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2016年04月01日

今日、卯月朔日を「月齢」で表すと「下弦(かげん)」となる

 今日から卯月、朔日ということで朝まだきから身を清め、神饌を新しくし、畏くも陛下の弥栄を念じ、併せて心願成就を祈念する。扨て今月はどうなるものぞ。

  半月毎の季節の移ろいを表した「二十四節気」というのは知ってるだろうが、五日毎に分けて表したものに「七十二候(しちじゅうにこう)」というものがある。

「七十二候」は、シナから伝わったものを我が国の四季折々の風土に合わせ改訂され、明治7(1874)年には「略本暦」が出され現在に伝わっている。

 芒種次候(第26候)「腐草為蛍(かれたるくさほたるとなる)」は「枯れた草が蛍になる」という意味だが「嘘っぽい」との理由で明治16年の暦ではこの候だけが外され、明治17年からは「七十二候」そのものが暦から削除されてしまった。

 今の時期、七十二候では「玄鳥至る(つばめいたる)」となるが、確かに桜が散り暖かくなった地方には燕も来るだろうが、東北の春は未だ未だ先の話しだ。

 西暦とは別に、我が国には「元号」が在る。節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧であり、これこそが我が国文化を象徴するものの一つである。

 歴史・伝統・文化を否定する左翼陣営は、旧暦を否定し、西暦が世界で一般化しているとして「西暦一元化」を謀った。「元号」に関しても「時代遅れだ」として反対を唱えているが、これ即ち、反天皇論からのものであるのは言うを俟たない。

「反米」を唱える左翼らが、キリスト生誕を起源とする西暦のみを有難がって推進し使用しているというのも滑稽なことである。明治維新を成し遂げた我が国は、西洋を模し西暦を採用したが、あの混乱の時代でも「元号」を捨て去らなかったのは、「大化の改新」の昔から、我が国の国民生活に深く定着していたからに他ならない。

 聖徳太子の時代より歴代の天皇は、数年から十年を目途に改元することで巧みに時代転換を成して来た。江戸末期に即位された孝明天皇は、御在位21年の間に「嘉永」「安政」「万延」「文久」「「元治」「慶応」と実に6回も改元されたのは、混乱のあの時代を如何に転換させ安寧を図るかの苦衷の現れであろう。

 本来ならば西暦と共に旧暦を復活させ、「元号」と「皇紀」、「二十四節季」や「七十二候」、「月齢」などと併用すれば、季節の移ろいや休日の意味など、日本という山河麗しき国に生を享けた者として、益々祖国日本が好きになるだろう。

 今日は「月齢」でいうと「下弦(かげん)」。「下弦」とは、満月から新月に至る中間の月をいう。「半月」は別名、「弓張り月」或いは、「弓月」と呼ばれるが、古の人は、月の形を弓に見立てた。その弦に当たる欠けが上を向く場合を「上弦の月」、下を 向く場合を「下弦の月」と呼んだが、こうしたこと一つでも浪漫を感じませんか。現代版「略本暦」を創り、普及したいものだ。呵呵。

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cordial8317 at 07:50│Comments(0)

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