河井継之助の終焉の地・会津只見から越後長岡への旅を企画してみた!今年も夏休み中に多くの人が成田空港を利用したが

2014年08月28日

医療費11年連続で過去最高を更新し年40兆円に迫る

 厚生省は昨年度(平成25年)に医療機関へ支払われた医療費が概算で39兆3000億円となり、11年連続で過去最高を更新したと発表した。我が国の歳入は約50兆円、単純に見ればその約8割が医療費ということだ。前年度と比べ8000億円増。このまま推移すれば10年後の医療費は50兆円を超えると予想されている。

 何故に、医療費がここまで増大してしまったのかといえば、日本医師会の票とカネ目当ての政治家どもが、医療制度や医療行政の改革に手を拱き傍観を極め込んでいたことが原因であり、我田引水的医療制度を創り出して来たところに在る。

 医療制度の改革は、自民党を始めとした政治家と日本医師会の馴合いを矯正する必要があるが、その実行は不可能に近い。医師会は選挙になると抜群の集票力を持っている。資金も潤沢であり、政治家はこの医師会の票とカネ欲しさに媚び諂う。

 民主党が政権に就いたのも医師会の支持表明に因るところも少なくなく、民主党政権に見切りを付けた医師会は自民党に再度鞍替えし安倍自民党を支援した。

 愚生が右翼団体に入隊した昭和54年、日本医師会の会長は「喧嘩太郎」と言われた「武見太郎」という人物が君臨してた。「医師優遇税」問題を巡り、医師会は、自己の意の儘にならない自民党議員に憤慨し、「次期同選挙では自民党代議士を50名程落選させる」と豪語し、当落線上にいる自民党議員を震え上がらせた。

 そのカネを握らせて抑え込む手口は暴力団そっくりで、未だそうした陋習は国会にも蔓延り、医師会の思い通りに事が進められている。その時代から比べれば日本医師会もこじんまりしてしまったが、逆に構図が分かり難くなり、然も政治家に媚び諂う様に見せかけては、算段に長けた強かな輩が牛耳っている様にも思える。

 現在の政治家で、こうした構造的に腐敗している医療制度にメスを入れ、真の医療制度の確立を訴えれば国民の共感を得るのは間違いないと思うのだが、そうした覚悟を持った政治家もいない。昨年だったか麻生太郎が、医療費負担について「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と語り物議を呼んだ。

 麻生は医療費の抑制策として、病院に通わずに医療費が掛からなかった高齢者に対して、「『10万円をあげる』と言ったら、医療費は下がる。それが最もカネが掛からない方法だ」とのアイデアを披歴したが、その理屈は決して間違ってはいない。

 介護保険でもそうだが、何でもかんでも利用しなきゃ損みたいな風潮に一石を投じる意味でも「健康高齢者褒賞金制度」は面白い試みであり、大いに結構なことで、是非とも実行して頂きたいものだ。麻生は終末医療についてもこう語った。

「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをして貰う必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことが出来ないと死ねません。いい加減、死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、叶わない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねる様にして貰わないと」。この発言にしても激しく同意するものだ。

 その上で麻生は、「残存生命期間が何カ月かとそれにかける金が月に一千何百万円だという現実を厚労省も一番よく知っているはずだ」とし、終末医療での財政負担が重い現状を指摘したが、正論であって批判されるべき発言ではない。

 国家予算に占める医療費の負担は年々殖え、今や我が国の財政を危機的な状況にしている医療費の現実や医療の実態を国民一人一人が知り考えることは大事だ。

 国民医療費は年々増加の一途を辿り、内、高齢者の医療費は医療費の増加と比例する。麻生の「健康高齢者褒賞金制度」は予想以上の成果を齎すのではなかろうか。

 新薬や医療技術が向上するのは大いに結構な話しだが、華美で分不相応な病院施設も目立つ。「本当にそんなものが病院に必要なのだろうか」と疑問も多い。

 医療に携わる医師や製薬会社が、「医を以て世に尽くす」という根本に立ち返らない限り、医療費は殖え続けるだろう。厚労省は価格の低い「後発医薬品(ジェネリック)」の利用促進や入院日数短縮など、医療費抑制策に取り組んではいるが、現実的には「焼け石に水」で、医療費高騰の歯止めどころか膨らむ一方。

「乱診乱療」「薬漬け」「保険点数の水増し請求」「大口脱税」「在宅医療」など、「医を以て世に尽くす」どころか営利に狂奔する悪徳医師の構造的腐敗にメスを入れることが、膨れ上がる医療費の見直しにも繋がる訳だが、如何せん、聖域化してしまっている医療制度を抜本的に改革しようという政治家もいないのが現状だ。

 高齢化社会に向けて、社会保障の充実や医療技術の向上を図ることは結構なことだが、現実はそうはなっていない。日本医師会が牛耳る医療行政にメスを入れ、現在の「医は算術」と言わんばかりの医療制度の正常化を図ることこそ大事だ。

 麻生でなくても、終末期医療については疑問を抱いてる国民は少なくない。欧州などでは終末医療での延命治療は「虐待」だと捉えられる。助かりもしないのに医療費目当てにズルズルと生かされたのではホント堪ったものではない。

 家族に迷惑をかけずに、コロッと死にたいというのは誰もが持つ死生観だろう。人の人生は様々だろうが、「生」というものだけに拘るより、個々の「死」の尊厳というものを重んじる医療というのも考えて行かねばならないと痛感する。

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cordial8317 at 05:39│Comments(0)

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