「右翼の敵は右翼に在り」とは田舎にいるとホントよく分かる(笑)我らは暴力と破壊、革命と独裁を政治手段とする勢力又は思想を排撃し祖国再建の大業に邁進せん(自民党結党宣言)

2023年01月27日

仁侠道の精神が欠落してる暴力団を排除しよう!

 今や右翼団体の99%は暴力団の傘下になったりヤクザと関わりがある。個人的な付き合いを否定するものではないが、資本主義の申し子というべきヤクザに、反資本主義であるべき右翼が随うというのは如何なものか。愚生もヤクザの知り合いもいるが、「暴力団は仁侠道に立ち返るべき」と暴力団追放を主張している(笑)

 警察やマスコミは「犯罪の背後には必ず反社会勢力の存在がある」と断じて、暴力団の壊滅を目指すべきだと主張するが、Vシネマの観過ぎだろう。反社会勢力が「悪」だというのなら、極左や日本共産党、民進党も立派な反社会勢力だろう。

 暴力団=ヤクザ=任侠ではない。仁侠というのは江戸時代、口入家業を生業にした肥後の武士で町奴・幡随院長兵衛(ばんずいいん ちょうべえ)が祖とされている。

 仁侠とは、正邪の分別と勧善懲悪にある。「仁」狂うことこそ大事で「狂う」とは陽明学でいうところの「本気でやる」とか「一途に打ち込むこと」をいうが、つまり「仁侠」が、本来の「仁に狂う」ならば暴力団に成り下がることはなかった。

 親分に狂い、兄貴分に狂う。本気で仕え、ホンモノの男であろうと修行するものだが、それが最近は「振り込み詐欺」に見られる様に、老人や弱者を食い物にしてカネに狂ってるから始末が悪い。勧善懲悪には程遠い暴力団の何処が任侠なのか。

「仁」とは己に克ち、他人を労わり、思い遣ることであり、つまり、男気に熱く、弱い者を思い遣って助け、悪事を働く強き者を挫き、義の為には命を惜しまない気風を「仁侠」というが、それなら余っぽど愚生の方が仁侠だと思うわ(笑)

 昭和が終わり、平成になりバブルなどもあって、ヤクザは男を売る稼業から「カネも器量のうち」などと、カネこそが器量だという風潮になってしまった。

 山口組三代目の田岡一雄組長も四代目の竹中正久組長も、在日外国人は「若頭」や「若頭補佐」などの幹部には登用しなかったという。朝鮮人ヤクザに日本古来の武士道精神や古事記を理解させるのは到底無理だと分かってたからだという。

 日本精神も朝鮮人ヤクザの「民族の団結」の前には軽く一蹴されてしまう。ヤクザでは山口組四代目組長の故竹中正久が好い。如何にも武闘派という面構えと、あの反骨精神は尊敬に値する。元大阪高等検察庁公安部長の三井環はこう振り返る。

「捜査や取り調べというのは戦争なんですよ。戦争とは荒いことをやります。相手をやるかこちらがやられるかが戦争なんです。私は29年検事をやりましたが自白をしなかったのは3人しかいなかった。一人は山口組の竹中正久で、後の二人は中核派です」。直ぐに自白するヤクザや警察と馴合いの右翼には考えられないことだ。

 竹中四代目は、「わしらにも人権はある。人殺ししたとしてもやなあ、裁判受けとるやないか、ええッ。わしが犬か豚か虎か狼やったら、人殺しても裁判受けさすか。せえへんやろ。人間やから裁判受けさせるんや」とも語っている。

 これを聞くと、果たして「暴対法」や「暴排条例」を人権侵害と騒ぎ立てることは如何なものかと考えてしまう。例えばスナックなどで「みかじめ料」を要求した場合、昔なら恐喝で逮捕だが、「暴対法」に則り「中止命令」が出されるだけ。

 暴力団から抜けたいと申し出た組員を、「組み抜けは許さない」と組事務所で監禁し嚇しても「監禁罪」並びに「脅迫罪」ではなく「暴対法」に則って「中止命令」で済まされる。こうした事例を見る限り、「暴対法」や「暴排条例」が暴力団にとって全て「悪」とも言い切れないし、人権を無視してるとも到底思えない。

 右翼団体の中には「暴等法や暴排条例は人権侵害で憲法違反」として街宣活動を行ってたことがある。暴力団傘下だからやらなきゃならない運動なのだろうが、まぁ「反共右翼からの脱却」ではないが、ヤクザの傘下になってしまった現状を鑑みれば「ヤクザからの脱却」が右翼に課せられた使命じゃね(笑)

 見倣うべきは竹中四代目の徹底した反権力思考だろう。見た目でしか価値判断が出来ないヤクザ業界にいて竹中四代目は異色だった。何より、武闘派でありながらその身体には一切刺青なない。外見を装うより中身を鍛え上げねばと痛感する。

 若い頃、何故に入れたくなるのだろうと思っていたら、先輩がこう教えてくれた。「刺青ってのは刑務所では効果覿面で、刺青をしてるかしてないかで周りの目が違って来るんだよ。所詮、刑務所に入る連中は見た目でしか判断しないんだよ・・・」。その先輩こそ、防共挺身隊三代目総隊長の對馬則政である(笑)

 過去に見て来た日本人ヤクザには確かに義には篤いが、如何せん金儲けというのは下手なのが多い。その点、朝鮮人というのは商才に長けた者が多く、平成に入り、昭和時代の古き好きヤクザは廃り、営利至上主義的暴力団が席捲して行く。

「暴力団撲滅」というが、資本主義の世の中でその資本主義の弊害というべき暴力団を排除するのは困難だろう。今の警察のやり方では益々暴力団化、マフィア化して行くのではなかろうか。ヤクザもヤクザで、老人や弱い者を騙して仁侠だとは厭きれる。やはり、暴力団も「暴力団」と断じられてる悪因悪果を自戒すべき。

 ヤクザになる目的がカネが欲しいからというのも寂しい限り。確かにカネというのは「あれば便利」くらいなもの。カネよりも男気を求め家業入りした初心の思いを忘れることなく、ヤクザ本来の「仁侠道」の精神に立ち返るべきだろう。

 社会も「暴力団=恥ずかしい」と自覚させるべき。幡随院長兵衛の様な町奴で粋で鯔背なホンモノの任侠が増えれば社会も明るくなると思うんだがなぁ。呵呵。

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cordial8317 at 05:37│Comments(0)

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