2015年07月18日
喜多方市の「ほまれ酒造」、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で世界一に!

ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で、喜多方市の「ほまれ酒造」の「会津ほまれ・播州産山田錦仕込・純米大吟醸」が、最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれ世界一の栄冠に輝いた。実に喜ばしい。
トロフィー受賞酒は、普通酒で夢心酒造の「夢心」、純米酒では笹政宗酒造の「特別純米・笹政宗」が選ばれたが、三酒蔵ともに喜多方市とは大したものだ。喜多方はラーメンだけではありません。全国新酒品評会でも、金賞受賞銘柄数で三年連続日本一を誇る福島県産日本酒のレベルの高さを世界に示した。
原発事故以来、要らぬ風評被害と差別を被っている県民にとっても嬉しいニュースでもあり誇りでもある。晩酌では大七酒造の純米生酛を好んで飲んでる。
その大七酒造からは「頌歌」と「箕輪門」がメダル賞を受賞した。でも、この二種はチョッと高級なので晩酌向きではない。大七酒造と同じ二本松市からは「人気酒造」が四銘柄が選ばれている。人気酒造は二本松の奥の松酒造から独立した酒蔵で、スパークリング酒を造るなど、名前通りに人気上昇中の酒蔵です。
日本酒というのは実に奥深い飲みものであり、色や香り酸味や日本酒度で呼び方が違うし、飲み方も常温から冷酒や燗酒、原酒ロックなど色々と愉しめる。冷酒には「涼冷え(15℃前後)」「花冷え(10℃前後)」「雪冷え(5℃前後)」と呼び方も様々で、冷し方で味も香りも変わり、銘柄でまた違う味わいになる。
燗酒も同様で、「飛び切り燗(55℃前後)」「熱燗(50℃前後)」「上燗(45℃前後)」「ぬる燗(40℃前後)」「人肌燗(37℃前後)」「日向燗(33℃前後)」と、、これほどまで繊細さを求められる酒は日本酒以外にはないだろう。
ウイスキー部門では、先日行われたインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)に於いては、サントリーウイスキーの「響21年」が、「世界のウイスキー」部門でのカテゴリー最高賞である「トロフィー」に3年連続で輝いた。
ニッカのフロム・ザ・バレルも初受賞するなど、ジャパニーズ・ウイスキーも今や世界が認める逸品となっているが、日本人として素晴らしいことだと思う。
そんな中で、韓国や中共、台湾などは、福島県産や宮城県、岩手県産などの被災地からの農水産などを輸入禁止にしていることにはホント困ったものだ。
反原発派を始めとした連中は、あくまでも放射線は危険なものでなくてはならないらしい。福島県産なんぞとんでもないということなのだろうが、ほまれ酒造の世界一は、そうした認識が如何に非科学的であるということの証明でもある。
反原発を訴えている右翼には「友よ山河を滅ぼす勿れ」という野村秋介の言葉を都合好く使っているが、福島市を流れる一級河川の「荒川」は、震災前も震災後も「清流日本一」に輝いてることを知らないのだろうか。まぁそんなとこで、皆さんも是非おも、福島県産の日本酒を購入し、チョッと冷して愉しんでみては如何ですか。
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cordial8317 at 16:43│Comments(0)
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