「昭和の日」に思う子供いじめという漫画が「子ども」表記のバカどもをよく表現している(笑)

2024年05月03日

「憲法記念日」ではなく「憲法祈念日」との名称が相応しい

 本日は「憲法記念日」。祝日法に由れば「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」。何故か現憲法を頂戴した有難い日となっている。「憲法記念日」との名称は「終戦記念日」と同じく、GHQに因る戦後民主主義教育の洗脳である。

「国の成長を期する日」であるならば、国の成長を阻害する元凶でもある現憲法を時代に合わせて見直すことは当然であろう。ならば「憲法記念日」ではなく「新憲法の制定を祈念する日」という名称こそが相応しいのではあるまいか。

 護憲派は米国の洗脳から目覚めることなく、幼稚な平和主義を掲げて護憲を叫ぶ。営業保守派や自称・愛国者らは「九条」は、領土主権を守る上でも早々に改正すべきであると主張する。どちらも「九条」こそが重要だと認識している。

 右派の謀る「取り敢えず九条の改正」にしても「九条の会」を始めとした護憲派にしても、第九条が本丸と思っている点では同じ穴の狢というのが正しい。

 現憲法は最早、国の最高法規として機能しておらず「矛盾だらけのクソ憲法」と化している。矛盾の最たるものが第九条だが、自衛隊の合法化を理由に右派が改正を訴え、誤憲派は軍事放棄の安っぽい平和主義から「平和憲法」と信じて疑わない。

 現憲法前文では「平和を愛する諸国民の信義と公正」を重んじている。つまりは「悪いことをする者(犯罪者)はいない」という前提で憲法が制定されている。

 この前文を遵守すれば犯罪者が出ることもなく、拠って警察も必要ないのだが、現実には協力な警察組織という力に拠って治安や公共の福祉が守られている。

 憲法とは「法律」ではなく、国家・民族の理想を留めた「法」である。法律では無い故に条項に違反したとしても罰則規定はない。憲法に書かれてあるのは国家の国民の理想であり、それを基に現実に法整備を整えて対処するのが政治である。

 然らばこの国家の基本法が間違いだったり、時代遅れならば政治も混迷を深めるのは言わずもがなだろう。現在の政治の混迷の元凶は現憲法に在るのは明らか。

 戦後80年経ち、現憲法は改正では危機的状況や諸矛盾からは脱却不可能な状況である。早急に破棄し、自主憲法を制定する以外に無いが、新憲法は国家の宝とも言うべき大日本帝国憲法(欽定憲法)を復元し、時代を鑑み改正するのが最良である。

 本日は全国各地で憲法改正派と護(誤)憲派が集会を催す。保守派を中心に悲願の憲法改正に躍起だが、改正するも護るのも亡国への道である。どちらも「九条こそが重要だ」と認識しているが、目指してる方向が同じことに気付くべきだ(苦笑)

 右翼陣営の中には少なくなりつつはあるが、「憲法改正」と「自主憲法制定」を一緒くたにしている者も少なくない。「自主憲法制定や欽定憲法復元改正なんてとてもじゃないが無理。だったら取り敢えず改憲を目指すべきだ」という声も多い。

 保守派も同じで、日本会議がそうだし、党是である新憲法の制定を目指すのではなく「九条」改正を謀る安倍自民党も同じ認識。「第九十六条改正」を目論み、ているのであれば、その手法は姑息であり、誤りであると言わねばなるまい。

 九十六条の改憲発議条項を緩和するということは、万が一、共産党などの革命亡国政権が樹立した場合には危険も孕んでいることを須らく自覚した方が好い。

 国體と皇統を護り抜く上でも、「第一条」に対する共産党の、「我々が天皇制に反対していることを以ても国民の総意ではなく、つまり天皇の存在は違憲である」という屁理屈を指弾しなければならない。九条より第一章の「天皇」の章を見直せ。

「女系天皇」論や「女性宮家」に通じかねない「第二条」や八条までの「天皇の章」を議論することに拠り、現憲法の不条理と不当性を明らかにするべし。

 現憲法は「米国の押し付け憲法」と言うのは容易い。現実は大日本帝国(明治欽定)憲法第七十三条に拠る改正であり、建前は日本人が現憲法を制定したことになっている。昭和二十年十一月三日の公布式に於いて、昭和天皇はこう裁可為された。

「朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる 御名御璽」

 当時、我が国は連合国の占領下に在り、政府にしてみれば不本意ではあるが、米国の様々な条件を呑まざるを得なかったというのが制定時の真相である。

 現憲法がこの様に旧帝国憲法の改正であるならば、現憲法は姑息な改正ではなく、旧帝国憲法を復元し、現代に即し改正することこそ我が国の執るべき道である。

 憲法記念日の趣旨は「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」。何故に米国製の憲法を祝い、歴史の思い出として記念しなければならないのか。

 真に我が国の成長を期するならば、先人の智慧の結晶であり、我が国の正統な国法である旧帝国憲法の復元改正を急ぐべきである。5月3日とは「真の日本国憲法の制定を祈念し、国の成長を期する日」として「憲法祈念日」との名称に替えよ。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。

cordial8317 at 06:15│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

「昭和の日」に思う子供いじめという漫画が「子ども」表記のバカどもをよく表現している(笑)