2023年08月14日
8月15日の靖國参拝は愛国者としての踏絵なのか
中曽根康弘は昭和60年8月15日、所謂「終戦記念日」に靖國神社を公式参拝した。多くの国民はこれを喜び、中曽根を支持した。だが、それから間もなく中共からの抗議を受けると、中曽根は申し合わせたかの様に参拝そのものを謝罪した。
その言い訳は実に見苦しく、当時、中国共産党書記長で「知日派」と言われた「胡耀邦書記長の失脚を防ぐ為のものである」との遁辞を垂れ流した。だが、初めから公式参拝への抗議が来ると読んでのマッチポンプだったというのが正しい。
公式参拝を掲げ乍ら、直ぐに謝罪した中曽根の御蔭で、続いていた歴代首相の靖國神社への公式参拝が途絶え、陛下の御親拝も憚れる様になってしまった。
正に中曽根の靖國参拝に由り政治問題化され、その後の内閣の悪しき前例となった。これこそ中曽根の狙うところであり、中曽根が国賊と断じられる所以でもある。
中曽根の大罪を列記すれば、歴代続いた靖國神社への公式参拝を中共・韓国のイチャモンに屈し取止め、その後の内閣の前例になったことは言うまでもない。
「支那人就学生10万人計画」に拠って日本をシナ人の犯罪天国にし、日本の刑務所をシナ人犯罪者で満員にしたこと。藤尾文相の発言が韓国で問題化するや罷免し、後の内閣で奥野文相や永野法相が対中・対韓発言を理由に辞職する前例を作った。
靖國神社問題に関し、所謂「A級戦犯分祀論」を持ち出して世論を攪乱し、分祀論に与した政治家が軽軽しく御親拝を口にする。こういう輩が保守を標榜していることが大きな問題で、故安倍にしても中曽根と同様の曲学阿世の臭いを放った。
中曽根の8月15日の参拝は公式参拝と呼べる様なものではなく、靖國神社の参道に遺族や関係者を並ばせて、手水もせず、御祓いも受けず、玉串奉奠もせず、二礼二拍手一礼もしない、黙祷だけという神道否定、神社冒涜の異様なものだった。
当時の松平宮司は、その時の光景を「他人の家に泥靴で踏み込む様な人」だとその行為を断じ、「遺族を参道に並ばせ、非常に芝居がかった演出。驚いたのはその横にボディガードを連れて行動したんですね。うちの神様というのは皆手足四散して戦場で亡くなられた方が大部分です。そこへ参拝するのに自分のみ安全を謀るSPを伴うというのは無礼、非礼の極みと言う他はありません」と回想している。
当日、松平宮司は中曽根を出迎えることなく、記帳台の周囲に幕を張って中曽根に向かって密かに御祓い(陰祓い)したという。中曽根の終戦の日の参拝以来、8月15日の参拝が保守派を標榜する政治家や自称・愛国者らの踏絵の様相を呈している。
右翼団体や自称愛国者らが8月15日の参拝に拘るのは、三木武夫~中曽根と続いたマッチポンプと言うべき英霊冒涜の公式参拝を理解していない証左である。
検証すれば、如何に所謂「終戦記念日」の参拝が靖國問題を殊更ややこしくしてしまっていることにも気付くだろうに、摩訶不思議なことに今や8月15日の参拝が愛国者としての踏み絵となってしまっている。正に「贔屓の引き倒し」そのものだ。
靖國神社には、英霊の遺書にも多く綴られている様に桜満開の時節や例大祭、盂蘭盆に行われる「みたままつり」に詣でた方が好い。8月15日は遺族の日であり、遺族が心静かに詣でる環境を整え、陛下の御親拝を仰ぐことこそ願うべきである。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
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その言い訳は実に見苦しく、当時、中国共産党書記長で「知日派」と言われた「胡耀邦書記長の失脚を防ぐ為のものである」との遁辞を垂れ流した。だが、初めから公式参拝への抗議が来ると読んでのマッチポンプだったというのが正しい。
公式参拝を掲げ乍ら、直ぐに謝罪した中曽根の御蔭で、続いていた歴代首相の靖國神社への公式参拝が途絶え、陛下の御親拝も憚れる様になってしまった。
正に中曽根の靖國参拝に由り政治問題化され、その後の内閣の悪しき前例となった。これこそ中曽根の狙うところであり、中曽根が国賊と断じられる所以でもある。
中曽根の大罪を列記すれば、歴代続いた靖國神社への公式参拝を中共・韓国のイチャモンに屈し取止め、その後の内閣の前例になったことは言うまでもない。
「支那人就学生10万人計画」に拠って日本をシナ人の犯罪天国にし、日本の刑務所をシナ人犯罪者で満員にしたこと。藤尾文相の発言が韓国で問題化するや罷免し、後の内閣で奥野文相や永野法相が対中・対韓発言を理由に辞職する前例を作った。
靖國神社問題に関し、所謂「A級戦犯分祀論」を持ち出して世論を攪乱し、分祀論に与した政治家が軽軽しく御親拝を口にする。こういう輩が保守を標榜していることが大きな問題で、故安倍にしても中曽根と同様の曲学阿世の臭いを放った。
中曽根の8月15日の参拝は公式参拝と呼べる様なものではなく、靖國神社の参道に遺族や関係者を並ばせて、手水もせず、御祓いも受けず、玉串奉奠もせず、二礼二拍手一礼もしない、黙祷だけという神道否定、神社冒涜の異様なものだった。
当時の松平宮司は、その時の光景を「他人の家に泥靴で踏み込む様な人」だとその行為を断じ、「遺族を参道に並ばせ、非常に芝居がかった演出。驚いたのはその横にボディガードを連れて行動したんですね。うちの神様というのは皆手足四散して戦場で亡くなられた方が大部分です。そこへ参拝するのに自分のみ安全を謀るSPを伴うというのは無礼、非礼の極みと言う他はありません」と回想している。
当日、松平宮司は中曽根を出迎えることなく、記帳台の周囲に幕を張って中曽根に向かって密かに御祓い(陰祓い)したという。中曽根の終戦の日の参拝以来、8月15日の参拝が保守派を標榜する政治家や自称・愛国者らの踏絵の様相を呈している。
右翼団体や自称愛国者らが8月15日の参拝に拘るのは、三木武夫~中曽根と続いたマッチポンプと言うべき英霊冒涜の公式参拝を理解していない証左である。
検証すれば、如何に所謂「終戦記念日」の参拝が靖國問題を殊更ややこしくしてしまっていることにも気付くだろうに、摩訶不思議なことに今や8月15日の参拝が愛国者としての踏み絵となってしまっている。正に「贔屓の引き倒し」そのものだ。
靖國神社には、英霊の遺書にも多く綴られている様に桜満開の時節や例大祭、盂蘭盆に行われる「みたままつり」に詣でた方が好い。8月15日は遺族の日であり、遺族が心静かに詣でる環境を整え、陛下の御親拝を仰ぐことこそ願うべきである。
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cordial8317 at 04:51│Comments(0)
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