2015年06月06日
所謂「天皇制廃止運動」は国民が気付かぬまま浸透してしまっている
国賓のアキノ大統領が帰国の途に就かれた。これを前に天皇、皇后両陛下は別れの挨拶の為に、アキノ大統領の滞在先である帝国ホテルを御訪問遊ばされた。
宮中晩餐会で、陛下は「深い痛恨の心と共に長く忘れてはならないことであり、戦後70年を迎える本年、犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べられました。
アキノ大統領は「過去に経験した痛みや悲劇は、相互尊重や尊厳に根ざした関係構築に努めるという貴国の約束によって癒やされてきました」と語られた。
南シナ海を巡り、中共に因る軍事的迫害が続く中で、我が国とフィリピン国との関係がより強い絆で結ばれ平和安定に繋がることを願って止まない。
晩餐会には、皇太子、皇太子妃両殿下、秋篠宮、秋篠宮妃両殿下や安倍首相らが出席し、成年皇族と成られた秋篠宮佳子内親王殿下も出席なされた。
相変わらずマスコミは、アキノ大統領の言葉などは二の次で、ワイドショー並みに「佳子さま」報道のみに終始した。マスコミは陛下や皇室に対しては敬語を使わない。マスコミのこうした「敬称・敬語不使用」や「開かれた皇室論」の姿勢は、今や国内に蔓延し、天皇陛下や皇室に対する敬愛の念を薄れさせている。
「開かれた皇室論」とは、我が国の国柄の破壊を目指す共産主義者の策謀であるのは言わずもがな。1932年、ソ連共産党から日本共産党へ、「コミュンテルンテーゼ(命令書)」が出された。その中には「天皇制廃止運動」が記されている。
昭和時代には「天皇の戦争責任・退位論」が論じられたが、これも天皇を制度として捉えた「天皇制廃止運動」の一環であり、命令書の忠実な実行である。
右翼陣営の中にも訳も分からず「戦争責任論」を真に受けている輩がいるが、欽定明治憲法下に於いては、国務は国務大臣、統帥は参謀総長及び軍令部長が陛下を輔弼し、その責に任ずることになっており、つまりは陛下には法的に責任は無い。然し乍ら、道義的に最も責任を痛感されたのは昭和天皇御自身である。
終戦の勅諭で「帝国臣民にして戦陣に死し、職域に殉じ、非命に斃れたる者、及其の遺族に想を致せば五内(ごだい)為に裂く。且戦傷を負い災禍を蒙り家業を失いたる者の厚生に至りては、朕の深く軫念(しんねん)する所なり」と下賜された。
「五内(ごだい)為ニ裂ク」「深く軫念(しんねん)する所なり」と仰せられた通り、自ら身を苛まれたのである。「五内為ニ裂ク」とは「死よりも遥かに勝る苦しみを意味する。それは地獄の業火に中に立ってなお死ぬことの出来ないほどの極限の苦しみ」であり、「軫念」とは「心を痛め、心配すること」である。
マスコミは、週刊誌などで陛下や皇族方を登場させ、不敬なスキャンダラスな記事で尊崇の念を薄れさせることに成功した。これが所謂「開かれた皇室論」である。「敬称・敬語不使用運動」も同じで、「美智子さま」「皇太子さま」「雅子さま」「紀子さま」「悠仁さま」という呼称は、共産党の命令書の忠実な遂行である。
日本国民ならば、「皇后陛下」「皇太子殿下」「皇太子妃殿下」「秋篠宮妃殿下」「悠仁親王殿下」「佳子内親王殿下」と称さなければならない。そして平成に入り、「女性天皇論」や「女性宮家」の問題として、所謂「天皇制廃止運動」は継承されており、国民が気付かぬまま浸透してしまっているのだ。
こうした「開かれた皇室論」「敬称・敬語不使用運動」から、我が国の伝統文化や美徳が喪失して行くということを自覚しなければならない。我が国は天皇陛下を族長と仰ぐ家族国家であり、この国體は万邦無比である。戦前の様に「畏れ多くも畏くも」とは言わないまでも、節度ある敬意を表するべきだろう。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
宮中晩餐会で、陛下は「深い痛恨の心と共に長く忘れてはならないことであり、戦後70年を迎える本年、犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べられました。
アキノ大統領は「過去に経験した痛みや悲劇は、相互尊重や尊厳に根ざした関係構築に努めるという貴国の約束によって癒やされてきました」と語られた。
南シナ海を巡り、中共に因る軍事的迫害が続く中で、我が国とフィリピン国との関係がより強い絆で結ばれ平和安定に繋がることを願って止まない。
晩餐会には、皇太子、皇太子妃両殿下、秋篠宮、秋篠宮妃両殿下や安倍首相らが出席し、成年皇族と成られた秋篠宮佳子内親王殿下も出席なされた。
相変わらずマスコミは、アキノ大統領の言葉などは二の次で、ワイドショー並みに「佳子さま」報道のみに終始した。マスコミは陛下や皇室に対しては敬語を使わない。マスコミのこうした「敬称・敬語不使用」や「開かれた皇室論」の姿勢は、今や国内に蔓延し、天皇陛下や皇室に対する敬愛の念を薄れさせている。
「開かれた皇室論」とは、我が国の国柄の破壊を目指す共産主義者の策謀であるのは言わずもがな。1932年、ソ連共産党から日本共産党へ、「コミュンテルンテーゼ(命令書)」が出された。その中には「天皇制廃止運動」が記されている。
昭和時代には「天皇の戦争責任・退位論」が論じられたが、これも天皇を制度として捉えた「天皇制廃止運動」の一環であり、命令書の忠実な実行である。
右翼陣営の中にも訳も分からず「戦争責任論」を真に受けている輩がいるが、欽定明治憲法下に於いては、国務は国務大臣、統帥は参謀総長及び軍令部長が陛下を輔弼し、その責に任ずることになっており、つまりは陛下には法的に責任は無い。然し乍ら、道義的に最も責任を痛感されたのは昭和天皇御自身である。
終戦の勅諭で「帝国臣民にして戦陣に死し、職域に殉じ、非命に斃れたる者、及其の遺族に想を致せば五内(ごだい)為に裂く。且戦傷を負い災禍を蒙り家業を失いたる者の厚生に至りては、朕の深く軫念(しんねん)する所なり」と下賜された。
「五内(ごだい)為ニ裂ク」「深く軫念(しんねん)する所なり」と仰せられた通り、自ら身を苛まれたのである。「五内為ニ裂ク」とは「死よりも遥かに勝る苦しみを意味する。それは地獄の業火に中に立ってなお死ぬことの出来ないほどの極限の苦しみ」であり、「軫念」とは「心を痛め、心配すること」である。
マスコミは、週刊誌などで陛下や皇族方を登場させ、不敬なスキャンダラスな記事で尊崇の念を薄れさせることに成功した。これが所謂「開かれた皇室論」である。「敬称・敬語不使用運動」も同じで、「美智子さま」「皇太子さま」「雅子さま」「紀子さま」「悠仁さま」という呼称は、共産党の命令書の忠実な遂行である。
日本国民ならば、「皇后陛下」「皇太子殿下」「皇太子妃殿下」「秋篠宮妃殿下」「悠仁親王殿下」「佳子内親王殿下」と称さなければならない。そして平成に入り、「女性天皇論」や「女性宮家」の問題として、所謂「天皇制廃止運動」は継承されており、国民が気付かぬまま浸透してしまっているのだ。
こうした「開かれた皇室論」「敬称・敬語不使用運動」から、我が国の伝統文化や美徳が喪失して行くということを自覚しなければならない。我が国は天皇陛下を族長と仰ぐ家族国家であり、この国體は万邦無比である。戦前の様に「畏れ多くも畏くも」とは言わないまでも、節度ある敬意を表するべきだろう。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
cordial8317 at 10:02│Comments(1)
この記事へのコメント
1. Posted by 管理人 2015年06月09日 01:42
アンテナ登録のご連絡 お世話になります。ニュースサイトの管理人です。
貴サイト拝見しまして、非常に良いコンテンツを配信されており勝手ながらニュースアンテナに追加させていただきました。(以下URLのヘッダはスパム対策で外しています)
アンテナURL seijiantena.tumblr.com/
アンテナ配信RSS seijiantena.tumblr.com/rss
配信数は送信数で自動的に制御されており、多くご配信いただければその分多くご返信出来ます。ぜひ相互ご検討いただければ幸いです。もしRSS等の仕組み分からない、また興味が無い等であればリンクだけでももちろん構いませんのでご検討いただければ幸いです。m(__)m 管理人
貴サイト拝見しまして、非常に良いコンテンツを配信されており勝手ながらニュースアンテナに追加させていただきました。(以下URLのヘッダはスパム対策で外しています)
アンテナURL seijiantena.tumblr.com/
アンテナ配信RSS seijiantena.tumblr.com/rss
配信数は送信数で自動的に制御されており、多くご配信いただければその分多くご返信出来ます。ぜひ相互ご検討いただければ幸いです。もしRSS等の仕組み分からない、また興味が無い等であればリンクだけでももちろん構いませんのでご検討いただければ幸いです。m(__)m 管理人
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。