日本人が持つべきは報国であり愛国心より大和の心(大和魂)である我が国もイスラエル軍の強さと非情さに学ばねばならない

2024年05月30日

田母神さんよ、都知事選なんかより郡山市長選に出馬したら如何!

 郡山市出身の田母神俊雄元航空自衛隊幕僚長が都知事選への立候補を表明した。平成26年の都知事選では約61万票を獲得したと記憶するが、前回より得票数は減るのではあるまいか。有権者に保守派の選択肢を与えたいらしいが、大義は無い。

 田母神さんの出馬で、日本第一党(櫻井誠代表)は保守派の受け皿にならず今回も泡沫候補に。何より、田母神さんの人気はピークは過ぎた。単に、愛国者とか保守というなら櫻井も負けてないし、政策にしても櫻井の方が東京都を救える。

 日本保守党代表の百田尚樹がXで、「私は10年前、田母神さんの応援に立った。で、10年後、東京15区の補選では、田母神さんは日本保守党の対立候補の一つである参政党の応援に入った。義理を欠く行為だなと思ったが、ま、それはいい。私がどうかなと思うのは、公職選挙法で金の問題で有罪判決を受けたこと。『金の問題』で有罪って、私の中では恥ずべきこと」とツイートしてたが、同意する。

 百田代表のツイートを受け、田母神さんは「先回の江東区補選で私が参政党を応援したことを義理を欠くとか言って批判する人たちがいる。私は参政党立ち上げの時から参政党顧問で会合などにも出席していた。保守党が出来たから保守党に乗り換えたではそれこそ義理を欠く」と主張していたが、言い訳がましく実に見苦しい。

 更に「保守党と参政党の目指す国は違うという人もいるが、私は大筋では同じ方向を目指していると思っている」という認識を示していたが、参政党の神谷宗幣は女性天皇推進派であり、尊皇精神が欠落してる。要は、参政党の売名が目的だろう。

 平成26年の都知事選後、公職選挙法(運動員買収)容疑で田母神元幕僚長が東京地検特捜部に逮捕されたのは記憶に新しい。選挙前の買収なら分からなくもないが、選挙後の貢献度に応じた慰労金での買収容疑というのは何か胡散臭げだった。

 逮捕前、本人は「国家権力にはかないません」とtwitter(現X)で、負け惜しみともいえるツイートを垂れ流していたが、ああいうイヤミは己の値打ちを下げる。

 何より言い訳はみっともない。警察ではなく東京地検特捜部が出張っていたことは何か裏が在ったのだろうとは推測するが、確信が無ければ逮捕はしないわな。

 田母神元空幕長は郡山市田村町田母神地区出身で、同じ郡山市に住む愚生としては誇りでもあった。「酒と妾は二合まで」と言って笑わせてた田母神さんだが、離婚裁判では愛人を庇い、妻へ不満と罵詈雑言を浴びせたことで彼の本性を垣間見た。

 田母神閣下の自衛隊員としての経歴や思想信条を否定するものではないが、女性(不倫)問題での醜聞は聞くに堪えないものだった。そりゃ、前妻に言いたいことはあったのだろうが、それらをじっと我慢して肚に納めておくべきではなかったか。

 田母神閣下のアパ論文に見る歴史認識の正しさや航空幕僚長としての立居振舞に、日本の士(さむらい)を見ていただけに離婚裁判は残念至極なことだった。

 夫婦というのは所詮は他人である。何らかの事情で糟糠の妻と別れるのは構わないが別れ方というのがあるだろう。そういや、別れた途端に新しい妻との写真を嬉しそうにSNSでアップして悦に入ってた日本保守党所属の某区議会議員がいる。

 区議が離婚前から不倫関係にあったことは明らかで、離婚後にああした写真を元妻や娘が見てどう感じるとは思わないのだろうか。男の優しさを微塵も感じない。

 元妻や子供の気持ちも思い遣ることも出来ずに、他人を思い遣り、国や地方自治を正そうなどとは実に痴がましい。保守派を自任し、愛国者を気取るのならば、国民の模範的人物であらねばならず、私生活を含めて峻烈に生きるべきだと思う。

 政治というのは最高の倫理であり、最高の道徳であらねばならず、政治家に求められるのは唯々「滅私奉公」の一つである。西郷隆盛もこう訓えている。

「万民の上に位置するものは、己を慎み、品行を正しくし、贅沢を戒め、倹約に努め、職務に努力して人民の見本とならねばならない。そして民衆がその働きぶりを見て『気の毒だなぁ』と思うようでなければならない」(南洲翁遺訓第四条)。尤も、今どき「気の毒だなぁ」と思える政治家なんぞ見たことも無いし、滅私奉公なんてのは政治や国民の奉仕者であるべき公務員の世界じゃ最早死語となってしまった。

 偉そうに倫理道徳を説いてた西郷本人だったが、島送りされる毎に愛人を囲って子供までこさえている。西郷は、巷間言われてる様な傑物ではないのがバレた(笑)

 田母神閣下が「日本は良い国だ!」と語り航空幕僚長を解任されたのは記憶に新しい。 米国を始め、世界各国も自分達の都合が悪いので表立って認めはしないが、日本が一方的に世界を侵略したなどということが事実でないことは余程のバカで無い限り認識している。ところが、我が国では真実を語った途端に批判の的になる。

 マスコミは作為的に報じて国民世論を煽り、空幕長を守るべき自民党政府は大慌てで空幕長を解任し、野党は国会で吊るし上げ退職金の返納までも強要した。

 要するに「日本は侵略国家、犯罪国家」とする東京裁判史観と異にする意見に対しては、条件反射的に拒絶反応を示すのだろうが、これこそ滑稽という他はない。

 田母神さんが航空幕僚長時代にが寄稿したアパ論文の冒頭はこう綴られている。

「米英蘭などとの戦争は、どう見ても日本の自衛戦争であり、またアジア開放の戦争であったと思っている人は多い。しかし、中国との戦争については中国の本土に軍を進めたのだから侵略だ、と思い込んでいる人が意外に多いようだ。しかしこれは完全な間違いである。条約に基づいて他国に軍隊を駐留させることは国際法的に全く合法であり、侵略ではない。日米安保に基づき日本に米軍が駐留しているのは(好き嫌いは別として)侵略ではないのである。逆に合法的に駐留している米軍を自衛隊が攻撃して戦争になった場合、それが日本国内で戦われたとしても、侵略者は日本ということになるのである。日本は『北京議定書』に基づき在留邦人保護のために軍隊を駐屯させていた。盧溝橋でその日本軍を攻撃してきたのが中国軍である。また上海で日本人保護のために合法的に駐留していた海軍陸戦隊に、正規軍10万人で一方的に攻撃を仕掛けてきて、日中戦争は本格化した。何れも中国軍が仕掛けたことであり、侵略者は日本ではなく『中国』なのである」 。実に分かり易い文章である。

 論文に苦言を呈せば、「中国」ではなく「支那」と呼ぶべきであり、「日中戦争」ではなく「支那事変」だが、田母神論文はこうした重要な歴史を教えてくれた。

 買収事件の記憶が薄れて行く中で都知事選への出馬を表明したが、都政なんぞより、郷土の為に来夏の郡山市長選に出馬したら如何だろう。郡山市の警備会社「ケイビ」の顧問だし、供託金や運動費はケイビが出すから心配ないだろうし。呵呵。

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cordial8317 at 07:20│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがりの者です   2016年04月15日 12:28
5 コメント表示されなくて良いのですが、某区議会議員は、岡山のコンビニで自衛隊を後回しにしている件でも、コンビニ店主を貴様呼ばわり。新しい奥様も離婚発表後直ぐにチャンネル桜の忘年会の動画で、議員にしなだれ掛かるのを見ましたから、離婚前から付き合っていたのでしょう。ああいう人には縦糸や保守だの言ってほしくありません。区議会議員という滅多に選挙がない安全なポジションで、国の事に嘴を挟むなら国会議員になってから行って欲しいものです。

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