2022年12月25日
行動右翼の防共挺身隊に所属していたという誇りを胸に精進して欲しいものだ

ネットで懐かしい写真を見付けた。防共挺身隊(防挺)の福島支部長や幹事会メンバーもいて懐かしい。紀元節の日に靖國神社に集まった時のものだろう。
今は連絡も途絶えたが夫夫、何をやっているのだろう。まぁ、現役時代も真剣に右翼という生き方をしていた訳でもなし、日々の生活に流されているに違いない。
右翼という生き方が「国家社会主義」や「農本主義」「純正日本主義」などの思想を基に活動したのは遠い昔の話で、今はそうした思想も無ければ政治問題に関してもネット右翼と呼ばれている連中の方が長けている。だが、悲観はしていない。
人生というのは、好い時もあれば悪い時もあるもの。活動家ではあるがその一時期に女に奔ったり、金儲けに奔ったりする時期もあっても好いと思う。その方が人間味があって右翼らしくもある。どんな生き様をしてようがホンモノは残る。
街宣車のある者は、それを大いに利用して街頭演説などで啓蒙したり、政治や行政を糺したり、悪徳資本家(企業)へ抗議するのも好い。宣伝車が無い者は徒歩で集団示威行為をしたり、ハンドマイク使った街宣もそれはそれで好いだろう。
政治家や悪漢ども、営利に狂奔する企業や経営者への抗議文の送付も好いしビラを撒くも好し。或いは、何かの形で社会貢献するのも好い。愛国活動や救国運動とは、夫夫が出来ることをコツコツとやれば好いし、時には暴力も在り得るだろう。
真面目な右翼も、不真面目な右翼も、パクられてばかりいる右翼も、ヤクザにビビリな右翼も、金儲けの下手な右翼も、ヤクザ系右翼も、詩心のない乞食右翼と揶揄されようが、それも右翼である。色んな右翼がいて右翼が成り立っている。
右翼は断じて愛国者ではない。愛国者とは国に頼らず国を支えている真面目な勤労者だと思う。だが、右翼として日々の生活を怠惰に生きながらも、或いは日々の生活に流されながらも、志しさえ忘れなければいつかはその愛国の至上は届くだろう。
右翼とは「よく読み」「よく書き」「よく喋る」の三要素が求められると先輩から教わった。知識を大いに啓発して人格向上に努めるべきだが、同時に己の弱さを知り、それを克服せんが為に努力し、自らの魂を磨くことこそ大事である。
保守ブームに便乗し、「日本は滅びる」「日本が危ない」と徒に危機を煽り、日本が滅亡するかの様に叫ぶ自称保守や、それを売り物にしている営業右翼がいる。
右翼から左翼に転向しながら未だ新右翼を騙る鈴木邦男なるインチキもいる。そんな営業保守や自称愛国者どもの言葉を真に受けて、その御先棒を担ぎ、前衛となってネットで街頭で騒ぎ立てているのが自称・愛国者らであり、ネット右翼らである。
右翼の何たるかも知らないで、「右翼」と称されるとは右翼もナメられたものだ。愛国運動が軽々しくなったのは政治家の無能は然ることながら、「愛国」や「保守」を利用し、それを生業としている似非右翼や営業保守が元凶ではなかろうか。
正統の保守主義者に於いて時間を体験する仕方は、過去の意味を直視し、その中に価値を見出す発見によって未来を創造して行くものである。高い精神の伴わない我が国の繁栄はやがて衰退するし、現在の保守ブームは単なる「流行」に過ぎない。
我ら大和民族は目先の繁栄ではなく、神武肇国の精神の高揚と国民国家の繁栄をこそ目指さねばならないのだ。国を愛する心を涵養するとは如何なることか。街頭に立ち、日の丸や旭日旗を掲げ、街中を闊歩するそんな軽々しいものではない。
国を愛する心とは大和の心であり、祖国日本に生を享けた我ら日本人が、八紘を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむこと。つまりは神武肇国の大理想「八紘一宇」を掲げ、天皇國日本の真姿開顕へ奮闘前進すること以外に無いのである。
盟友と袂を分かち13年経った。行動右翼のパイオニアを自任した防挺も今や風前の灯。そうした現状は淋しいもので、隔靴掻痒の感は拭えないが、愚生を含め、防挺を去った後輩らも、防挺に所属していたという誇りを胸に精進して欲しいものだ。
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cordial8317 at 07:45│Comments(0)
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