2015年06月03日
「戦争」の反対が「平和」ではない。外交や政治の延長に「戦争」があるのだ
「戦争」の反対が「平和」ではない。戦争の反対は「話し合い」であり、話し合いとは「政治」であり「外交」である。外交とは「力」であり、力(軍事力)の無い外交に意味は無く、つまり外交や政治の延長に「戦争」があるのだ。
戦争を誘発する最大要因は、政治家の無能と不作為であるのは言うまでもない。国会審議を見ていると、こうした政治家が戦争を起こし、始めれば始めたで他人事の様に論じ、負ければ負けたで詭弁を弄し責任転嫁するのだろうと思ってしまう。
ホルムズ海峡の封鎖は経済封鎖であり即戦争状態を現す。「ホルムズ海峡を通る石油は燃やすとあったかいものです。そんな燃やすとあったかいだけの石油なんかのために戦争するなんて、 世界に対して恥ずかしいと思わないんですか!」と民主党議員は言った。こういうバカ議員が戦争を誘発し、負け戦へと導く(苦笑)
同じ様に我が国は北朝鮮に対し、拉致問題という大義名分があれど経済制裁を実行している訳だが、これは正に北朝鮮への宣戦布告と同じこと。北朝鮮からすれば戦争状態だということだ。我が国の政治家にはそんなことさえ分からない。
安全保障関連法案を「戦争法案」だとか「戦争を始める気か!」などと騒いでいるが、既に北朝鮮とは戦争状態であるということには全く気付いていない。
左翼陣営を筆頭に、国民の多くは現在が「平和」なのだと思い込み、また「平和憲法さえあれば大丈夫!」だとか「九条は世界の誇りだ」という神話に憑りつかれている。こうした認識は、過去の「原発神話」に似てなくもない(笑)
常に思い込みを止め、一旦緩急に備え法整備を万全にすることが政治家の仕事であり、その上で国家観を以て外交という話し合いを進める。そしてその外交の後ろ盾は、強力な軍事力という背景が無くてはならないのだ。自衛隊増強は当たり前。
軍事力は外交を行う上での強力な武器となる。シーレーンの防衛はホルムズ海峡ばかりではない。南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の岩礁に建設されている中共軍の軍事施設もまたシーレーン防衛を語る上では非常に重要な問題である。
支那には古より、「声東撃西(せいとうげきせい)」(兵法三十六計第六計)という兵法や戦略がある。「東に声して西を撃つ」という意味で、東で声を発してそちらにいると見せかけて、実際は西を撃つという騙しの戦術である。
敵に対しては弱小のように見せかけて誘い出し、堅強な兵で迎え撃つ。西に領土を広げようとするなら、先ず東に進むというのが支那戦史の鉄則でもある。
また、斉の威王が軍師・孫臏(そんぴん)の献策により、魏が趙を攻撃している最中に魏の都を急襲して趙を救ったという故事には、「囲魏救趙(いぎきゅうちょう)」(兵法三十六計第二計)という戦略もある。
敵を集中させるよう仕向けるよりも、敵を分散させるよう仕向けるのがよいとされ、敵の正面に攻撃を加えるよりも、敵の隠している弱点を攻撃する策。敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術だ。
支那の戦史にはこうした戦略、謀略が実に多く、尖閣問題を始めとする東シナ海のトラブルは、中共の真の狙いは尖閣ではなくて、南シナ海、西沙諸島と見せかけて、南沙諸島の支配だったと言えるのではなかろうか。
そんなことを思わせる様な事案が南シナ海で起きている。中共が南沙諸島の岩礁を埋め立てして建造している人口島の軍事基地である。
安倍首相が以前、「南シナ海は北京の湖となって行くかの様に見える。アナリスト達が、オホーツク海がソ連の内海となったと同じく南シナ海も中国の内海となるだろうと言う様に」と、南シナ海の現状を嘆いたことは記憶に新しい。
「南シナ海は、核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原潜が基地とするに十分な深さがあり、隣国を恐れさせるに十分である」と、安倍は南シナ海での中共の軍備増強を危惧していたが、それが今、現実のものとなりつつあるのだ。
人口島の軍事基地建設によって南シナ海が要塞化されれば、周辺諸国に脅威となるばかりか、我が国へ運ぶ石油ルート(シーレーン)も中共の思いの儘で、石油ルートの閉鎖は我が国の運命すら握っていると言っても過言ではない。
国会のホルムズ海峡論議を見ていると、中共に与し、南シナ海の現実から目を逸らす様に謀っているのではないかと疑いたくもなる。 フィリピンから米軍が撤退したことで、中共の海洋進出が可能となってしまった訳だが、沖縄も決して対岸の火事ではない。こうした軍事基地化は早いうちにその芽を摘み取ってしまうことだ。
米国も憂慮とか遺憾の意などと言ってないで、爆撃して木っ端微塵に沈めてしまえ。中東での空爆を思えば簡単だろう。若し、その結果、中共と戦争ということになればこれ即ち、習近平率いる中国共産党を消滅させる好機と成ろうし、紛争が起これば我が国の政治家も国民も少しは目が覚めるというものだ。呵呵大笑
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
戦争を誘発する最大要因は、政治家の無能と不作為であるのは言うまでもない。国会審議を見ていると、こうした政治家が戦争を起こし、始めれば始めたで他人事の様に論じ、負ければ負けたで詭弁を弄し責任転嫁するのだろうと思ってしまう。
ホルムズ海峡の封鎖は経済封鎖であり即戦争状態を現す。「ホルムズ海峡を通る石油は燃やすとあったかいものです。そんな燃やすとあったかいだけの石油なんかのために戦争するなんて、 世界に対して恥ずかしいと思わないんですか!」と民主党議員は言った。こういうバカ議員が戦争を誘発し、負け戦へと導く(苦笑)
同じ様に我が国は北朝鮮に対し、拉致問題という大義名分があれど経済制裁を実行している訳だが、これは正に北朝鮮への宣戦布告と同じこと。北朝鮮からすれば戦争状態だということだ。我が国の政治家にはそんなことさえ分からない。
安全保障関連法案を「戦争法案」だとか「戦争を始める気か!」などと騒いでいるが、既に北朝鮮とは戦争状態であるということには全く気付いていない。
左翼陣営を筆頭に、国民の多くは現在が「平和」なのだと思い込み、また「平和憲法さえあれば大丈夫!」だとか「九条は世界の誇りだ」という神話に憑りつかれている。こうした認識は、過去の「原発神話」に似てなくもない(笑)
常に思い込みを止め、一旦緩急に備え法整備を万全にすることが政治家の仕事であり、その上で国家観を以て外交という話し合いを進める。そしてその外交の後ろ盾は、強力な軍事力という背景が無くてはならないのだ。自衛隊増強は当たり前。
軍事力は外交を行う上での強力な武器となる。シーレーンの防衛はホルムズ海峡ばかりではない。南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の岩礁に建設されている中共軍の軍事施設もまたシーレーン防衛を語る上では非常に重要な問題である。
支那には古より、「声東撃西(せいとうげきせい)」(兵法三十六計第六計)という兵法や戦略がある。「東に声して西を撃つ」という意味で、東で声を発してそちらにいると見せかけて、実際は西を撃つという騙しの戦術である。
敵に対しては弱小のように見せかけて誘い出し、堅強な兵で迎え撃つ。西に領土を広げようとするなら、先ず東に進むというのが支那戦史の鉄則でもある。
また、斉の威王が軍師・孫臏(そんぴん)の献策により、魏が趙を攻撃している最中に魏の都を急襲して趙を救ったという故事には、「囲魏救趙(いぎきゅうちょう)」(兵法三十六計第二計)という戦略もある。
敵を集中させるよう仕向けるよりも、敵を分散させるよう仕向けるのがよいとされ、敵の正面に攻撃を加えるよりも、敵の隠している弱点を攻撃する策。敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術だ。
支那の戦史にはこうした戦略、謀略が実に多く、尖閣問題を始めとする東シナ海のトラブルは、中共の真の狙いは尖閣ではなくて、南シナ海、西沙諸島と見せかけて、南沙諸島の支配だったと言えるのではなかろうか。
そんなことを思わせる様な事案が南シナ海で起きている。中共が南沙諸島の岩礁を埋め立てして建造している人口島の軍事基地である。
安倍首相が以前、「南シナ海は北京の湖となって行くかの様に見える。アナリスト達が、オホーツク海がソ連の内海となったと同じく南シナ海も中国の内海となるだろうと言う様に」と、南シナ海の現状を嘆いたことは記憶に新しい。
「南シナ海は、核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原潜が基地とするに十分な深さがあり、隣国を恐れさせるに十分である」と、安倍は南シナ海での中共の軍備増強を危惧していたが、それが今、現実のものとなりつつあるのだ。
人口島の軍事基地建設によって南シナ海が要塞化されれば、周辺諸国に脅威となるばかりか、我が国へ運ぶ石油ルート(シーレーン)も中共の思いの儘で、石油ルートの閉鎖は我が国の運命すら握っていると言っても過言ではない。
国会のホルムズ海峡論議を見ていると、中共に与し、南シナ海の現実から目を逸らす様に謀っているのではないかと疑いたくもなる。 フィリピンから米軍が撤退したことで、中共の海洋進出が可能となってしまった訳だが、沖縄も決して対岸の火事ではない。こうした軍事基地化は早いうちにその芽を摘み取ってしまうことだ。
米国も憂慮とか遺憾の意などと言ってないで、爆撃して木っ端微塵に沈めてしまえ。中東での空爆を思えば簡単だろう。若し、その結果、中共と戦争ということになればこれ即ち、習近平率いる中国共産党を消滅させる好機と成ろうし、紛争が起これば我が国の政治家も国民も少しは目が覚めるというものだ。呵呵大笑
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cordial8317 at 05:22│Comments(0)
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