安倍も「現憲法は無効である」と宣言したらそれこそ歴史に名を遺すだろうが韓国19代大統領に反日左翼の文在寅が就任

2017年05月08日

世界のどの国も一旦緩急あれば命を賭して戦うだろう

 今日は新聞休刊日。こんな日は何か手持ち無沙汰で、仕方なく、昨日の新聞に目を通す。地元紙の「日曜論壇」に登場する人物は名うての左翼や無自覚左翼ばかり。

 言葉は巧みだが読んでて厭になる。今回は本宮市出身の元共同通信社編集局長の国分俊英。左翼の巣窟ともいうべき共同通信社の元編集局長が何を書こうが勝手だが、こういう記事によって多くの読者は世論誘導されることを思えば罪深い。

 記事では「教育勅語」が皇民化教育に利用されてく過程を批判的に綴り、安倍政権下で教育勅語の使用が閣議決定され、稲田朋美大臣や義家弘介副大臣の主張を作為的に論じ、安倍政権が恰も戦前回帰しているかの様に扇動している。

 教育勅語も思想信条の一つであるなら、現憲法下でそれは認められるべきものだと思う。日頃、護憲を唱えながら意見を異にするものを認めないとは何事か。

「教育勅語」の「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ」の部分だけが強調され、「戦争はいけない」と結論付ける。だが、万が一戦争になれば誰が助けてくれるのか。

 未来永劫、米国に護ってもらえとでもいうのだろうか。その割には「反米」「反基地」ばかり。その国に生を享けた者として、自国を護るのは当然の務めだろう。

 世界も同じ。例えば、イタリアでは「祖国の防衛は、市民の神聖なる義務である」と教え、中国では「祖国を防衛し、侵略に抵抗することは、すべての公民の神聖な義務である」と教える。他の国々も同様に国防の義務を憲法で明記している。

 国民が国家に忠誠を誓い、一旦緩急あれば愛するものの為に命を賭して戦うのは当然であり、我が国の平和主義は実に軽々しい。教育勅語が危険なのではなく、問題は戦前戦中と教育勅語を国威発揚に利用したことで、それを安倍政権下で実行しようという改憲議論と結び付けて「戦前回帰的な動きである」とは嗤うしかない。

「日曜論壇」の国分俊英の主張への反論を、読者投稿欄である「みんなのひろば」に投稿したがどうせボツだろう。何なら愚生を「日曜論壇」に登場させよ(笑)

 安倍首相は2020年の改正憲法の施行を目指す。ここで目に留まるのは、教育費の無償化を憲法改正の議題に上げることだ。これは、憲法を改正して幼児から高等教育までの無償化を訴える日本維新の会に秋波を送る為に、教育無償化を国民に呼びかけて、改憲の突破口にしようというものだろう。安倍は強かだな。

 政治で大事なものは「教育」と「国防」である。教育で大事なことは、教育費の無償化より、教育の内容が大切である。先人の営為に学び、日本という国に生まれたことの自覚や誇り、悦びを教えていくことが何より大事であるのは言うまでもない。

 高邁な魂を喪失した現在の日本に最も必要で大事なものは、教育の無償化よりも、将来を担う子供達への教育内容の充実である。政治家が教育論を疎かにして、党利党略の目論見だけで、教育や学校給食の無償化など、金の分配だけに狂奔していることは本末転倒。況してや憲法改正に教育の無償化を利用するとは姑息過ぎる。

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cordial8317 at 07:40│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 大童   2017年05月11日 08:25
はじめまして。食べログのコメントから辿り着きました。
ご縁を嬉しく存じます。

>その国に生を享けた者として、国を護るのは当然の務めだろう

至極まっとうな一言です。しかし、時代は調和ばかりを教え込み、争うことよりは傍観、命を賭すことよりも享楽に走る風潮です。

この現状を、腐敗や堕落という言葉をもって評して終わるのではなく、なにかしらのアプローチや行動を計らなければと思うのです。その一つは、同志が集まり、信ずるところを発信していくことにあろうかと存じます。

佐久間先生は、いかがお考えでしょうか。

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