中村吉右衛門の鬼平から多くのことを学んだなぁミャンマーの民主化はそう容易な道程ではない

2021年12月06日

女性天皇誕生に向けて蠢き出した反天皇勢力を剔抉粛清しよう!

 敬宮愛子内親王殿下が成年行事に臨まれた。マスコミは如何にも親しげに報道しているが、相変わらず尊称や敬語は使用せず「さま」付けで呼ぶ。こうしたマスコミに感化された国民も同じく「さま」付けしてるが精神的幼稚さの表れである。

 マスコミの「敬称・敬語不使用」や「開かれた皇室論」の姿勢こそ、天皇陛下や皇室に対する敬愛の念や尊厳を薄れさせている要因を招いている元凶である。

 本来の日本人ならば「陛下」「皇后陛下」「上皇陛下」「上皇后陛下」「秋篠宮皇太弟」「親王殿下」「内親王殿下」「女王殿下」と正式な敬称で呼ぶべきで、「さま」と呼ぶことに因って我が国の万邦無比の国體の精華が喪失して行く。

 旧皇族の皇籍復帰を阻止し、秋篠宮悠仁親王の即位に反対し、女性天皇・女系天皇を容認する勢力は、現憲法第2条を論拠に皇室典範の改悪と敬宮愛子内親王こそ世襲であり正統な継承者とし、女性天皇誕生を目論んでいることは周知の通り。

 日本国憲法第二条には「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」と規定されている。「愛子内親王こそが正統な継承者」というのは曲解であり、男系男子の世襲こそが正統性を持つ。

 以前、自民党幹事長だった二階俊博が「女性尊重の時代に天皇陛下だけはそうはならんというのは可笑しい」と語り、女性天皇を認めないのは「(ジェンダー平等の社会の中で)時代遅れも甚だしい」と自説を垂れ流したのは記憶に新しい。

 そんなジェンダー平等社会に問うが、歴代ローマ法王に女性はいないし、ローマ法王を選ぶ枢機卿にさえ女性はいないのはどういうことか。女性差別ではないのか。

 女性天皇推進派が口を揃えて「女性差別撤廃」というなら、ローマ法王のシステムこそ女性差別だろうし、バチカンにも抗議すべきなのに批判されるのは日本だけ。

 日頃、「レディーファースト」と自慢してる国から、ローマ法王に「女性差別」などと抗議したという声は聞こえない。伝統の継承は日本だけが例外ではない。

 女性天皇推進派は「女性天皇を認めないことが女性差別」としているが、百二十六代に及ぶ天皇の歴史で過去に八人十代の女性天皇が存在したことを敢えて隠しているのか、その女性天皇が嫡子を授かることをしなかった意味を理解してないのか。

 抑々、我が国の最高神である天照大御神は女性の神だ。また、女房のことを「山の神」とも喩えたりする。つまり、「かみさん=神さん」であり、女性差別どころか崇めている訳で、女性の神に仕えるのはやはり男の方が好ましいのではないか(笑)

 二階の発言は、共産主義者の巣窟でもある「国連女子差別撤廃委員会」が男系男子に限られている皇位継承に関して皇室典範の改正を強要したのと同じ流れであり、自民党幹事長として資格に乏しいことの証左である。己の短慮を恥じるべきだ。

 皇統断絶を目指す共産主義逞しいインチキ有識者らは、皇室典範第十二条の「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」との条項改正を理由に、「女性宮家」創設と「女系天皇」誕生を謀っているのは明らか。

 皇室典範は「皇家の成典」であり、直ちに陛下に奉還すべきものであるが、叶わないならば十二条より同十五条の「皇族以外の者及びその子孫は、女子が皇后となる場合及び皇族男子と婚姻する場合を除いては、皇族となることがない」との条項を改正し、臣籍降下された元皇族の皇籍復帰を最優先に実行すべきである。

 現憲法第一章「天皇」条項は第九条よりも重要であり喫緊に見直すべきところ、第九条ばかりに拘ってまやかしの憲法改正を謀る。安倍ら第九条改正派は九条の会と同じ護憲派勢力であり、保守票欲しさのパフォーマンスに過ぎない。

 大日本帝国憲法第二条は「皇位ハ皇室典範ノ定ムル所ニ依リ皇男子孫之ヲ繼承ス」と明記されている。皇位は旧帝国憲法が示す通り、男系男子が継承されなければならないことは言うまでもないが、現憲法が我が国體(皇統)を維持し続ける上でも実に御粗末な最高法規であるのは、天皇条項を見ても理解出来よう。

 皇統を論ずる上で刮目すべきは、万世一系、百二十六代に及ぶ男系の皇統が貴重な理由は、神話の時代に誕生した初代の神武天皇から連綿として、一度の例外も無く「男系」で続いて来ている厳然たる事実である。歴史に学ばなければならない。

 天皇は憲法以前の御存在である。天皇が最も重んじるべきものは国事行為ではなく「祭事」であり「祭祀」である。だが、悲しい哉、天皇が重んじるべき祭祀は軽んじられ、今や天皇の存在は国事行為優先の政府の傀儡となってしまっている。

※コメントは返信も煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメントやメッセージ、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ御気軽にメールを寄せられたい。

《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ

cordial8317 at 12:34│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

中村吉右衛門の鬼平から多くのことを学んだなぁミャンマーの民主化はそう容易な道程ではない