2023年11月26日
酒に酔っ払った心地好さは下戸には分かるまい(笑)
厚生労働省は、飲酒に伴うリスクを周知し、アルコールに因る健康被害を防止する為のガイドラインを取り纏めた。喫煙もそうだが、嗜好を禁ずることでのストレスなどの弊害は少なくなく、如何にも健康オタクの木っ端役人が考えそうな内容だ。
朝っぱなから酒の話しで申し訳ないが、「酒は二合が適量」ということから会津では、毎月25日を「会津清酒の日」としている。また「乾杯の際には先ずは地元の日本酒で」ということで、「乾杯条例」なるものも施行されてる自治体も在る。
会津地方は酒蔵が多い。「会津中将」という日本酒がある。てっきり、会津出身の陸軍中将・柴五郎(後に陸軍大将)に肖ったのかと思いきや、会津藩主・松平容保公が万延元年に左近衛権中将に転任したことに由来した名前だと知った。
会津の「花春」や「栄川」「宮泉」といった酒蔵の社長の姓は「宮森」という。その昔、愚生の故郷・二本松小浜の実家近くに在った「宮森城」縁の氏でもある。
伊達政宗に追い遣られ会津に遁走し、いつしか酒蔵を営む様になったというが詳しい歴史は分からない。子孫らの「宮森顕彰会」が例年、祭法要などを営んでいる。
以前は特別純米を好んで飲んでたが、今はお気に入りの地酒の純米吟醸を錫のチロリに注いでチビリチビリやっている。酒類はそこいらの居酒屋よりも揃えている。
酒肴は貧弱だが、家飲みだと酒代が安いから酒は極上。日本酒というのは飲み方も様々で、同じ日本酒でも熱燗と冷や(常温)、冷酒では味わいも変わってくる。
冷酒は「涼冷え(15度前後)」「花冷え(10度前後)」「雪冷え(5度前後)」。燗酒は「飛び切り燗(55度前後)」「熱燗(50度前後)」「上燗(45度前後)」「ぬる燗(40度前後)」「人肌燗(37度前後)」「日向燗(33度前後)」
日本酒というのは精米具合で純米、特別純米、純米吟醸、純米大吟醸と名称が変わり、純米酒を醸造用アルコールで割ると本醸造、吟醸、大吟醸などとなる。日本酒は色や香り、酸味や日本酒度で呼び方が違うというから実に奥が深い。
漢詩に「月下独酌」など浪漫を感じる飲酒詩が多いがチョッと敷居が高過ぎるが、盃に月や菊や桜の花弁を浮かべたりするのも乙なもの。歌心には乏しい愚生だが、それでもビールや焼酎、ウイスキーより、詩を詠むならやはり日本酒だろう。
最近はウイスキーを好んで飲むが、ジャパニーズウイスキーのレベルはかなり高く、イチローズモルトなんてのはプレミアが付いて入手困難。そのイチローズモルトが閉鎖に追い込まれそうになった際に救ったのが地元郡山市の笹の川酒造である。
笹の川酒造は元々はチェリーウイスキーで有名な酒蔵だが、「山桜15年ピュアモルト」を呑んでその美味さに感動。大手メーカーのウイスキーや高級スコッチと引けを取らない旨さで、日本酒の後はジャパニーズウイスキーを愉しんでいる。
ワインにしても日本産ワインのレベルは年々向上していて、フランス産をも凌ぐのは時間の問題だろう。「酒は飲むべし酒は飲むべし 人生唯酒ありて肝を開く 酔中の快楽人知るなし」とは坂本龍馬だが、酔っ払った心地好さは下戸には分かるまい。
酒を飲まない人というのは人生の三分の二を損しているという。確かに、酒というのは失敗も多いが、酒で得るものの方が断然多い。ということで皆さんも、地元乍らの名酒を探してみては如何ですか?ああ、朝から飲みたくなってきたな。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
朝っぱなから酒の話しで申し訳ないが、「酒は二合が適量」ということから会津では、毎月25日を「会津清酒の日」としている。また「乾杯の際には先ずは地元の日本酒で」ということで、「乾杯条例」なるものも施行されてる自治体も在る。
会津地方は酒蔵が多い。「会津中将」という日本酒がある。てっきり、会津出身の陸軍中将・柴五郎(後に陸軍大将)に肖ったのかと思いきや、会津藩主・松平容保公が万延元年に左近衛権中将に転任したことに由来した名前だと知った。
会津の「花春」や「栄川」「宮泉」といった酒蔵の社長の姓は「宮森」という。その昔、愚生の故郷・二本松小浜の実家近くに在った「宮森城」縁の氏でもある。
伊達政宗に追い遣られ会津に遁走し、いつしか酒蔵を営む様になったというが詳しい歴史は分からない。子孫らの「宮森顕彰会」が例年、祭法要などを営んでいる。
以前は特別純米を好んで飲んでたが、今はお気に入りの地酒の純米吟醸を錫のチロリに注いでチビリチビリやっている。酒類はそこいらの居酒屋よりも揃えている。
酒肴は貧弱だが、家飲みだと酒代が安いから酒は極上。日本酒というのは飲み方も様々で、同じ日本酒でも熱燗と冷や(常温)、冷酒では味わいも変わってくる。
冷酒は「涼冷え(15度前後)」「花冷え(10度前後)」「雪冷え(5度前後)」。燗酒は「飛び切り燗(55度前後)」「熱燗(50度前後)」「上燗(45度前後)」「ぬる燗(40度前後)」「人肌燗(37度前後)」「日向燗(33度前後)」
日本酒というのは精米具合で純米、特別純米、純米吟醸、純米大吟醸と名称が変わり、純米酒を醸造用アルコールで割ると本醸造、吟醸、大吟醸などとなる。日本酒は色や香り、酸味や日本酒度で呼び方が違うというから実に奥が深い。
漢詩に「月下独酌」など浪漫を感じる飲酒詩が多いがチョッと敷居が高過ぎるが、盃に月や菊や桜の花弁を浮かべたりするのも乙なもの。歌心には乏しい愚生だが、それでもビールや焼酎、ウイスキーより、詩を詠むならやはり日本酒だろう。
最近はウイスキーを好んで飲むが、ジャパニーズウイスキーのレベルはかなり高く、イチローズモルトなんてのはプレミアが付いて入手困難。そのイチローズモルトが閉鎖に追い込まれそうになった際に救ったのが地元郡山市の笹の川酒造である。
笹の川酒造は元々はチェリーウイスキーで有名な酒蔵だが、「山桜15年ピュアモルト」を呑んでその美味さに感動。大手メーカーのウイスキーや高級スコッチと引けを取らない旨さで、日本酒の後はジャパニーズウイスキーを愉しんでいる。
ワインにしても日本産ワインのレベルは年々向上していて、フランス産をも凌ぐのは時間の問題だろう。「酒は飲むべし酒は飲むべし 人生唯酒ありて肝を開く 酔中の快楽人知るなし」とは坂本龍馬だが、酔っ払った心地好さは下戸には分かるまい。
酒を飲まない人というのは人生の三分の二を損しているという。確かに、酒というのは失敗も多いが、酒で得るものの方が断然多い。ということで皆さんも、地元乍らの名酒を探してみては如何ですか?ああ、朝から飲みたくなってきたな。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
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cordial8317 at 06:01│Comments(0)
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