本日は「人々の勤労によって生み出される万物の生産を祝う日」である「男子三日会わざれば刮目して相対す」というが

2021年11月25日

決して挫けることなく初一念を貫いて皇国日本の再建に邁進せよ!

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 三島由紀夫は同行した森田必勝と共に、昭和45年11月25日午後0寺15分、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地、東部方面総監室にて割腹自決した。

 三島・森田の死から半世紀以上が経ち、改めて現憲法の矛盾性と不当性に多くの国民が気付き始め、憲法改正の必要性を感じている。だが、三島が訴えたかったのは、皇軍であるべき自衛隊の存在を否定する憲法改正の訴えは単なる手段に過ぎず、真に訴えたかったのは「日本人を骨抜きにしてしまった現憲法」に対峙し、憲法改正ではなく、矛盾だらけのクソ憲法を破毀することこそが主眼であったと確信する。

 携行したその「檄」には、「もっとも名誉を重んずるべき軍が、もっとも悪質な欺瞞の中に放置され・・・自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与えられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与えられず」と喝破した。

 だが、悲しい哉、自衛隊は現行憲法下では憲法違反の存在であり、未だ「警察予備隊」時代のまま、「集団的自衛権の憲法解釈」などという目先の誤魔化しによってかろうじて存在し、あやふやな中途半端な存在のまま放置され続けているのだ。

 自らの国家の防衛をも否定する矛盾だらけの現憲法を見直し、違憲状態の自衛隊を「国軍」とすることに、何を躊躇し、誰に憚るというのか。防衛に勤しむ自衛官は心強いし、災害に立ち向かう姿は頼もしい。自衛官は我が国の誇りである。

 そういう意味では、先日の総選挙の結果はインチキ平和主義の護憲政党である公明党との決別を明確にするべきであるとの思いを逞しくした。自公連立が続く限り、憲法改正は愚か、戦後政治からの脱却なんぞ絵空事で終わるだろう。

 抑々、自民党は、公明党との連立に固執するのは、公明党の集票力を期待してのこと。だが、衆院選や他の選挙の結果を見るまでもなく、創価学会員の集票力は低下する一方だ。今や、誰もが自公連立に意味など無いことに気付いている。

 創価学会票に期待するよりも自民党内に蠢く獅子身中の虫の剔抉こそ大事。政権に固執するばかり自公連立を優先する余り国益を害することがあってはならない。

 憲法論議を避け、自衛隊の存在意義を無視し、国防を論ずることなどあってはならない。政治家のこれ以上の怠慢は赦されない。戦後のあらゆるタブーに挑戦せよ。

 昭和45年11月25日の決行当日、同行した小賀正義に命令書が渡された。死を決意して臨んだ行為に「生き残れ」と命じた三島の思いや、残される三人の気持ちを考えると慟哭を抑えきれない。その中の一文にはこう記されてあった。

「小賀正義君。君は予の慫慂により、死を決して今回の行動に参加し、参加に際しては、予の命令に絶対服従を誓った。依ってここに命令する。君の任務は同志古賀浩靖君と共に人質を護送してこれを安全に引渡したるのちいさぎよく縛につき、楯の会の精神を堂々と、法廷に於て陳述することである。今回の事件は、楯の会隊長たる三島が、計画立案、命令し学生長森田必勝が参画したるものである。三島の自刃は隊長としての責任上、当然のことなるも、森田必勝の自刃は、自ら進んで楯の会全会員及び現下日本の憂国の志を抱く青年層を代表して、身自ら範を垂れて、青年の心意気を示さんとする。鬼神を哭かしむ凛冽の行為である。三島はともあれ、森田の精神を後世に向って恢弘せよ。しかしひとたび同志たる上は、たとひ生死相隔たるとも、その志に於て変りはない。むしろ死は易く、生は難い。敢て命じて君を艱苦の生に残すは予としても忍び難いが、今や楯の会の精神が正しく伝わるか否かは君らの双肩にある。あらゆる困難に耐え、忍び難きを忍び、決して挫けることなく、初一念を貫いて、皇国日本の再建に邁進せよ。楯の会隊長 三島由紀夫 昭和四十五年十一月」

「益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて今日の初霜」(三島由紀夫)

「今日にかけて かねて誓ひし 我が胸の 思ひを知るは 野分のみかは」(森田必勝)

 旧来の思想や社会構造を打破しようとするとき常軌を逸した行動が生まれる。浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢を筆頭に三島由紀夫と森田必勝、野村秋介らの行動こそが正気の狂気であり、この狂気こそが我が国に圧し掛かる重苦しい閉塞感を打破する力に成り得るのだ。 今こそ彼らの精神を想起し、祖国日本の恢復を急ぐべし!

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cordial8317 at 05:05│Comments(0)

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