国家の大本である教育の中身を論ずることなく教育を語る勿れ「瑞穂の國記念小学校」の瑞穂って福島瑞穂の瑞穂じゃあるまいな(笑)

2017年03月17日

「退位」という共産党造語が皇室典範附則が置かれる不思議

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が、作為的に「天皇陛下の退位検討会議」や「天皇陛下の生前退位を巡る有識者会議」との名称として報道されてることで、恰もその目的が「退位」であるかの如く国民を誑かした。

 本来は、憲法に明記されてる天皇の国事行為の軽減を図ることこそその目的であった筈だが、不思議なことにいつの間にか「退位」がその目的となってしまった。

 連日、天皇の「退位」を巡る記事が躍っているが、抑々この「退位」という表現は共産党用語であり、「譲位」という文言ではなく、皇室の家憲である皇室典範の付則に「退位」という不敬極まる表現が加筆される事を見過ごしてはいけない。

 唐突に出て来た「生前退位」にしろ、天皇を制度と看做す「天皇制」とい用語も、今では地方自治では定番となった「協働」や「女性宮家」も皇統断絶を謀る共産主義者による造語である。皇位継承順位は、今上天皇→皇太子殿下→秋篠宮殿下→悠仁親王殿下、とここまで事実上決まっているが、何故に「女性宮家」なのか。

 女性宮家を創設するという。その後には「女性天皇」を謀るだろう。つまりは今上陛下→皇太子殿下→愛子内親王への布石であるが、女性宮家の創設となれば対象は真子内親王と佳子内親王の御二人であるが、皇位継承者には成り得ない。

 公務の御負担を「女性宮家創設で軽減する」という。「祭祀」の代行は、名代として掌典長のみが許されている。「国事行為」の代行は、憲法第4条の第2項よる委任か、摂政のみ可能であり、「公務」の代行は皇太子殿下のみ可能となる。つまり、女性皇族というのは何も代行できないのが真実であるのに女性宮家創設を謀る。

 公務の御負担を「女性宮家創設で軽減する」というのは国民を騙す詭弁である。年々増え続けている陛下の御公務の内、各種式典、民間行事等への御臨席を軽減するのは宮内庁の務めであるが、宮内庁は陛下が重要視されている「祭祀」の簡素化や取止めなど本末転倒の策を講じていることは正に国賊、獅子身中の虫。

 天皇は憲法以前の御存在であり、現憲法に瑕疵があることが明白な中で皇位継承や国事行為を語ることに違和感を覚える。明治憲法並びに明治皇室典範こそが我が国の正統な国法である。現憲法の破棄と明治憲法への復元が直ぐには叶わないなら、皇室の家訓である皇室典範は直ちに陛下へ奉還することこそ図るべきである。

 現皇室典範も、現憲法同様に法体系上も法律上も重大な瑕疵がある。その皇室典範の下で譲位論を語り、「譲位は一代限り」とか「一部分の改正に留める」との詭弁を弄し、事実上の皇室典範の再改悪を謀るなど言語道断。天皇にとって最も大事なものは「祭事」であるが、歴代天皇が古来より司って来た祭事は、現憲法下で天皇家の「私事」になってしまい、現皇室典範には「大嘗祭」の規定は存在しない。

 現憲法は、GHQの国體破壊の目論見が反映され、歴史的な国家としての継続された「祭祀」に関する天皇の役割を否定している。天皇の「国事行為」については、首相の任命、憲法改正や法律の公布、外国大使らの接受等を定めているが、「公的行為」は明文化されていない。現憲法下での天皇の存在は政府の傀儡なのだ。

 こうした事実は即ち、未だ占領政策の「神道指令」の呪縛が解除されずにいる証左である。皇統断絶勢力に与する宮内庁は奸臣として、陛下の御負担の軽減というまやかしの大義名分を振り翳し、重要な祭事である、「暁の儀」の取り止めや代拝や拝礼のみという簡素化を謀っていることは看過出来るものではない。

 「女性宮家」ではなく、旧宮家の皇族復帰こそが、皇統を盤石の安きに置く上で必要な対応策であって、女性宮家創設など、皇統断絶の策謀を執拗に強要してるのが民進党や共産党、社民党、生活の党の連中ということでもその売国性を理解出来よう。

 男系男子皇族は、皇太子殿下と秋篠宮殿下、悠仁親王殿下しかおられないが、万一に備えるにはGHQに強制的に臣籍降下させられた元皇族の皇籍を復帰させれば好い事で、それにより若年皇族は15名に増え皇統は盤石なものとなる。

 皇籍離脱をされた旧宮家は、北朝第3代崇光天皇の皇子、栄仁親王から始まる伏見宮の系統に属し、今上天皇との関係は、室町時代の伏見宮貞成親王を共通の祖先とされる正当な皇統に属する方々であり、何の違和感があるというのか。

 また、女性宮家を叫んでる連中は「内親王の尊称保持」ということも訴えている。これは女性宮家創設に繋げる為の手段であるが、日頃尊称ではなく「愛子さま」だとか「さま」付で呼んでいながら「尊称保持」とはホント嗤わせてくれる。

 売国マスコミの、如何にも陛下の高齢や体調を慮ったかの様な「退位」こそ反天皇運動の極みであり、断じて赦されない。神武肇国から続く万世一系の皇統が平成の世の共産主義者らの策謀に因って断絶の危機の序章にしてはならない。

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cordial8317 at 04:51│Comments(0)

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