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2022年10月10日

1964東京オリンピックに由来する「体育の日」が「スポーツの日」に

 昭和39(1964)年10月10日、アジアで初めての「東京オリンピック」が開催された。「体育の日」が、ハッピーマンデーに組み込まれた上に、1964東京オリンピックに由来する「体育の日」という名称が消え、「スポーツの日」となった。

 今年は偶偶10日になったが、アジアで最初の、また有色人種国として初めてのオリンピックが開催されたというその意義を我々は決して忘れてはならない。

「体育」と「スポーツ」は違うものだ。「スポーツ」とは、競技や娯楽を意味し、そこに営利主義が絡んでくる。「体育」とは、運動能力に伴う競技の出来不出来は目的ではなく、健康の保持と増進や体力の向上を図ることを目的としている。

「体育」は「知育」「徳育」と並ぶ重要な教育でもあるのだが、「スポーツ」は教育ではなく、競技であり、運動能力が優れている者だけが優秀とされてしまう。

「体育の日」の名称変更を、「教育的意味合いの強い『体育』という言葉がそぐわない」だとか、「スポーツに自己実現や国際社会との窓口を開く役割がある」という理由が語られていたが、祝日法改正の本質はそこじゃないだろうに(苦笑)

 左翼陣営の所謂「ハッピーマンデー」なる愚策の目的は、我が国の歴史・伝統・文化の否定であり、最終的には国體破壊にある。そうした左翼陣営の策謀に与し、景気対策を優先し言葉遊びの如くに「スポーツ」などと改称するとは何事か。

 諸外国に比べ、我が国の祝祭日ほど「国柄」の分かる素晴らしい伝統と文化はない。だが、多くの日本人が祝祭日をただの休日としか考えなくなったのは、政治家の無能や不作為も然ることながら日本人の精神的貧困の顕れでもある。

 外国人が日本人と交流して感じるものは気品であり、洗練された礼儀正しさであり、寛大さである。世界の何処を探しても、我ら日本人の様な洗練された美を追求する高い創造性や質素な上品さに比肩するものは他にはいないと確信する。

 この様な、我が国の生活文化を支えているものが日本語である。安易な横文字の使用は先人達が長い歳月に亘り言葉に宿らせて来た重い意味を失わせてしまう。

「知育」「徳育」「体育」は我が国教育の根幹を成すものであり、その中でも「体育」とは運動能力に伴う出来不出来は目的ではなく、運動の実践を通して健全な精神を育むことを目的としており、娯楽や競技を意味する「スポーツ」とは違う。

 東京オリンピックに由来する「体育の日」を消すことは我が国文化の否定でもある。何も10月10日を「東京五輪の日」とし残すことは出来なかったものか。

 所謂「ハッピーマンデー」なるものは、国體破壊を目的として休日の意義を薄れさせる為に施行された左翼陣営の策謀だが、こうした愚策を疑いもせずに、自民党や保守を標榜する政治家が同調して来たことは実に御粗末と言う他はない。

「成人の日」だった1月15日は「小正月」であり、神道の儀式の一つ「元服の儀」が小正月に行われていたからだ。「祝日」や「祭日」には意味と意義があるのだ。

 国體破壊を目指す左翼陣営の最終目的は、我が国の重要な祝日である11月23日の「勤労感謝の日(新嘗祭)」と2月11日の「建国記念日(紀元節)」を、ハーッピーマンデーに合わせて第二月曜日にし意味のない休日にすることである。

 建国記念の日を「紀元節」、春分の日を「春季皇霊祭」、秋分の日を「秋季皇霊祭」、勤労感謝の日を「新嘗祭」と本来の祝祭日の名称に戻し、海の日を7月20日に固定すると共に、「憲法記念日」や「山の日」「敬老の日」など意味の無い休日を廃止し、4月3日の「神武天皇祭」と10月17日の「神嘗祭」の復活を目指すべし。

 左翼というのはハッピーマンデーなどの既成事実を積み重ねることに拠って、我が国の歴史や伝統、文化を否定する論拠とするというのは常套手段である。

「祝日」と「休日」では意味が違う。「祝祭日」の多くは皇室や神道行事に由来しており、夫夫に意味がある。決められた日に祝うからこそその価値が見出されるものであり、我が国の「祝日」ほど国柄や国體の精華を現しているものはないのだ。

 我が国の歴史や伝統、文化を否定することから始まった「祝日法」を再改正し、ハッピーマンデーを廃止し、祝日の意味と意義を国民に教えて行かねばならない。

「ハッピーマンデー」に同調するかの様な、神社庁などが推進してる「祝祭日には国旗を掲揚しましょう!」というスローガンにも違和感を覚える一人です(苦笑)

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cordial8317 at 06:11│Comments(0)

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