2014年12月13日
贔屓し過ぎて、反ってその人の迷惑になってはいませんか?
「贔屓の引き倒し」という言葉を知ってるだろうか。「贔屓し過ぎて、反ってその人の迷惑になる」という意味だ。そんな「贔屓の引き倒し」を知るエピソードがある。平成20年に行われた第22回参院選・山梨選挙区で、日教組のドンと言われた輿石東に無名の元高校教師・宮川典子が挑戦して、僅か3745票の差で惜敗した。
「輿石が参院選挙で落選する」との予想が各報道機関の世論調査で明らかにされると、輿石は、局面打開の為に鳩山・小沢の偽装辞任劇を画策。菅直人新総理誕生の御祝儀相場で、20%そこそこだった民主党の支持率が60%台に跳ね上がった。
こうしたこともあって落選と目されていた輿石が息を吹返し一気に当選圏内に。その後、菅の消費税増税発言で宮川が追い上げるが追い上げもここまで、落選の憂き目に遭った。票が伸びなかった一因に「贔屓の引き倒し」があったという。
それというのも、地盤も看板もカバンもない宮川を応援しようと自民党が総力を挙げて選挙戦を戦ったのだが、対抗馬が日教組の輿石ということもあり「たちあがれ日本」が輿石批判を訴え、そこに右翼団体までも押しかけて輿石糾弾を始めた。
宮川の選対幹部は、「右翼団体が街宣車で押しかけて来て、盛んに輿石糾弾をしました。彼らにすれば当然の糾弾でしょう。輿石のやっていることも糾弾に値します。だけどそれが宮川に優位に働くかというと、必ずしもそうは言えない」と語る。
「そこへ『たちあがれ日本』がやって来て、輿石批判をやる。何か、右と左の対決みたいな様相になって来て、これまた宮川にとって、どうも有利に働かない。有難い応援には違いないんですが、贔屓の引き倒しみたいな感じになっちゃった」
「こちらは世代交代を訴えたかったんです。向こうは74歳、こちらは31歳ですからね。後半はひたすらその線で行きました。後一週間かそこらあれば勝てたんじゃないかと思います」。小生も右翼人の一人として、輿石糾弾を展開した団体を責める立場には無いが、自分の過去の行動を振り返れば反省すべき点は多い。
自分では良かれと思った行動が「贔屓の引き倒し」になっている場合も無きにしも非ず。所謂「終戦記念日」の8月15日に、多くの右翼団体や軍事マニアや自称・愛国者が大挙して「靖國神社」に集合する。これも贔屓の引き倒しの好い例だろう。
自民党支持者や熱狂的安倍信者というか安倍マニア、次世代の党に期待し過ぎてる方や皇室カレンダーを飾って愛国者ぶってる諸君らもそうだろう。また、奉仕活動というのは隠れてやるものだが、「勤労奉仕して来た」などとボランティアを自慢している方々然り、それって贔屓の引き倒しになってないですか(笑)
話しは変わるが、頂いて始末に困るものが「皇室カレンダー」。右翼だからと送ってくれるのだろうが、右翼事務所なら飾ることもあるが、自分の部屋には飾らない。何故なら月が替わればページを捲るというのはどうも気が進まないからだ。
冒頭に書いた「贔屓の引き倒し」ではないが、右翼の世界に入り違和感を持ったのは、口では「尊皇」を唱えながら、皇室を軽々しく扱っているのではと思うことが少なくなかった。例えば、天長節だが、正月の一般参賀でも私服やノーネクタイで行くというのは違和感を覚える。右翼人以前の問題であって常識を疑ってしまう。
正月には、笑点の落語家かと見間違える様な派手な着流し姿で参賀する任侠系右翼の会長も見かけるだが、着物を着るなら袴を着用するのが侍としての常識だろう。
皇室に係わる問題は避け、画像のアップも控える様にしている。右翼如きが皇室を語ることこそ贔屓の引き倒しであり、陛下への尊厳をも穢すことにもなり兼ねないと思っているからだ。右翼人なら「神聖にして侵すべからず」に尽きる。
右翼人や自称・愛国者が、ネットと雖も気安く御真影や動向などを貼り付けるのは左翼の策謀である天皇制廃止運動に与するものだと思っているし、どうしても違和感を感じてしまうのだ。皇室カレンダーにしても警察関係者OBが係わっているのではないのだろうか。皇室を利用し金儲けをしてるとしたら赦されるものではない。
年末になると警察関係者がこのカレンダーを大量に購入し配布する。某大手任侠右翼団体も下部団体に強制的に購入させているが、その目的は尊皇の穿き違い。上層部のシノギだろう。自宅に飾るのは靖國カレンダー、これに限ります。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
「輿石が参院選挙で落選する」との予想が各報道機関の世論調査で明らかにされると、輿石は、局面打開の為に鳩山・小沢の偽装辞任劇を画策。菅直人新総理誕生の御祝儀相場で、20%そこそこだった民主党の支持率が60%台に跳ね上がった。
こうしたこともあって落選と目されていた輿石が息を吹返し一気に当選圏内に。その後、菅の消費税増税発言で宮川が追い上げるが追い上げもここまで、落選の憂き目に遭った。票が伸びなかった一因に「贔屓の引き倒し」があったという。
それというのも、地盤も看板もカバンもない宮川を応援しようと自民党が総力を挙げて選挙戦を戦ったのだが、対抗馬が日教組の輿石ということもあり「たちあがれ日本」が輿石批判を訴え、そこに右翼団体までも押しかけて輿石糾弾を始めた。
宮川の選対幹部は、「右翼団体が街宣車で押しかけて来て、盛んに輿石糾弾をしました。彼らにすれば当然の糾弾でしょう。輿石のやっていることも糾弾に値します。だけどそれが宮川に優位に働くかというと、必ずしもそうは言えない」と語る。
「そこへ『たちあがれ日本』がやって来て、輿石批判をやる。何か、右と左の対決みたいな様相になって来て、これまた宮川にとって、どうも有利に働かない。有難い応援には違いないんですが、贔屓の引き倒しみたいな感じになっちゃった」
「こちらは世代交代を訴えたかったんです。向こうは74歳、こちらは31歳ですからね。後半はひたすらその線で行きました。後一週間かそこらあれば勝てたんじゃないかと思います」。小生も右翼人の一人として、輿石糾弾を展開した団体を責める立場には無いが、自分の過去の行動を振り返れば反省すべき点は多い。
自分では良かれと思った行動が「贔屓の引き倒し」になっている場合も無きにしも非ず。所謂「終戦記念日」の8月15日に、多くの右翼団体や軍事マニアや自称・愛国者が大挙して「靖國神社」に集合する。これも贔屓の引き倒しの好い例だろう。
自民党支持者や熱狂的安倍信者というか安倍マニア、次世代の党に期待し過ぎてる方や皇室カレンダーを飾って愛国者ぶってる諸君らもそうだろう。また、奉仕活動というのは隠れてやるものだが、「勤労奉仕して来た」などとボランティアを自慢している方々然り、それって贔屓の引き倒しになってないですか(笑)
話しは変わるが、頂いて始末に困るものが「皇室カレンダー」。右翼だからと送ってくれるのだろうが、右翼事務所なら飾ることもあるが、自分の部屋には飾らない。何故なら月が替わればページを捲るというのはどうも気が進まないからだ。
冒頭に書いた「贔屓の引き倒し」ではないが、右翼の世界に入り違和感を持ったのは、口では「尊皇」を唱えながら、皇室を軽々しく扱っているのではと思うことが少なくなかった。例えば、天長節だが、正月の一般参賀でも私服やノーネクタイで行くというのは違和感を覚える。右翼人以前の問題であって常識を疑ってしまう。
正月には、笑点の落語家かと見間違える様な派手な着流し姿で参賀する任侠系右翼の会長も見かけるだが、着物を着るなら袴を着用するのが侍としての常識だろう。
皇室に係わる問題は避け、画像のアップも控える様にしている。右翼如きが皇室を語ることこそ贔屓の引き倒しであり、陛下への尊厳をも穢すことにもなり兼ねないと思っているからだ。右翼人なら「神聖にして侵すべからず」に尽きる。
右翼人や自称・愛国者が、ネットと雖も気安く御真影や動向などを貼り付けるのは左翼の策謀である天皇制廃止運動に与するものだと思っているし、どうしても違和感を感じてしまうのだ。皇室カレンダーにしても警察関係者OBが係わっているのではないのだろうか。皇室を利用し金儲けをしてるとしたら赦されるものではない。
年末になると警察関係者がこのカレンダーを大量に購入し配布する。某大手任侠右翼団体も下部団体に強制的に購入させているが、その目的は尊皇の穿き違い。上層部のシノギだろう。自宅に飾るのは靖國カレンダー、これに限ります。
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cordial8317 at 06:20│Comments(0)
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