2016年02月19日
丸山和也の発言を大袈裟に騒いでいるのは憲法見直しに難色を示す左翼らの論理の摩り替えである
国会でまた言葉狩りが始まった。自民党法務美会長でもある丸山和也参院議員の「(オバマ大統領は)黒人の血をひく奴隷」発言だが、黒人がダメで白人なら好いのか。こうした発言を人種差別と一括りにすることは逆差別の様な気もするな。
「例えば、今アメリカは黒人が大統領になっているんてすよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って。それでリンカーンが奴隷解放やったと、でも公民権もない何もないと。マーチン・ルーサー・キングが出てですね、公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさか、アメリカの建国あるいは当初の時代にですね、黒人、奴隷がですねアメリカの大統領になるという事は考えもしない」
別に言わんとすることは分からないでもないが、参院憲法審査会で述べる内容とは思えないし、意味不明なのは確か。この発言の前に、丸山はこうも述べている。
「例えば、日本がですよ、アメリカの第51番目の州になるということについてですね、例えばですよ、憲法上どのような問題があるのかないのか・・・(略)。まあ、世界の中の日本と言うけども、要するに日本州の出身がアメリカの大統領になる可能性が出てくるという事なんですよ」と、我が国を51番目の州に準えて意味不明の自説を述べている。確かに、カタチは違えども「51番目の州」という喩えは強ち間違いではないが、日本人がアメリカ大統領になるというのは飛躍し過ぎだろう(笑)
無条件降伏した日本は米国の51番目の州になっても不思議ではなかったが、第二次世界大戦が終わり帝国主義が崩壊したことで免れた。その代り米国は徹底した教育改革を行った。それが、「自国を汚辱に塗れた過去」と捉える自虐史観を徹底的に教え込み、その結果生まれたのが戦後民主主義者であり、珍左翼である。
その米国製の教育で育った者は、国家(日本)から恩恵を受けながらも、「個人」と「国家」を常に対立させ、恰も「国家は人間を抑圧する組織」と見做して、反国家反体制的なポーズを採ることが「進歩的」で「文化的」だと錯覚している。
占領下、米国は徹底したのが言論統制を行い、中でも情報発信の中枢であったNHK、朝日新聞、岩波書店が監視下に置かれ洗脳され「進歩的文化人」なる珍種が生まれるに至った。未だに国内には戦後民主主義者を始め、幼稚な正義感や安易な平和主義を振り翳す「無自覚左翼」が氾濫しているが、悲しい哉、こうした連中のその思考こそ、米国に因る洗脳状態であることに未だ気付いてはいない。
戦後民主教育は米国が意図した以上の効果を上げ、現在もあらゆる処に影響を及ぼし続けている。丸山も「戦後民主主義の元凶こそ現憲法であり、日本国憲法の見直しは米国依存体制からの脱却の第一歩である」と訴えるべきではなかったか。
野党は差別発言だとして議員辞職を勧告し、マスコミもまたその「黒人奴隷」発言を殊更に論う。だが、野党にしろマスコミにしろ、また保守派を気取る自民党議員にしろ、我が国が日露戦争勝利後のパリ講和会議に於いて、「人種平等の原則」を国際連盟規約に載せることを提案したことも、また大東亜戦争後に人種差別を撤廃させ、人種平等の原則が成されたのも、我が国の功績が大きいことを知る者はいない。
丸山発言を騒いでいるのは、憲法見直しに難色を示す戦後民主主義者や無自覚左翼ら御得意の論理の摩り替えである。護憲派にしろ、戦後民主主義者にしろ、珍左翼にしろ「反米」を唱えてはいるが、その実は熱狂的親米派というのが正しい。呵呵。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
「例えば、今アメリカは黒人が大統領になっているんてすよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って。それでリンカーンが奴隷解放やったと、でも公民権もない何もないと。マーチン・ルーサー・キングが出てですね、公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさか、アメリカの建国あるいは当初の時代にですね、黒人、奴隷がですねアメリカの大統領になるという事は考えもしない」
別に言わんとすることは分からないでもないが、参院憲法審査会で述べる内容とは思えないし、意味不明なのは確か。この発言の前に、丸山はこうも述べている。
「例えば、日本がですよ、アメリカの第51番目の州になるということについてですね、例えばですよ、憲法上どのような問題があるのかないのか・・・(略)。まあ、世界の中の日本と言うけども、要するに日本州の出身がアメリカの大統領になる可能性が出てくるという事なんですよ」と、我が国を51番目の州に準えて意味不明の自説を述べている。確かに、カタチは違えども「51番目の州」という喩えは強ち間違いではないが、日本人がアメリカ大統領になるというのは飛躍し過ぎだろう(笑)
無条件降伏した日本は米国の51番目の州になっても不思議ではなかったが、第二次世界大戦が終わり帝国主義が崩壊したことで免れた。その代り米国は徹底した教育改革を行った。それが、「自国を汚辱に塗れた過去」と捉える自虐史観を徹底的に教え込み、その結果生まれたのが戦後民主主義者であり、珍左翼である。
その米国製の教育で育った者は、国家(日本)から恩恵を受けながらも、「個人」と「国家」を常に対立させ、恰も「国家は人間を抑圧する組織」と見做して、反国家反体制的なポーズを採ることが「進歩的」で「文化的」だと錯覚している。
占領下、米国は徹底したのが言論統制を行い、中でも情報発信の中枢であったNHK、朝日新聞、岩波書店が監視下に置かれ洗脳され「進歩的文化人」なる珍種が生まれるに至った。未だに国内には戦後民主主義者を始め、幼稚な正義感や安易な平和主義を振り翳す「無自覚左翼」が氾濫しているが、悲しい哉、こうした連中のその思考こそ、米国に因る洗脳状態であることに未だ気付いてはいない。
戦後民主教育は米国が意図した以上の効果を上げ、現在もあらゆる処に影響を及ぼし続けている。丸山も「戦後民主主義の元凶こそ現憲法であり、日本国憲法の見直しは米国依存体制からの脱却の第一歩である」と訴えるべきではなかったか。
野党は差別発言だとして議員辞職を勧告し、マスコミもまたその「黒人奴隷」発言を殊更に論う。だが、野党にしろマスコミにしろ、また保守派を気取る自民党議員にしろ、我が国が日露戦争勝利後のパリ講和会議に於いて、「人種平等の原則」を国際連盟規約に載せることを提案したことも、また大東亜戦争後に人種差別を撤廃させ、人種平等の原則が成されたのも、我が国の功績が大きいことを知る者はいない。
丸山発言を騒いでいるのは、憲法見直しに難色を示す戦後民主主義者や無自覚左翼ら御得意の論理の摩り替えである。護憲派にしろ、戦後民主主義者にしろ、珍左翼にしろ「反米」を唱えてはいるが、その実は熱狂的親米派というのが正しい。呵呵。
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cordial8317 at 07:43│Comments(0)
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