2021年02月25日
「中国」と呼ぶことは「ハイル・ヒトラー!」と同じ忠誠である(笑)

中国共産党(中共)との尖閣諸島領有権問題やガス田問題、韓国との竹島問題、北朝鮮との拉致問題、ロシアとの北方領土問題など未だ解決の兆しすら見えないのは、全て日本政府の国家主権に対する甘さが招いた結果である。
未だ共産主義を最高原理として崇め、神や仏という共産主義を超える最高の存在を許さず、人民には信仰の自由は認めない。そういう歪な体制である中共との平和友好など所詮は茶番でしかない。我が国は日台関係の再構築を目指すべきだ。
集会、結社、出版、言論等々基本的人権が無く、満州、内蒙古、チベット、新疆の異民族を虐殺し土地を奪い、共産主義と漢民族化を強制し、清朝時代の最大版図を「歴史的領土である」と主張する中共こそ最大の帝国主義国である。
多くの日本人は日中とは「同文同種」とか「一衣帯水」という認識を持ち、「四書五経」のイメージで支那への憧れを膨らませ、「支那」や「中共」ではなく「中国」と呼称する。反共、反中を訴える右翼人の中にもいる。中国と呼ぶくらいならせめて「チャイナ」と呼ぶべきだが、反米を訴える右翼が英語ってのもなぁ(笑)
「中国」という言葉の一番古い意味は「首都」で「国民国家」を意味するものではない。中国と呼ぶことは北京が世界の中心だということを暗に認めていることだ。
抑々「支那」という言葉は最初の統一王朝の「秦」に由来する。清朝の公的文書にも「支那」との言葉は出てくる。新井白石が「チーナ」を「支那」と翻訳した。
政権・王朝が代わっても、その基底にある自然・民族・文化を意味する名称として「支那」は使われて来ており、歴史に証明された言葉でもあるのだ。
「支那」いう呼称は差別でも何でもなく世界の共通語でもある。中共は我が国に対してだけ「中国」と呼ぶよう強要するのは、忠誠を示させ属国化を謀ってるだけ。
英語圏では「チャイナ」。フランス「シーヌ」。ドイツ「ヒーナ」。イタリア語「チーナ」。ペルシャ語「チーン」。インド「シナスタレ」など、「China」をそのまま母国語で表現している国が殆ど。ロシアは「キタイ」と呼ぶ。
キタイとは 支那大陸の北部を支配しただけの契丹のことだ。大統一帝国の秦どころか、契丹と呼称とするロシアに「差別だ」との抗議の声が上がったことがない。
日本を属国と見做す中共は、日本にだけは自分達を世界の真ん中にある「中国」と呼ばせたい。「中国」と呼ぶことは「ハイル・ヒトラー!」と同じ忠誠である(笑)
「支那」が差別というならば「東シナ海」「南シナ海」「インドシナ半島」等ははどう説明するのか。また「中国放送」「中国新聞」「中国電力」「中国ガス」「中国銀行」などの名称でも分かるが、「中国」とは中心という意味でしかない。
「支那」禁止の理不尽な言い掛かりが始まったのは、戦後の混乱期の昭和21年6月に遡る。形式上、連合国の一員で戦勝国であった支那はその力関係を盾に我が国に「中国」という名を強要した。外務省はそれに何ら反論も出来ず従順に受け容れた。
直ちに「外務省次官・局長通達」が出され、「理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使わぬ様に」と言論機関などにこれを強制し、「中国」の呼称が国民に浸透し現在に至っている。一つの譲歩が更なる譲歩を生む典型であろう。
我が国外交の柱というべき近隣諸国条項は「中国」呼称強要に屈した軟弱外交に起因する。この「隣国が嫌がるようなことはしない」との外務省「言論抑圧」通達は無効であり、「支那」という呼称こそが世界の共通語であることを認識すべし。
親中派は日本と支那との関係を、「一衣帯水」だとか「同文同種」「古くからの隣人」などと言って国民を誑かしているが、日中間に国交関係が樹立されたのは20世紀に入ってからであり、未だその関係は100年ほどしか経っていない。
遣唐使は約250年間、菅原道真の献策に由って廃止されるまで派遣され、唐の文化が奈良時代の平城京を中心とした天平文化に影響を与えた例はあるが、我が国が国書を携えて派遣したのは「倭国」であり「日本」と名乗ってからは交易は無い。
我が国は正式な国交関係は持たずに「政経分離」の方針を貫き、独自の文化を形成して行った。孔孟の教えにしても日本人が好意的に伝え実践しているだけ。
明治4(1871)年に日清修好条規を結んだ相手は満州人の清朝であり、満州人が支那を支配していたが漢民族の国ではなかった為に、支那との正式な外交は明治45年の中華民国誕生まで待たなければならなかったというのが歴史的事実である。
日本国政府は、昭和49(1974)年の「日中共同宣言」を受け、昭和53(1978)年8月12日、「日中平和条約」を締結した。締結した「日中平和条約」には「両締結国は、善隣友好の精神に基きかつ平和及び互恵並びに内政に関する相互不干渉の原則に従い両国民の交流促進のため努力する」と踏襲されている。
尖閣列島の国有化に反発する「反日デモ」は、どう見ても善隣友好の精神に基いての行動とは思えない。況してや日本側が「過去の我が国の侵略行為や植民地支配などで多くの人々に耐え難い苦しみと悲しみを齎した」と譲歩することでもない。
共産主義一党独裁の中共と友好関係を続けていること自体、国益を大きく損なうもので、平和友好を推進するなら共産主義を崩壊させること以外にない。
余談だが、世界では日本を「ジャパン」と呼ぶ。だが、本来は「ニッポン」と言うのが正しい呼び名だ。国際会議やオリンピックなどの国際大会などで「JAPAN」と表示されるが、そろそろ「NIPPON」と表記すべきだと思うが如何だろう。
※コメントは会員のみにさせて頂いておりますが、コメント入力希望の方はパスワードを教えますのでmr.cordial@live.jpへ御気軽にメールを寄せられたい。
《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ
cordial8317 at 07:29│Comments(0)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。