2017年04月09日
米軍、シリアに対しトマホークミサイル攻撃
米軍はシリアのアサド政権軍が化学兵器による空爆を行ったと断定し、シリア中部のシャイラト空軍基地に対し、巡航ミサイル・トマホークによるミサイル攻撃を断行した。これに驚いたのは米中首脳会談で訪米中の習近平だろう。
トランプ大統領の別荘で夕食会が行われてる最中の攻撃は、様々な憶測と外交戦略が見え隠れする。以前、イラクに大量破壊が存在すると脅威を煽った米国は、シリアのサリンなどの化学兵器使用に対し「非人道的であり、国際法違反である」と、然も軍事介入は当然だとの認識を示しその正当性をアピールした。
だが、オバマ前大統領はロシアに慮って攻撃を躊躇した。オバマは「世界の警察」という立場を緩めたが、トランプ政権はまた世界の警察としての立場を鮮明にする道を選んだ様だ。シリアの後見人でもあるロシアのプーチン大統領はこの攻撃を受け「国際法違反」と反発しているが、常任理事国の国際法違反は毎度の事だ。
安倍首相はシリア攻撃を受け、トランプ政権を支持する旨の表明をしたが、ロシアとの関係悪化は避けられず、我が国の外交の稚拙さを露呈した。
今後はシリアの内戦が激化し、トランプ政権が更に北朝鮮に対する強硬姿勢を示せば、朝鮮半島や世界情勢が一気に緊迫した状況に追い込まれ、我が国も外交的に難しい局面を迎えることだろう。我が国は万が一の一旦緩急に備えよ。
今や、米国の自己中心的不正や非道に苦しむ非西欧諸国は、「世界の警察」を気取っている米国を唯一最大の外敵であり脅威と考えている。オバマで緩んだがトランプ政権はまたしても世界の警察としての立場を鮮明にする道を選んだ。
欧米が自己中心的正義の名の下に更なる弾圧や軍事介入が続けば、米国への反発とテロの連鎖は止むことはない。真にテロの根絶と世界平和を願うなら、圧政に呻吟する民族の解放と独立をさせる以外に採るべき道はない。
然し、言い換えれば政治体制の崩壊を意味しており、米国、中共、ロシア、中近東、北朝鮮然り、それはゲリラやテロリストの根絶以上に不可能である。
諸文明が鎬を削り合う時代、我が国が為さねばならぬことは米国への忠誠ではなく、米国からの自立であり、いつまでも従属させられている場合ではない。
我が国が中共と米国の何れに擦り寄れば擦り寄るほど、米中の覇権争いに巻き込まれ、最終的には再び、極東アジアとアジア全体に不幸を齎すことは明らか。アジアの動乱の多くに米国人が係ったことは歴史が証明している。
20世紀は正に、キリスト教徒の望んだプロレタリア独裁を標榜する中国共産党と米国が世界の脅威となった。政界では森友学園問題や今村大臣の言葉尻を論い、国民を巻き込んでの大騒ぎだが、北朝鮮のミサイル発射なんぞ何処吹く風。
我が国の政治家に真に国益を守ろうなどという気概など全く感じることはなく、頭の中は選挙の事だけ。自民党にしろ野党にしろ、連中が守りたいのは己らの議員としての立場と気楽な現在の体制を維持したいだけなのだ。
米国も、世界には日本の様な「イエスマン」や「米国のポチ」ばかりでなく、米国の不正義の下で呻吟している人々が多くいることを思い知るべきだろう。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
トランプ大統領の別荘で夕食会が行われてる最中の攻撃は、様々な憶測と外交戦略が見え隠れする。以前、イラクに大量破壊が存在すると脅威を煽った米国は、シリアのサリンなどの化学兵器使用に対し「非人道的であり、国際法違反である」と、然も軍事介入は当然だとの認識を示しその正当性をアピールした。
だが、オバマ前大統領はロシアに慮って攻撃を躊躇した。オバマは「世界の警察」という立場を緩めたが、トランプ政権はまた世界の警察としての立場を鮮明にする道を選んだ様だ。シリアの後見人でもあるロシアのプーチン大統領はこの攻撃を受け「国際法違反」と反発しているが、常任理事国の国際法違反は毎度の事だ。
安倍首相はシリア攻撃を受け、トランプ政権を支持する旨の表明をしたが、ロシアとの関係悪化は避けられず、我が国の外交の稚拙さを露呈した。
今後はシリアの内戦が激化し、トランプ政権が更に北朝鮮に対する強硬姿勢を示せば、朝鮮半島や世界情勢が一気に緊迫した状況に追い込まれ、我が国も外交的に難しい局面を迎えることだろう。我が国は万が一の一旦緩急に備えよ。
今や、米国の自己中心的不正や非道に苦しむ非西欧諸国は、「世界の警察」を気取っている米国を唯一最大の外敵であり脅威と考えている。オバマで緩んだがトランプ政権はまたしても世界の警察としての立場を鮮明にする道を選んだ。
欧米が自己中心的正義の名の下に更なる弾圧や軍事介入が続けば、米国への反発とテロの連鎖は止むことはない。真にテロの根絶と世界平和を願うなら、圧政に呻吟する民族の解放と独立をさせる以外に採るべき道はない。
然し、言い換えれば政治体制の崩壊を意味しており、米国、中共、ロシア、中近東、北朝鮮然り、それはゲリラやテロリストの根絶以上に不可能である。
諸文明が鎬を削り合う時代、我が国が為さねばならぬことは米国への忠誠ではなく、米国からの自立であり、いつまでも従属させられている場合ではない。
我が国が中共と米国の何れに擦り寄れば擦り寄るほど、米中の覇権争いに巻き込まれ、最終的には再び、極東アジアとアジア全体に不幸を齎すことは明らか。アジアの動乱の多くに米国人が係ったことは歴史が証明している。
20世紀は正に、キリスト教徒の望んだプロレタリア独裁を標榜する中国共産党と米国が世界の脅威となった。政界では森友学園問題や今村大臣の言葉尻を論い、国民を巻き込んでの大騒ぎだが、北朝鮮のミサイル発射なんぞ何処吹く風。
我が国の政治家に真に国益を守ろうなどという気概など全く感じることはなく、頭の中は選挙の事だけ。自民党にしろ野党にしろ、連中が守りたいのは己らの議員としての立場と気楽な現在の体制を維持したいだけなのだ。
米国も、世界には日本の様な「イエスマン」や「米国のポチ」ばかりでなく、米国の不正義の下で呻吟している人々が多くいることを思い知るべきだろう。
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cordial8317 at 05:25│Comments(0)
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