない。

 昨今の亡国の危機などと不安を煽って売文してる営業保守などにも言えること。宗教の束縛が嫌いだ。やっぱり大らかな神道(随神の道)が好い。呵呵。

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cordial8317 at 06:41│Comments(0)

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